川越の旅
あずま 優
生まれ育った 川越の町
見てくれますかと 君から便り
駅に降りれば 拓ける町は
今も小江戸の 風情がのこる
君が迎えて 指さす方に
歴史を語る 時の鐘
菓子屋横丁 道案内の
言葉ひとつに 心が和む
夜が明ければ 日の暮れまでは
創作着物に 励んでいます
そんな便りを 読み返すたび
遠いこの地を 訪ねたかった
土蔵造りが 連なる通り
ふたりを包む 倉の町
ここで一途に 夢追う人と
心通わす 思い出旅よ
川越の旅
あずま 優
生まれ育った 川越の町
見てくれますかと 君から便り
駅に降りれば 拓ける町は
今も小江戸の 風情がのこる
君が迎えて 指さす方に
歴史を語る 時の鐘
菓子屋横丁 道案内の
言葉ひとつに 心が和む
夜が明ければ 日の暮れまでは
創作着物に 励んでいます
そんな便りを 読み返すたび
遠いこの地を 訪ねたかった
土蔵造りが 連なる通り
ふたりを包む 倉の町
ここで一途に 夢追う人と
心通わす 思い出旅よ
琵琶湖帰郷
あずま 優
力いっぱい 都会の街で
生きて来たから 悔いはない
琵琶湖を染める 真っ赤な夕陽
帰って来たよ 7年振りに
少年時代の 昔のように
暮らそうここで 裸足のままで
琵琶湖 琵琶湖
生まれ育った ふるさとの町
母のない子が 旅立つ背なを
雨が見送る 朝の駅
あの日がいまも 心を過ぎる
帰って来たよ 大人になって
少年時代に 描いた夢を
果たそう明日は 裸足のままで
琵琶湖 琵琶湖
何時もやさしい ふるさとの町