MとAのミュージカル・ラン日記 ♪♪♪

音楽を聴きながら走る市民ランナーのブログです。ランと音楽以外のスポーツについても書きます。今は大谷翔平に夢中です!

12月16日~22日(2013年) 週間ランニング・ダイアリー

2013-12-24 | ランニング・ダイアリー
落ち着かない日々

 年の瀬。落ち着かない日々。雨も多かった。
 来年は忙しくなりそうで、エントリーした大会を幾つ走れるだろうか?

●This week's song
 

桑田佳祐 千の風になって


千の風になって 秋川雅史

週間走行距離:20.0㎞前週比 -29.2km)
12月間走行距離:136.1㎞
週間走行時間:1時間50分46秒
週間平均ペース:5'33/㎞ (前週比 -0'01/km)


 12月16日~22日(2013年)ランニング・ダイアリー

「月」:休足
「火」:休足
「水」:休足
「木」:休足>
「金」:7km(42分)
 雨も続いて5日ぶりのラン。で、今日も雨。だんだんエスカレートしてきて終盤は予想外の強雨。
ウインンドブレーカーを着ていたとはいえ、かなり寒かった。
「土」:休足
「日」:12㎞(67分)
 2日ぶりのラン。中之江川コース含め全行程ノンストップ・ジョグ。リズムよく走れた。

全国高校駅伝&女子駅伝TV観戦(2013/12/2)

 まあとにかく、高校生と言っても速くてなんかちょっとがっかりな気分になった。だって女子高生(しかも1年生だったりして)でも1㎞を3分10秒とか15秒とかでラップを刻んでゆくのだから。
 自分に引き寄せて考えるのがいけないのだが、見ながら「おれなんてキロ4分切るのもたいへんなのに・・・」などと身の程知らずな感情がふつふつ湧きおこってしまう。

 男子は競技場に入ってから4校がデッドヒートを繰り広げるという前代未聞のレースとなった。山梨学院大付属が初優勝。ラストスパートで征したアンカーの選手は監督よりも監督らしいような立派なインタビューで印象に残った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12月9日~15日(2013年) 週間ランニング・ダイアリー

2013-12-19 | ランニング・ダイアリー
冷たい雨が降っていた

 大の拓郎ファンだった--だったというのは最近めっきり新曲も減ったし、ちょっと“わびさび”の領域に入りつつあるので昔のようには聴くことがなくなったというような意味合いだ--わたしは、この曲もよく聴き自分でも得よく歌ったものだ。好きな曲の1つといってもいい。


吉田拓郎 冷たい雨が降っている (Live 1991)

 歌詞は全く関係ないけど、不思議なものでこの曲の伝える温度感というか世界との関係というか、そういう感覚がとても身近に感じられるような1週間だった。
 12月13日この街に初雪が降った。その日モンタロウが静かに息を引き取った。雨の中鎮魂ラン。いつまでも走り続けていたい気分だった。
 このVの後半に「ひとりぼっちの夜空に」という曲が入ってるんだけれど、これは初めて聴く(たぶん)。

週間走行距離:49.2㎞前週比 -1.2km)
12月間走行距離:116.2㎞
週間走行時間:4時間33分42秒
週間平均ペース:5'34/㎞ (前週比 -0'02/km)


 12月9日~15日(2013年)ランニング・ダイアリー

「月」:休足
「火」:8㎞(42分)
 5'20/㎞目安のペースラン。あがり3㎞は徐々にペースアップ。
 右膝痛対策でずっと装着していたJKバンドを外した。特に問題なし。今回の故障は長かった
「水」:休足
「木」:8㎞(43分)
 2日ぶりのラン。おとといと同じメニュー。ただし走後階段登り。膝は問題なし。
 今夜はついに冬の寒さだった。そのせいか少し早めのペース。あがりの2㎞はペースアップした。
 テーマとしては接地の場所と順番を意識することと全体的なフォームのバランス。うまく行ってないと思うが、意識し続けていればきっと変化が起こる(はず)。
「金」:休足
「土」:22km(127分)
 午後3時半から走り始めたが、まもなくポツポツ雨が降り始めた。マイコース脇の新規川にはメンバー勢ぞろい。カルガモにハイイロサギにシラサギ、カワウにカワセミの飛翔も確認。ヌートリアも二頭草を食んでいた。今日は数が多くて水辺に生き物があふれてる感じだった
 iPhoneには、走れなかった「いびがわ2012」のために用意していたセレクションにケニーGを加えた特別セットを入れた。これがわれながら名曲ぞろいで琴線に触れすぎてやばかった。雨が降ってて良かった
 スティーヴィー・ワンダーの「Lately」、アントニオ・カルロス・ジョビンの「Looks Like December」、ジョン・レノンの「Mother 」、ディープ・フォレストの「L'ile Invisible」。大塚愛の「大好きだよ。」にはかなりまいった。最後に聴いた2曲が上原ひろみの「Place To Be」と佐野元春の「バルセロナの夜」。

 雨は断続的に降り続き気温は5~6℃。伊吹降ろしが吹きすさぶという厳しいコンディションだった。その中をずっと走り続けていたい気分だったけど、予定通り22㎞で家路につく。
 雲の流れが速いせいか、この雨なのに、月が見え隠れ。手を振る姿がときどき見えなくなるみたいに、ぼんやりした月の影が「サヨナラ」と言っているかのようだった。
「日」:10㎞(59分)
 雨、今日も断続的に降っていた。涙雨。昨日よりは暖かかった。
 12~13㎞走るつもりが、途中から胸焼けがひどくて、5㎞で雨宿りを兼ねてストップ。
 このまま帰ろうかとも思ったが、リスタート。月が出てきた。
 結局10㎞で切り上げる。帰り際には雨もやんで月と星が煌々と輝いていた。

全国実業団女子駅伝TV観戦(2013/12/15)

 赤羽さんの駅伝ラストラン。ほかにあまり見どころはなかった。福士もたった1人しか抜けず、渋井も野口もまったく精彩がなかった。何してるんだろう?
 優勝はデンソー。大会新記録だったらしいので立派な走りだったにちがいないが、なんだか物足りない。盛り上がりに欠ける。
 重友はやや復活した走りを見せたが最後はなされた。ダイハツ・木崎は着実な成長ぶりを見せ区間新。立派。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

続・ザック・ジャパン、W杯の侍候補は63人。

2013-12-18 | ランニング以外のスポーツ
 ここへきて、ザック監督の「闘莉王はいい選手だと思っている」とか、協会幹部がセレッソの18歳のFW南野拓実にブラジルW杯代表候補63人に入っていると話したとか、これまで一度も招集していない選手にもチャンスがあるような報道がいくつかあった。

 闘莉王をいい選手だと思っている、というのは必ずしも代表候補として考えているということとは一致しないが、南野の件は、それが本当なら、63人の候補は必ずしもこれまでザック・ジャパンに召集されていることが条件にはならない証左となる。

 しかしながら、これまで一度も代表に召集していない選手をピックアップしているとすれば、必ず来年呼んでチームのシステムや戦略・戦術にフィットするかどうか確かめるはずだ。
 それにしてはもう残りの強化試合はいくつもなく、現実には南野のような若手を23人の代表メンバーとしてではなく、岡田ジャパンの香川みたいな立場でブラジルに帯同するというのがせいぜいではないのか。

 ザックは「柿谷・大迫も当確ではない」とも語ったらしい。じゃあ一体誰を呼ぶんだ?と思うし、前田やハーフナーの復活への期待もにじませたという報道があったが、ハーフナーはともかく、Jリーグはシーズンが終わってしまった今、前田はどこでアピールのしようがあるだろうか?

 というわけで、63人に闘莉王や南野が入っているのが本当なのかどうか、ちょっと眉唾な気がしている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ザック・ジャパン、W杯の侍候補は63人。

2013-12-13 | ランニング以外のスポーツ
◇まずは本田のミラン移籍について

 今日はなんといっても本田圭祐のACミラン移籍、しかも背番号10というのが、サッカーファンには最大のニュースだった。
 トップ下に入ってカカやバロテッリとプレーする。香川のマンUに匹敵するインパクトだなあ。早く見たくて仕方がない。きっかりひと月後の1月12日サッスオーロ(そんなチームがあったのか?)戦でデビューだそうで、待ちきれない。しかし、待つしかない。

 CSKAモスクワが本田への感謝を表明したというニュースもあった。そんなつもりがあるなら、この移籍のごたごたがもう少し何とかならなかったのかという感想もあるけれど、ロシア文学に親しんでいる向きには、ロシア人のメンタリティとはそのようなものだ、と納得する思いもあるのじゃなかろうか?
 それにしても、VVVフェンロでの活躍といい、本田はすごいプレーヤーだ。彼の代わりはいない。

◇本題

 さて本題はここから。ザッケロー二監督が来年のW杯に向けて決意表明した。その折、「ブラジル・ワールドカップに向けた代表候補は63人いる」と明言したそうだ。
 あと半年、選手たちのレベルアップを期待して緊張感を持って過ごせというメッセージなわけだが、はて63人が誰なのかはもちろん明言していない。

 63人に誰が含まれるのか考えてみるのはサッカーファンにとってちょっとした楽しみだ。ザックの発表はそういう意味も含まれているのかもしれない。
 直近の試合から時間をさかのぼってどんな選手が代表にいたか見てみよう。

ベルギー、オランダ戦メンバー(23人)

 GK・・・川島、西川、権田
 DF・・・W酒井(2)、森重、吉田麻也、内田、長友、今野、伊野波
 MF・・・本田、山口、長谷部、遠藤、細貝、高橋秀人
 FW・・・清武、香川、柿谷、岡崎、大迫、乾

ベルラーシ、セルビア戦メンバー(+2人)

 GK・・・追加なし
 DF・・・追加なし
 MF・・・追加なし
 FW・・・ハーフナー、齋藤学

ウルグアイ、ガーナ、グアテマラ戦メンバー(+4人)

 GK・・・追加なし
 DF・・・駒野
 MF・・・青山
 FW・・・豊田、工藤

東アジアカップ(韓国、中国、オーストラリア戦)メンバー(+11人)

 GK・・・林卓人
 DF・・・槙野、栗原、森脇、徳永、鈴木大輔、千葉和彦
 MF・・・高萩、扇原
 FW・・・原口、山田大記

コンフェデレーションズカップ(ブラジル、イタリア、メキシコ戦)メンバー(+2人)

 GK・・・追加なし
 DF・・・追加なし
 MF・・・中村憲剛
 FW・・・前田

W杯アジア最終予選(ヨルダン、オマーン、イラク、オーストラリア戦)メンバー(+5人)

 GK・・・追加なし
 DF・・・水本裕貴、岩政
 MF・・・追加なし
 FW・・・大津祐樹、宇佐美貴史、宮市

キリンチャレンジカップ(ブルガリア、アゼルバイジャン戦)メンバー(+4人)

 GK・・・追加なし
 DF・・・追加なし
 MF・・・長谷川アーリアジャスール
 FW・・・東慶悟、森本、藤本淳吾

ブラジル、カナダ戦(欧州遠征)メンバー(+1人)

 GK・・・追加なし
 DF・・・追加なし
 MF・・・追加なし
 FW・・・佐藤寿人

 以上が2012年6月からはじまったブラジルW杯アジア最終予選以降(アゼルバイジャン戦は直前の5月23日)の全試合(追加のなかった数試合は除く)で、召集されたことがあるすべての選手(直近のベルギー戦からさかのぼっているので厳密には追加ではないが)だ。試合に出ていない選手も含まれる。全部で52人にのぼるが、63人ということだとまだ11人に可能性がある。
 2010年10月8日のキリンチャレンジカップ、アルゼンチン戦からザッケロー二が指揮を執っているので、さらに2年分の試合を拾いだし、呼ばれた選手を探す必要がある。なぜなら自分が使いたいと思った選手なら必ず呼んでいるはずで、この間一度も呼ばれていない選手にチャンスはない。
 現時点で「63人」と数を確定した以上、今後新たな選手が呼ばれる可能性もないとみて間違いない。
 少々厄介だがその2年分の試合も見てみると

 GK・・・曽ヶ端準、東口順昭、山本海人
 DF・・・永田充、増田誓志、安田理大、近藤直也 
 MF・・・阿部勇樹、谷口博之、磯村亮太、柴崎岳、西大伍、柴崎晃誠
 FW・・・金崎夢生、関口訓充、松井大輔、本田拓也、柏木陽介、李忠成、家長昭博、石川直宏、久保裕也、田中順也、興梠慎三

 なんと!24人もいた。さてこのうち13人にはチャンスがないことになるが、それがいったいだれなのか? これはもうだれにもわからない。しかも、元代表なのにもかかわらず赤字にした選手はわたしは名前に聴き覚えがない。
 はっきりしたのは、中沢も、闘莉王も、中村俊輔も、得点王・大久保も1度も召集されておらずノーチャンスだということだ。新潟の川又も浦和の那須にもおそらくチャンスはない。そしてカズにも。

 GK、DF、MFについては試してみてベストなメンバーを固めた感がある。今後サプライズはほぼないと思う。
 一方、FWについては計31人を召集している。実に全召集者の40%以上に昇る。やはりサムライジャパン最大の課題がFWだという証明でもある。ここにきて柿谷、大迫が存在感を示したことでこの二人は当確だと思う。したがって、全体としてもメンバーはほぼ固まっていて、変更があっても攻撃的な選手が1人程度ではないか。
 いずれにしてもベルギー、オランダ戦のメンバーが核になるのは間違いない。

◇現時点での召集メンバーを予測してみる

 ザック監督自ら「63人の候補がいる」と表明しているのにおこがましいが、今回の会見を踏まえてブラジルW杯に召集されるだろうメンバー23人を「今選ぶなら」ということで考えてみたい。

 実はすでにベルギー戦後にもこの件についてブログに書いていて(こちら)、この時書いたとおり18人は怪我でもない限り確定だと思う。

GK(3;残0)・・・川島、権田、西川
DF(8人;残1)・・・CB:今野、吉田、森重/SB:内田、長友、酒井(宏樹)、酒井(高徳)
MF&FW(12;残4)・・・ボランチ:遠藤、長谷部、山口/FW:柿谷、大迫/MF:岡崎、本田、香川

 今回の発言を受けて、大久保などザックジャパン未召集メンバーの代表入りの可能性はほぼゼロになった。
 また南アW杯ではDFを6にして攻撃陣を1枚増やしていた。にもかかわらず、本番ではベタ退きの守りとカウンターで決勝リーグに進出。このと木のチーム状態ではベストな選択だと言いながらも今回はそんな戦い方はしないと選手(長谷部の発言)も監督も思っているにちがいない。
 最近の召集を見る限りDFは7。残りは1枠。
 といってもメンバー登録されるポジションと実際の役割は必ずしも一致しない。さらに、言うまでもなく現代サッカーでは守りだけに専念するような選手はいないし、ゲームの形勢によっては攻撃力が要求される。名古屋で闘莉王がFWをやってかなりの得点を取っている通りだ。いろんなポジションを任せられるユーティリティプレーヤー、DFもMFもこなせるプレーヤーを何人か選ぶだろう。個人的に希望する闘莉王や中澤はこれまで未召集で呼ばれる可能性はもうなくなった。
 ドイツでの評価、最近の使われ方からみて細貝(細貝はMF登録)、それから伊野波は呼ばれる可能性が高い。

 残りは3枠。
 ちなみに本大会でベンチ入りできる選手の数は18人。したがって、ほぼ確定の18人がまずベンチ入りメンバーと見ることができる。今考えている5人というのは、基本的にはスタンドで観戦となる。もちろん18人に怪我などがあれば交代するリザーブなので、経験のために若手を呼ぶなどということはありえない。
 直近の欧州遠征では清武、乾、高橋がメンバーに入っていた。
 海外経験を重視するなら、清武、乾、ハーフナー・マイク。代表での実績・経験も重視するなら、ザックの発言から考えて、中村憲剛。故障で試せなかった齋藤学。個人的には1人くらい道の選手がいてもよさそうに思うので、宮市。アーセナルでも出場機会があるのだから資格がないとも言えない。スーパーサブ的なジョーカーとして宮市のスピードは面白いと思うのだが。さらにハーフナーに代わる大型FWとして豊田と工藤も候補になり得る。
 バランスやタイプを考えると、私の考えは高さもオプションとして持っておきたいのでハーフナーか豊田で1。パサータイプのMFとして憲剛か清武で1。少しタイプの違うFWということで宮市、工藤、齋藤の中から1。残念だが乾と高橋が外れる。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

背割堤ランニング大会(2013)に2年連続で参加しました。

2013-12-11 | 参加マラソン大会


 11月23日開催だったので、もう2週間以上もたってしまった。ただ、もっと昔のことのような気もする。なぜかはわからない。時間が経ってしまったが、自分の記録のために書いておこうと思います。よかったらお付き合いください。

 今年は、第1回の昨年から日程が変更され、11月初め(2012年は11月3日開催)ではなく11月23日となった。これまた、なぜかはわからない。木曽三川公園の他のイベントの都合(この大会は見事なくらい少ないスタッフ、コンパクトな準備で運営されている。それでいて、何ら不都合もないし、個人的には不満もほとんどない)なのか、あるいは他のマラソン大会の日程を考慮したのか(この日、主だった大会は全国で何一つ開催されていなかった)。

 といっても、気候的にも昨年と比べて「今年は寒かったなあ」ということもなかったし、同じような格好で走り、昨年と同じ素晴らしい秋晴れの青空で、直射日光が熱いくらいだった。空気の涼やかさが気持ち良い。

 昨年と違ったもう一つは、アスファルトが傷んでデコボコ道だったコースが、今年はきれいに舗装し直されてすっかり走りやすくなったことだ。実は靴が痛みそうで、レース用はやめて練習用で走ろうかとも考えたくらい、昨年のコースはところどころ荒れていた。今年は文句なく快適だった。

※昨年のレポはこちら

レース前

 駐車場はうっかりすると間違えやすいのだが、今年のはがきの案内がよくできていて間違わずに入れた。西からだと揖斐川、長良川、木曽川の順に橋を渡るのだが、長良川を渡ったら(長良川大橋)すぐ左折すればよい。
 駐車場は十分に広いので時間ギリギリでも焦らずに済む。実は近道を行こうとして道を間違い時間をロスしたのだが受付締切(たしかスタート30分前)の30分前にはクルマを停めて準備を始めることができた。普通の大会だと、このくらいの時間感覚では、余裕がなくなってしまうところだが、この大会は実にのんびりしていて、何のストレスもない。休日らしい時間の流れで気分がいい。

 受付を済ませ、ゼッケンを付ければ準備完了。走ろう会のすずさんを見つけてご挨拶。ハーフは11時スタートだが、彼は10㎞の部に参加で、スタート時間が20分早い。スタート準備の合図がかかり健闘の言葉をかけ別れる。

 トイレはどの大会と比べても空いていてせいぜい2、3人待てばOKなのだが、それならそれで余裕がなくなったりするのが人間(わたし)だ。
 人が並んでるのでストレッチなどして再び戻ると、今度は2人並んでいる。そろそろ時間もなくなってきてちょっと焦ったり。結局、5分前のコールを聴いてから慌てて堤防を駆け上がる始末だった。
 スタートを待ちながらロキソニン2錠を飲む。

レース中

 参加人数もあまり多くないし、昨年も走っているので参加者全体のレベルもなんとなくわかっていた。
 通常の大会では順位を気にするようなことは皆無だが、この大会に限っては少し気にしてしまう。昨年は10位くらいだった。3位までに入らないと記録は残らない。そう、この大会ではゴール地点に電光掲示板があるけれど、記録は各自が自分の時計で確認する。それで十分だ。

 そんなわけだから、右膝の状態を気にしながらも、参加する以上はなんとなく前のほうからのスタートになった。
 最初の1㎞が4'33。どうしても周りのランナーに引っ張られて速くなってしまう。9月中旬以降こんなスピードで走ったことはない。ただし、膝は違和感はあるけれど痛くはない。
 2㎞目のラップも4'37。ろくに練習していないので、心配が徐々にきつくなってくる。「これはいかん」と、呼吸が落ち着くところまで意識的にスピードを抑える。何人かのランナーが抜いて行った。
 2~3㎞は4'50。このラップをキープすることにする。行きは終始向かい風。

 5、6㎞あたりだったろうか、10㎞走を折り返してきたランナーとすれ違う。すずさんを見つけて声をかけると「はい」と返してくれた。こちらも元気が出る。
 給水もトイレも行き帰り各1か所しかない。5㎞地点と15㎞地点。そう、もうお気づきかもしれないが、折り返しコースなので、実際には1か所しかない。誰が考えたのか実に頭がいい。
 ハーフだし、給水はこれで十分だと思うのだが、トイレのほうは10㎞の間1つもないのは困るランナーもいそうな気がする。両側とも切り落ちた堤防の上を走るのだから、立ち●●●も難しい(じっさいわが家人はひどく弱ったらしい)。

 8㎞あたりで、後ろからぐんぐん追い上げてくるランナーが2人。4'50前後のラップを刻んでいたわたしは、多少の余裕がないでもなかった。
 「この二人にいけるところまでついて行ってみよう」と思った。彼らは4'40/㎞ペースを正確に刻んでいた。
 1㎞くらいはなんとかなったのだが、キロ2、3秒ずつ引き離されていく。だんだん背中が遠くなる。

 折り返し後12、3㎞地点あたりで家人を見つけた。すれ違いざま「だめかもしれない」というので「がんばれー!」と気合を入れる。
 13、4㎞あたり(行きの7㎞あたり)にコース唯一の小さなアップダウンがある。なんとかここまで頑張ってきたが、練習不足による筋力低下と体重増加(通常よりも5㎏増えていた)はいかんともしがたく、ハーフでも最後までこのペースをキープするのは難しかった。
 上りにさしかかったところできつさを感じた。13~14㎞のラップは5'06。ついに5分台に落ちた。ちょっとがっかりしたせいもあるし、キロ3秒ずつはなされ続けて前のランナーははるか遠くなり、気がつけば周りにはランナーがいない。ただ、太陽の光だけが燦々と照りつけていた。
 ここからの4~5㎞はとりわけきつかった。もうやめてしまいたいくらいだった。しかし、これはハーフマラソン。こないだの「あいの土山マラソン」とはわけが違う。
 「(痛くもないのに)ハーフで歩くわけにはいかない」その思いだけは譲れないと頭の中で反芻しながらねばった。
 
 折り返し後、帰りは追い風に期待してたのだが風は弱くなり、しかも横風になってしまっていた。
 なんとかもう一度4分台のラップにもどしたいとムチを入れながら懸命に走っていたつもりだったが、結局この後ゴールまで4分台のラップを刻むことは1度もできなかった。 

 ゴールタイムは1時間43分ちょうど。同じく右膝の故障を押して走った昨年より38秒遅かった。去年はまだ練習の貯金があったが、今年はいかにも故障が長引いて貯金も使い果たしていた。
 その割には良く頑張った方じゃないかと自分では納得。今年の順位はおそらく13位だった。

レース後

 信じられないことに、このレースでも右膝の痛みは感じないままゴールできた。終始違和感を感じ中がらのランではあったけど、本当に魔法にかかった気分。もうこれはロキソニンの力だと認めざるを得ない。
 ゴール後、昨年は右膝をかばったせいで左膝に強い痛みがあって、立っているのもやっとで、クルマのある場所まで数十メートルの移動にものすごい時間がかかった。ひどく痛かった。
 でも今年はそれに比べればなんともないに近い。
 クルマに戻って汗を拭き、着替え、声をかけられ見知らぬ参加ランナー一家の記念写真も撮った。いただいたスポドリで一息ついて、余裕で再びゴール地点に戻り、家人を待つ。

 来た。タイムは2時間20分と予想以上にゆっくりだったが、笑顔でゴール。途中ちょっとしたアクシデントがあったようだがよく頑張った。



 この大会唯一改善してほしかったのがデコボコの道が数か所あったことだったが、今年はきれいに舗装されて格段に走りやすくなった。
 本当に大好きな大会なので来年もぜひ開催してもらえると嬉しい。大会関係者の皆さんに感謝します。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする