魔法が解けたそのあとで

結婚、出産、育児、介護、お仕事。来た球を打ち返す、毎日のつれづれをつづりました。

「鎌倉殿の13人」第18回 壇ノ浦に舞った男 海の底の都再び

2022-05-09 00:53:00 | 本・映画・テレビのこと
つらい…つらいです…
「どんどんつらくなっていく」のは予想されている事なんですが…毎回のダメージがデカい。
大姫の、狭い肩。こんな小さい子なのに。
八重さんの渾身のちょび髭も、大姫の心を少しも動かす事ができない。 
(八重さん、明るくなったね!良かった(๑˃̵ᴗ˂̵)
そして、ついに壇ノ浦。
「平清盛」の平氏一門が甦ってきて…重盛のこと、思い出しちゃったじゃないですか…窪田くんの、板挟みになった苦しげな顔が…‼︎
「壇ノ浦で平氏が滅びた」って、こういう事なんだよね…
波打ち際に打ち上げられた屍累々。ドローンで撮ると、よく分かるね!
安徳天皇も、あんなに小さい子どもなのに…
しかし、歴代義経で怖ろしさNo.1(私調べ)の狂戦士・菅田将暉義経みたいなのが来たら、飛び込んじゃうよね…
「漕ぎ手を射る」って、鎧も着けていない、矢が当たったら間違いなく大ダメージを負う、非戦闘員を射殺す画、かなり凄惨。きたないなあ、と思う。
しかし義経はその命令に対抗する味方を射ようとしてた。
こんなにも卑怯なやり方で掴んだ勝利なのに、腰越で追い返されてしまう。
平氏一門が滅んで、滅ぼした義経がハッピーかというと違うのがつらい。
脳裏に、清盛を一門が海の底の都で待っているあの最終回が甦ってつらい。
義経の「規格外」が平氏を滅ぼしたけど、それが己に向かった時の事を、頼朝がどう思うか。
薄々、義経が悟っているのも、つらい。
平氏の兄弟の絆を聞いて、「自分と兄は違う」と決定的な隔たりを理解した義経の額に差す光。「法皇様につく」。
漕ぎ手を丁重に葬る様に命じる義経。静に対する義経。処刑前に親子対面を叶えてあげる義経。里芋を振る舞う義経。
戦の時と、全く違った顔を見せる義経。「良い人」モードをここにきて発動するのずるいなあ〜‼︎
「悲願成就」した頼朝と抱き合って泣く政子。
まさか、冷や飯食いの御曹司が、父の仇を取って武士の頭領になれるとは。
でも、それを叶えられたのは、義経の力に負う所が大きいのだ…頼朝に、義経という弟がいなかったら、鎌倉幕府は開かれていたのだろうか。平氏は滅びなかっただろうか。

まだ18回なのに…義経の逃避行が始まり、その終わりは?
また鬼脚本なんだろうな…と思うとね…
かなり菅田将暉義経に心が持ってかれてるので(決して好きではない、推しでもない)、来週もつらいんだろうな…
和田殿と中川大志さんが入水を見て手を合わせていたのが心を打った。
この2人もね…
そしてパッパ。
嫌な役目も引き受けてるし、りくに「(京育ちの私には鎌倉は)全く慣れません」と言われてがーん😱ってなってて、今週も頼もしく可愛い😍癒し…
正直、「ながら見」できない大河です。重い。でも観たい。「兄が言ってた平氏からこの坂東を取り戻す」という事が本当にどんな事なのか、そしてもう自分は降りれない、という中で、小四郎はどう立ち回って行くのか。
来週も観ます。



コメント
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