ラグランジュ・ポイント

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貯金通帳

2018-12-28 19:35:19 | Weblog

今日は通帳を失くしたり通報されたり忙しい一日だった。

休日はぼーっとしていてよく忘れ物をしてしまうのだが、ついに今日は
バスの車内に貯金通帳を忘れてしまった。
何回か乗り降りした後に気付いたので、まず市バスの何系統に忘れてきたのかを
推測する作業から始めなければならなかった。下車後暫く歩いて振り向いたときに
側を走っていた系統、最初乗車した停留所の路線図、最寄の操車場の職員と相談して
得られた運行情報などから2系統に絞込み、各々の営業所の忘れ物窓口に一報した。

同時平行で最寄の郵便局に駆け込み、貯金引き出しをブロックする措置を取った。
その後1時間くらいして一方の営業所から電話があり、無事通帳が入ったカバンを回収する
事ができた。もう一方の営業所に発見した旨を伝え、通帳の中身が盗まれていない事を
確認し安堵しつつ再度郵便局に向かう。
この時点で16時過ぎであり既に窓口が閉まっていたので、念のためATMで
残高照会だけでもと試みたのが、また失敗だった。
通帳紛失による引き出しブロックをしている最中にATMに当該通帳を突っ込むと
自動的に警察に通報される仕組みになっているらしく、速やかに別室に連行
されてしまった。事情を話し、最終的には何とか納得してもらったが、難産であった。
通帳の住所が遥か昔のものになっていたため、なかなか思い出すことができず、
しかも本人確認書類と住所が合っていなかったため、事務が進まないという状況に陥る。
筆者:「えー西京区の・・・あれは確か○○町の~・・・Aマンション!の何号室だ・・
3階の、302号室?だったかな・・」
職員:「304号室ですね、もう分かりました。あなたが本人だろうという事は認めます。」

今日は右往左往していただけで暮れてしまった。
普段あれほど憎んでいる京都市バスの職員には助けられたし、営業時間外にも関わらず
笑顔で事務を執り行ってくれた郵便局の局員にも感謝したい。
大きな組織には様々な顔があり、その中には目立たないが善意あるスタッフも
大勢居るのだろうということに思いを馳せる出来事となった。

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工場見学

2018-12-14 19:07:10 | イベント

電池(車などのバッテリー)の工場を見学した。
もう平成も終わろうというのに、
建物も設備も古く、昭和の半ばから時が止まっているかのようだった。
3丁目の夕日に出てくるような町工場を大規模にしたような感じ。
見学した建屋は非常に旧式の製造工程が敷かれており
鉛の電極を一個一個ガスバーナーで焼いて作る職場などは、
大量生産品をこんな伝統工芸みたいなやり方で作っているのかと
わが目を疑った。
間接部門ならともかく、工場と言えばメーカーの心臓部だ。
その設備がここまで長く更新されないというのはどういう事だろう。
暖房もほぼ効いておらず、作業員は粉塵マスクを付けてはいたが、作業屑など
盛んに飛んでいるだろうし、長期間この環境で働いていたら
体をやられるだろうなと思った。

応対してくれた従業員達からは保守的・閉鎖的な社風が感じとれた。
大企業のある一面を見たに過ぎないから、おそらくもっと先進的な
製造現場もあるのだろうけど。

何にせよ、貴重な体験をさせて貰った。
よその会社を見るというのは有意義な事だと実感した。

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