夢へのいざない記

旅人になって、その日から
旅へ、畑へ、山に温泉へ

重要文化財の温泉施設 上諏訪温泉「片倉館」

2013年09月03日 | 温泉
白馬岳登山の帰りに、久々に上諏訪温泉に立ち寄りました。昭和初期に片倉財閥によって建てられた温泉保養施設は国の重要文化財に指定されています。

昭和初期のロマン香り高き外観。


百人が入れる「千人風呂」。ヨーロッパの古代ローマ風呂を思わせる雰囲気のある浴室。湯量が豊富で深さも1m20cm位有り、底には砂利が敷き詰められており、歩くと気持ちが良い。その他ジャグジー風呂があり、室内はかなり温度が高くミストサウナのようです。



白馬岳(2932m)

2013年09月02日 | 登山
・2013年8月28~29日 
・コース 
・1日目 晴のちガス 猿倉~大雪渓~白馬山頂宿舎
・2日目 晴     白馬山頂宿舎~白馬岳~小蓮華山~白馬大池~栂池自然園

・7月から計画していた白馬岳も天候状態が良くなく、3度目の正直でやっと登山日和となった。何十年来の友人と初めて登山をして、白馬の大展望を楽しみました。

猿倉までタクシーで入り、大雪渓の入口である白馬尻小屋へ向かいます。ここで遅い朝食タイム。




これから登る大雪渓へ。大雪渓を登るため軽アイゼンを装着します。



23日の大雨で雪渓の大崩落があり、クレパスが大きな口を開けています。落ちたら永遠に出てこないかな。



クレパスが沢山有り、途中アイゼンを外します。通しでは登れません。


雪渓を登り終わると急登となりますが、お花畑が眼を和ませてくれ、いつの間にか高度が上がります。







泊まる山頂宿舎が間近に見え、急登もあと少し。美味しい生ビールが待っています。



夕食はバイキングで山小屋としては豪華ディナーです。お薦めの山小屋です。個室も広く6畳有りゆったりと寝られます。



ご来光は山小屋の裏手の稜線からでしたが、立ち位置を間違え朝焼けだけでした。残念! でも刻々と変わる山の景色は美しかった。8月上旬に登った立山や憧れの剱岳がすぐお隣です。




部屋の窓から雲海に浮かぶ白馬三山の二峰、絶景です。


朝のコーヒーを飲みながら絶景を眺め、ゆっくりと山頂を目指します。稜線に出ると剱岳が出迎えてくれます。



山頂、おなじみ三角点。東側は切れ落ちており、落ちたら麓まで行ってしまいそう。怖!



山頂からの雄大眺め。


北、南アルプス、富士山、八ヶ岳、浅間山、妙高山と名だたる峰々の大展望です。                             





昨日、登ってきた大雪渓が眼下に望めます。そして3000mの山から日本海、能登半島が望めるところはなかなかありません。




山頂で大展望を楽しんだ後は小蓮華山へ向かって峰々を眺めながらのルンルンの稜線歩き。



振り返れば、今まで立っていた白馬岳の凛々しいお姿が。これはアップしないと白馬岳に失礼。



小蓮華山の山頂、雪倉岳をバックに可愛いお地蔵さんが似合います。


小蓮華山から白馬大池を目指し急な岩道を下ります。途中、チングルマの花が終わり、種をつけていました。これもまた美しい。



白馬大池でランチタイム。ここではなんと菖蒲が咲いていました。




白馬大池から栂池への急な下りは大岩の上をマーキングを間違えないように慎重に下ります。岩の上にドンと降りるので足にこたえます。


岩の急坂を下り、やっと平らな天狗原に到着。ホット一息です。


栂池自然園に到着、ソフトクリームを舐め、急坂下りの疲れを癒しました。