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映画評と映画与太話

サハラ 死の砂漠を脱出せよ(2005)

2005-08-14 | 映画評・アクション
おもしろいじゃん!、というのが最初の感想。世間の評判も興業成績も良くなかったので期待していなかったのだが。

ダーク・ピットの原作は読んだことないのだが、ダークだけかっこよ過ぎでいいのか?
マコノヒー、ずるいぞとか思って見ていた。ああ、もちろん、胸板もキレイだなと思いながら < 相変わらず注目点が…
相棒のアルも大活躍でアル役のスティーヴ・ザーンもいい味だしてるんだが、アルといいルディといい、ダークの引き立て役ですか?
ペネロペ・クルスは映画では初めて見るのだが、勝ち気な女医さんの役、すごく合っていた。
最後のうふふ・あははだけはいただけなかったが…。 < この場面がなかったらもっと映画の評価上がったかも(^^;
サンデッカー提督役のウィリアム・H・メイシーもなんかいい感じだった。
例によってランベール・ウイルソンが奸エグゼクティブをやっている。この人が出てきただけで展開が読めてしまうのもどうかと思うが…、ああいう役が似合うんだから仕方ないか。

カットがなんとなく少年漫画風だなと思った。ええと、登場人物の正面びっくり顔で場面を語るところなんかが。
そういえば、展開も主人公に都合よすぎる気がしないでもない。こういうの、世間の評価を下げるわけだが、嫌いじゃないぞ。ヒーロー・アニメや実写ヒーローもので育ったrukkiaには全然問題ないぞ(^^; < そーいうことだったのか、と気付いたよ

ちょっとネタバレ感想
毒垂れ流しが大問題なわけだが、最初、英語で見ている時はカジーム将軍がレジスタンス撲滅のためにわざとやっているのかと思った。で、帰途に日本語吹き替えで見たら、そういうわけじゃなかったようだ。マサードもカジームも意図して毒を垂れ流したわけじゃなくて、たまたま流れ出ちゃったけど気にしなかった、ってことだけみたい。公害の一種だな。「誰もアフリカのことなんか気にしない」というカジームのセリフだけがやけに響いた…。
で、例によって悪の親玉が前線に出てきてちゃいけないぞ。げらげら。


マコノヒーは「サラマンダー」の時はあまり好きじゃなかったけど、ターバン姿がすごく似あってかっこよかった。はははは。
続編出来たら見たいな。でも、流行らなかったからやってくれるかな。


萌え度:萌えなかったけど
好き度:
鑑賞:機内(2005.8)

原題:Sahara
監督:ブレック・アイズナー
配役:マシュー・マコノヒー(ダーク・ピット)
   スティーヴ・ザーン(アル)
   ペネロペ・クルス(エヴァ)


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
そうなのです (starless)
2006-02-21 20:09:55
このシリーズは、ナルシストっぽい著者が自分自身を投影して創作したと言われるダーク中心に世界が回っており、彼にとても都合良くできているのです。

その「絶対死ななさぐあい」は、たぶんボンドもびっくりです。
ナル (rukkia)
2006-02-21 23:54:36
ひー、原作からしてその傾向があるのですね。

ってことは、かなり忠実な映画じゃないのかな(^^;

怒るんなんて大人げない作家さんですねぇ。

(過去の他の作品の映画にも怒っていたらしい…)



「死ななさぐあい」…、安心して読めそうな(^^;;;

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