磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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平和 核開発の時代に問う

2007年01月20日 | 読書日記など
『平和 核開発の時代に問う』
   衆議院議員 原口一博・著/ゴマブックス2007年

テレビ番組によく出ておられて、ハマコーにつっこまれている方の本です。



政治家という職業では「いい人」は誉め言葉にならないそうです。
それは、騙されやすいということにもつながるからではないでしょうか?

でも、悪人が国をよくしたことがなければ、社会をよくした例もないのではないでしようか……。

この著者はキリスト教徒なのでしょうか?
二箇所ほど聖書の言葉が出てきます。
そして、永井隆博士のことが、5ページにわたり書かれてありました。

まあ、いろんなことが書かれてあるので、まとまりの悪い本と思います。
政治家だから仕方がないのかもしれませんが……。

こんな印象深いことも書かれてありました。下「」引用。

「アティテューディナル・ヒーリングを始めたジェリー・ジャンポルスキーの言葉があります。
「相手に死んでほしいと思いながら自分が毒を飲んでいる。相手を殺したかったら、相手に毒を飲ませなければいけないのに、結局は自分が毒を飲んでいる」。」


毒はハマコーや、議員が飲んではいません。
飲ませられているのは、我々国民です。

これで弱者に与えられるべき福祉や医療が奪われて、多くの人が苦しみ、そして殺しているといってもいい現状ではないでしょうか?

河野太郎議員との対談がありました。
河野議員は自然エネルギーをテーマにしているという。下「」引用。

「電力会社、経済産業省、原発をつくっているところは、自然エネルギーを目の仇にしている気がします」


テレビ会社も、半分は電気会社がスポンサーをやめたら倒産するといわれていますね。電気会社が一番のスポンサーでいること自体が異常だといわれています。

プルサーマルだって大きな問題なのに、テレビではほとんど取り上げない……。



永井隆博士に対する著者の文章は、国会議員とは思えない、よいできではないでしょうか? 下「」引用。

「 唯一の被爆国である日本。この国が進むべき道は、決まっている。平和の道をひたすら歩み続けることである。永井博士は、敵を愛せよ、と説いている。自分さえも自国さえも愛せない現代の私たちに、敵を愛するという恐らく一番困難な課題を克服することができるのだろうか。
 博士の言葉は、原爆という核兵器の恐ろしさを身をもって知り、命の炎燃え尽きるまで、人間としての尊厳を失わなかった博士自身の魂の言葉である。怒りは怒りの連鎖を作る。戦争をなくすのは、博士が言うように唯一、愛、それも与え続ける「愛」なのかもしれない。」


核廃絶議連があるそうですが。下「」引用。

「民主党の中にも核廃絶議連があり、岡田克也さんがトップで活躍しています。」


ザーと検索してみましたが、わかりませんでした。(-_-;)







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