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詩・歌謡 93

2016年05月21日 | ブログ
      ふるさとが呼んでいる

                 古木 怜
    すべてのことは 身に着いた

    あとは心に 留めておこう

    ふるさとが 呼んでいる

    さあ帰ろう 愛しい人よ    

    親しき街に 別れを告げて


    苦しいことも あったけど

    君と出会えて 乗り越えられた

    ふるさとが 待っている

    さあ帰ろう 優しい人よ    

    親しき友に さよなら言って


    草木の匂い 染み込んだ

    おれの体は 跣が似合う

    ふるさとが 呼んでいる

    さあ帰ろう 愛しい人よ

    夕日の丘を 歌って二人

詩/歌謡 92

2016年05月11日 | ブログ
        いま時流し               
                  古木 怜
    人の眼が 背中に痛い

    ギター抱えた 裏町流し

    俺はいいよと そっぽを向いて

    酒を呑む人 歌う人

    ネット時代を いま時流し


    こんな俺でも 夢追いかけた

    遠い昔が 確かにあった

    フットライトを この身に浴びて

    歌って見たい 夢を見た

    月よ涙を 分かってほしい


    こんな晩には あいつが恋し

    どこにいるやら 達者でいてか

    行方あてない 流れの浮藻

    せめて小さな この夢に

    月よ明日は 会わせてほしい

詩・歌謡 91

2016年05月09日 | ブログ
       ぼくの二百円
                古木 怜

    コンビニ前の バス乗り場

    最寄り駅まで 二百円

    家を出るとき 忘れずに 

    いつもポッケに 入れてくる

    それがなければ 学校へ

    ぼくは行けなく なるだろう


    勉強しなきゃ 世の中を

    なにも知らずに 過ぎていく

    いつもやさしい 祖父ちゃんが

    ぼくに言っては つり銭を

    貯めておいては くれている

    そしていまでは 高校生


    少年らしく 前向きに

    いまを明るく 生きている

    たとえ小さい お金でも

    夢や勇気を くれるから

    そして残りの 二年間

    ぼくは頑張り 続けたい