5月31日（日）晴
ZOOMで税理士と、日本のユミと、豪州の僕を結んで税務申告を済ませた。ZOOMはホストだけが「登録」し、他のメンバーは会員登録なしでホストの「招待」に応じるだけ。一度に150人に対応。SkypeやLineもテレワークやオンライン授業に対応できるように改善中。しかし日本人の頭脳にAIやITは無理。コロナ禍でも日本のガラパゴスの呪いは解けそうもない。
5月30日（土）快晴
海辺の散歩道で2羽のインコを連れた小父さんに遭遇。小学生の頃手乗りインコに挑戦。雛の時から人工給仕すると手乗りになるが、インコの鳴き声のやかましさが嫌で断念。十和田時代に鶏とウズラを飼った。愛玩用ではなく食用。卵を取り、卵を産まなくなると潰して食べた。患者の農家から飼っている雉をもらったが、すぐに鍋にして食べた。
5月29日（金）快晴
日本の借金は膨れ上がり、人口は減り続けている。国家予算の歳出は歳入をはるかに上回り、赤字国債の発行が常態化。財政破綻しなくても経済は破綻する。無駄な歳出は思い切ってカット。移民政策を導入。日本人は若いうちに海外生活を体験。五輪は債務を増やし、いずれは国民がツケを払うことになる。「2040年に日本は終わる。五輪強行が破綻をさらに早める」
5月28日（木）快晴
電子ギャンブル機（EGM)設置台数の世界統計によると、2位＝米国86万5800台、3位＝イタリア45万6300台、4位＝ドイツ27万7300台などの2位以下を大きく引き離し、日本は457万5500台。文字通りケタ違いの結果が出た。日本の場合それがパチンコ台、パチスロ台であることに疑問を挟む余地はない。
5月27日（水）快晴
海辺の散歩道で1台のクラシック・カー（CC)を発見。1年に数回CCラリーで数10台のビンテッジの単車や車が集まることはあるが、現在ラリーは禁止。小型だが、視界が悪くて運転しにくそうな車だ。30年前に僕もCCを所有したが、日本では結構大変。維持費はかかるし、運転しにくいし、暴走族や交通警察のターゲットにされる。
5月26日（火）快晴
日本のITは世界から10年は遅れている。少しでも遅れを取り戻すように、僕はマイナンバーカードも取得した。制度開始から4年で、日本の普及率は17%。コロナの10万円で、オンライン申し込みが郵送よりも遅れることが判明。挙句の果てにオンライン申請は中止。原因も不明なら、大騒ぎにもならない。コロナ後が心配。日本人の頭脳はその程度なんだ。
5月25日（月）快晴
ステイ・ホームも音楽、美術鑑賞、映画、読書ができるから平気。僕は3台の電子本リーダーを持っている。機種はキンドル・ファイアー、ペーパーホワイト、ボイエッジだ。この他にデスクトップPC、ラップトップPC、スマホとも同期しているので、そちらからも続きを読めるが、使い勝手が悪い。僕は昔から3冊の本を併読するから、3台のキンドルで快適な読書環境だ。
5月24日（日）晴
人間として神と民衆の狭間で苦悩するキリスト。「主導者に必須な計画性に欠け、ユダヤ人を破滅に導く」という危惧を抱き、使徒ありながら「裏切り者」となるユダ。2人の行く末を憂うマグダラのマリア。現代的な視点からキリストの死を鮮やかに描き出したロック・ミュージカル。ロック界のスーパースター=アリス・クーパーがヘロデ王役で出演。
5月23日（土）雨
寂聴は今年98歳。51歳で出家。父母の郷里の岩手県二戸市の天台寺で講演を聞いたことがある。「金を取る宗教は偽物」と言う。和式仏教はハチャメチャ。五戒（殺生、偸盗、邪淫、妄語、飲酒）を守る僧侶なんていない。寂聴も邪淫、飲酒の破戒僧。しかし出家前の寂聴作品の性と死と家族の簡潔でクールで懲りない描写は悪くはない。
5月22日（金）曇
アベ首相が「5月中の承認を目指す」とか大見得を切ったコロナ治療薬のアビガンの薬効に否定的な治験成績が続出。新薬の承認手続きには中間解析だけで8月までかかるが「アビガンに治験成績の提出は必要ない」とまで言うアベ首相。開発元の富士フイルムの古森重隆会長はアベ首相のゴルフ仲間。政府関係者の間で「アベガン」とも揶揄されている。
5月21日（木）曇
朝の散歩で普段と違う道を歩いていたら次々とパパイヤの木を発見。ケアンズでは通年トロピカルフルーツが食べられるが、季節に関係なく収穫できるのはバナナとパパイヤ。火を使わなくても食べられるので、災害時には有用な果実。問題はどちらも長期の保存がきかないこと。煮炊き用のバナナは豪州ではほとんど栽培されていない。
5月20日（水）曇
戦傷で死にゆく英国人兵士とカナダ人看護婦の、それぞれの愛の物語。僕は5歳からクリスチャン。17歳で棄教したが、「神が命を授けた」とか「死後天国に行く」という寓話が心の奥底に残っている。死は怖くはない。コロナだって試練の1つ。アダムとイブが犯した原罪を償う気はないが、荒野を一人で歩む勇気は持っている。
5月19日（火）雨
4月に癌死した大林監督の作品。癌で余命のない妻と家族の物語。邦画は死を情緒過剰に描く。日本人には死生観がない。キリスト教は世界を善悪で眺め、哲学は世界を真偽で眺める。どちらも地上を荒野と見る。しかし現世利益の和式仏教や神道は世界を損得で眺める。100円の賽銭で健康長寿・家内安全・大願成就などを願掛けし、不幸になると「神も仏もない」と恨む。
5月18日（月）晴時々雨
先週「100曲モーツアルト10時間」を聴きながら、水平線に浮かぶコンテナ船を眺めていたら、突然テラスに怪しい人影！観光客がいない時を利用して外壁の補修工事だった。昨日からブールが解禁。現在の気温は26-27度。来月中旬まで防寒水着なしに泳げそうだ。いきなり1500m泳ぐのは節度がないから、昨日は1400m、今日は1450mで自制。今のところ泳ぐのは僕だけ。
5月17日（日）晴
コロナ規制解除の第一段階。モールに人が戻って来た。シネマとジムを除くほとんどの店舗が再開されている。スーパーの店内は一方通行。フードコート、カフェ、食堂はテイクアウェイ（持ち帰り）だけ。今も1.5mの社会的距離は守られているが、マスク姿は全く見かけない。元気なお婆さんたちの床屋も開いていたので、3か月ぶりに散髪。
