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フクシマから学ぶ原発・放射能 「ふしぎ」を科学しよう 別巻

2012年03月25日 | 読書日記など
『フクシマから学ぶ原発・放射能 「ふしぎ」を科学しよう 別巻』
   安斎育郎・監修/
     市川章人、小野英喜・著/かもがわ出版2012年

図書館の説明文。下「」引用。

「放射能って何? 原発の仕組みは? 新エネルギーって? 原発や放射線、再生可能エネルギーについて基礎から整理しなおし、いま日本人に必要な知識をわかりやすく伝える。普及版も同時刊行。」



「核燃料は「使用済み」が一番危険」 下「」引用。
「-略-この灰は普通の灰とぢかってたいへん危険で、「死の灰」と呼ばれます。そのため、使用済み核燃料を入れた管は危険性が小さくなるまで、長い間、原子炉の建物の中で十分に注意しながら、保管する必要があります。-略-」 

「原爆と原発はどこがちがうのですか?」
1. 同じ「核分裂反応」を利用する
2. 反応速度がまったくちがう
3. 燃料中のウラン235の割合がちがう
5. 反応させる燃料の量がちがう
6. 反応で出る放射線のあつかい方もちがう
(注)4.はどういうわけか、書かれてなかった。

「5. 反応させる燃料の量がちがう」 下「」引用。

「広島に落とされた原子爆弾で燃えたウラン235は0.58~0.85kgと考えられています。しかし、電気の出力100万kWの原子力発電所では、その原子炉1基で1日に約3kgのウランを燃やします。原発は1日に広島原爆の3発以上のウランを燃やすのです。1年間原発を運転すると、約1t(1000kg)のウラン235を燃やすことになるのです。
 したがって、核分裂のあとにできる死の灰も、原発1基で1日あたり広島原爆にくらべて3倍以上、1年間で約1000倍もの死の灰を生み出します。これまで54基もつくられてきた日本の商業用原発で生産した死の灰の総量は、広島原爆の100万倍をとっくに超えています。」

「原子炉はもともと原爆をつくる装置」

「内部被ばくは60年後も続く」 下「」引用。

「長崎大学の調査では、長崎原爆で被爆して1ヵ月後に亡くなった人の保存臓器標本から、60年以上経過した現在でも内部被ばくのプルトニウムからアルファ線が出続けていることが明らかになりました。内部被ばくは、放射性物質が骨や内臓などの同じ場所にくっついて細胞に放射線を当て続けます。-略-」

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「核燃料は100百年後になくなる」 下「」引用。

「しかも原子力発電の燃料のウランも、100年後にはなくなってしまうといわれていますので、ウランを燃料にする原発では、燃料の問題を解決できません。しかも、原発を高速増殖炉にしたり、燃料をプルサーマルにすることは、現実的ではありません。-略-」


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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2012-03-25 10:42:58
http://nonukes.jpn.org/

放射能汚染啓発チラシが回ってきました。
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