北の便り

散歩、旅行、気まぐれにカメラ片手のフォト生活・・・

近況・・あれ・これ・・・

2017-04-28 | その他
ご無沙汰です。。


最近は読み逃げ専門に徹していたのですがよければ聞いてくださいね



母がホームで暮らして何年になるのかなぁ・・


私の仕事も忙しく連勤が続きようやく明日休みでゆっくりできると家で「ほろよい」を飲んでいた夜遅く

1本の電話からそれは始まった・・

母が突然息ができないと苦しみだしてぜいぜいが止まらないので救急車で搬送するので大至急来てください


何が何だかわからず急いでタクシーで病院へ・・

私のほうが先に着きあとからホームの方が付き添いで来てくれて先ほどまでまったく普通にしてて誤飲の可能性もないらしい

しばらく緊急の処置をしていると救命士の方が説明にやってきた


人工呼吸や延命措置希望しますか?

えっ・・?

そ、そんな命のかかわる状態ですか?

息も途絶え途絶えの状態です・・

カテーテル入れて調べたり手術するなら今すぐでなければならないとの事

高齢で糖尿病、認知、体重もすくないので体力的に厳しい

また措置に戻るけど決めておいてくださいと・・


ホームの付き添ってくれた職員さんにはお礼をいって帰ってもらった



その後ポツンと暗闇の待合室の椅子で一人

昨日まであんなに元気だったじゃない・・どうしょう・・

不安で悲しくて泣きたかったけど泣くことすらできなかった、泣くことすら許されない気がした

こんな時肩を抱いてくれる寄り添える人がいたら・・哀しかった

これが一人で生きるという事なんだね

その後電話で子供たちとも話して

手術はしない事にした

母の生命力にかけようと決めた

それに迷信を信じてるわけじゃないけど私の傍に父が現れないから

なんか大丈夫な気がしたの

一生懸命念じて父にお願いだから絶対まだ母を迎えに来ないでねって・・


その後icuで2日間 肺にたまった水も出て 会話は普通にできるし意識もしっかりしてて不幸中の幸いで

回復にむかい一般病棟へ・・

初めての事で私がアタフタして知らなかったけど

今の病院は先に延命の有無を確認するのが当たり前らしい

なにはともあれ少し安心した

とはいえ・・心不全・心筋梗塞は事実だしもういつ何があってもおかしくないということだよね、腹をくくるしかない・・


息子に事実を告げると他の誰でも駄目だ、俺が顔見せるのが一番とははのために見舞いに来た


もう鼻からの酸素も外れ車椅子で談話室で会話できるほど回復してたので私、息子、娘と母でしばらく過ごした

最近ホームでもつまらなさそうにしてたのに

終始笑って笑って楽しそうだった 嬉しくて唄まで飛び出しカラオケ行きたいねって~(笑)

息子をみればすっかり大人になっていい男になったねを連発 (ババのひいき目です)



娘も綺麗になったねを連発(ババのひいき目)

そのくせ記憶が時々飛んでしまってあれあんた誰とか・・(^^:)

そのたびに子供たちもいやいやっ、ばあちゃん、、俺だから、、あぁ~とか

そんな時間を過ごして感じたことは

正直生きてくれてるだけでもういいやって・・

何度も入院したり怪我したり、なのにそれでもこれくらいの認知症ならいいじゃないかってね



今回の事で大きく考えが変わった事がある

今までは自分の時はは年老いて病気になって迷惑かけて長く生きるなら

さっさとあの世に行ったほうがいいと思っていた

でも子供にとっては違うんだよね、私が今回母の事で強く逝かないでと願ったように


私の子供たちもやはりそう思うんだと思う

命は自分だけのものではない 命の重み・・そんなことを考えた

だからこそ精一杯生きなきゃね!


今日桜開花宣言でました~今年も撮りに行かなきゃ~!