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詩・歌謡 47

2015年04月28日 | ブログ
       ふたり

                古木 怜
   明かり仄かな 夕べの膳に
   おまえとふたり 向かい合う
   時の話題を 取り上げながら
   少しばかりの 酒に酔う
   なぜか寂しい 夫婦道

   生まれ故郷も ふたりは同じ
   なるかのように 結ばれた
   過ぎたむかしの 想いで話
   お国言葉が 懐かしい
   なぜか寂しい 夫婦酒

   風に吹かれて 花散るように 
   悲しくつらい 人の道
   力いっぱい ふたりは生きる
   明日よやさしく 迎えておくれ 
   かぎりある身の 命なら

詩・歌謡 46

2015年04月20日 | ブログ
      恋すれば

              古木 怜
   女はだれも 恋すれば
   素直な心に なりますね
   あなたに出会い 愛されて
   人のやさしさ 知りました
   私は大人に なりました

   些細なことで 妬み合う
   女の世界の むずかしさ
   あなたに出会い 愛されて
   心狭さを 知りました
   私は大人に なりました

   忘れた夢が 花開く
   明日の心の 花園に
   あなたに出会い 愛されて
   日々の変わりが 見えました
   私は大人に なりました

詩・歌謡 45

2015年04月11日 | ブログ
      風の人

              古木 怜
  やさしくいつも 抱いたあと
  さよなら言って 帰る人
  今度くる日を 知りたいけれど
  なにも告げずに 背を向ける
  あなた意地悪 風の人

  北風吹いて 寒い夜
  温もりそっと くれた人
  もしもあなたに 出会えてなけりゃ  
  暗い夜道を 歩いてた
  あなたやさしい 風の人

  あなたの陰に 別の人
  見えてるけれど かまわない
  すき間風吹く 寂しい夜を
  いつも包んで くれるから
  あなた恋しい 風の人