夢へのいざない記

旅人になって、その日から
旅へ、畑へ、山に温泉へ

屋久島第二幕 縄文杉トレッキング 1日目

2017年04月30日 | 登山
2017年4月18日 晴れ
飛行機が悪天候で飛ばず、予定より一日遅れて後追いの女房が屋久島に到着、ヤクスギランド、紀元杉を観光後の翌日、縄文杉トッレンキングの始まりです。荒川登山口まではゆっくり出発のためタクシーで行きます。








屋久島は水が豊富で登山道に水場が沢山ありますので荷物は楽です。トロッコ道歩きは長いです。








長かったトロッコ道歩きも終点を迎えます。大株歩道入口で昼食を済ませ、いよいよ屋久杉の森に入って行きます。






森の中には沢山の巨木杉が出迎えてくれ、対話しながら進みます。                                          



 

縄文杉と並び、人気のあるウイルソン株、中に入ることができ水が流れています。見上げるとハートマークが現れ、これが人気の秘密です。 






あと一登りで縄文杉、又、新たな出会いがあります。


辿り着きました。縄文杉!圧倒的な存在感です。縄文杉の周りには不思議な空気が漂っています。縄文杉のパワーそのものでしょうね。 


                                            
                                              








縄文杉の上にある高塚小屋、今夜はここでお世話になります。山が嫌いな女房がここまで登ってきました。ワインで乾杯です。

                                                 




宮之浦岳(1963m)3日目 

2017年04月30日 | 登山
2017年4月14日 快晴
空を見上げると、木々の間に青い空があり、もう一度山に向けて登りたい心境だ。この日は海に向けて標高差1600m下向する一番のロングコースになる。昨夜はネズミが少しうるさかったが鹿の沢小屋お世話になりました。








下山道では屋久杉の切り株に根ずき、何千年と続く世代交代、その杉に寄生する樹木達との共存共栄の世界を目のあたりにして、新たな感動を覚えた。それはまるで樹木が長大な年月の中で創り出した芸術作品を見るようであった。










                                                 











標高1600mの小屋から海抜0mのビーチまで降り、登山靴で浜辺を歩いたのは初めての経験であり、屋久島の魅力を思う存分味わえた山旅であった。バス待ちの間、ゆっくり浜辺でコーヒーを飲みながら悠久の時を過ごすことができた。












宮之浦岳(1963m)2日目

2017年04月30日 | 登山
2017年4月13日 快晴
昨夜はだいぶ冷え込んだが、空はからりと晴れ渡り、三山縦走には申し分のない日和でした。まずは花之江河の戻り、黒味岳を目指した。








黒味岳山頂からはこれから登る宮之浦岳、永田岳が稜線が望める、絶景だ。でもまだ先は長い。






次はいよいよ50年来思い焦がれていた山、宮之浦岳を目指す。幾つかの峰を巻くように行くがアップダウンも多い。最後の山頂への登りは三回も騙された。






長い道のりで念願の宮之浦岳山頂に到着、言葉には言い表せられない絶景が広がっていました。











三山のラスト永田岳、まるでアルプスの様な岩峰が登向意欲を掻き立てられます。宮之浦岳山頂であった地元ガイドさんから私を見て花山歩道の下山はくれぐれも慎重に行ってください、とアドバイスをいただきました。一般道ではないらしく、翌日降ってみてよく分かりました。でも、永田岳へ向かいます。







永田岳山頂からは、登ってきた宮之浦岳の秀麗な姿が望まれました。






三山で素晴らしい絶景を楽しみ鹿の沢小屋まで降ります。






鹿の沢小屋、クラシックな感じ山小屋です。この日は私一人で、屋久島焼酎「三岳」のお湯割りを飲みながら屋久島山中の夜を楽しみました。