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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

大阪ダブル選挙 橋下・松井維新の会が、大阪「都」構想を再び争点にすることは許されない。

2015年08月28日 | 橋下維新の会とハシズム

 

 2015年9月13日投開票の山形市長選について民主、共産両党が支援する候補者を、地元の意向に反して現地で応援した柿沢未途幹事長について、同党顧問である松井一郎大阪府知事が

「幹事長に『個人』はない。わがままやり放題、赤ちゃんだ。もうついていけない」

「自分は間違っていないと言うならば病院に行った方がいい」

とまで猛烈に批判して(「病院に行った方がいい」は政治家が絶対使うべきではない罵倒の言葉だと思う)、2015年8月27日、とうとう維新の党からの離党を表明し、これに呼応して橋下徹大阪市長・同党最高顧問まで同日離党をしてしまいました。

 維新の党は山形市長選挙で自主投票ですからね。維新の党の人は自主的にどう動いていもいいはずなのに、一応野党であるにもかかわらず、松井府知事の民主・共産という野党嫌い=安倍政権押しは異常です。

 なにしろ、松井府知事は離党表明直前の8月25日夜に、菅官房長官と東京都内で会食し、相談してから離党しているんですから、どこの政党の人なんだと言いたくなります。

維新の党をめぐる構図

 

 

 そして、橋下市長は離党の理由を11月22日投開票の大阪府知事・市長のダブル選挙に専念するためと説明しているのですが、2011年には日本維新の党の共同代表なのに大阪府知事を辞めてしまって、大阪市長に立候補してダブル選挙したのですから、全く理屈に合いません。

 ま、最近、とみに注目を浴びなくなったので、ダブル離党で世間の注目を集めたかったというのが本音でしょう。

 ところで、松井府知事は、

「お子ちゃま。赤ちゃん。自分がやったことに対してけじめもつけない」

と柿沢幹事長の辞任要求まで突きつけたのですが、今年5月17日の住民投票を

「ワンチャンス」

と言い

「負けは負け」

と言いながら、ここに来て性懲りもなく都構想の再来を持ち出している橋下、松井両氏の「けじめ」は一体どこにあるのでしょうか。

 

 

 橋下市長は8月6日の定例記者会見で、11月22日投開票の大阪府知事選について、個人的な見解とした上で

「松井氏以外に人材はいないのではないか」

「出るなら大阪都構想を訴えてほしい」

と5月の住民投票で反対多数に終わった都構想の再争点化を求めました。

 しかし、住民投票前は勝利するために

「衰退する大阪を変える最初で最後のチャンス」

「何度もやるものではない。1回限り」

と述べ、住民投票で大阪「都」構想が賛成多数にならなかった場合には、都構想を断念する考えを何度も示していたのです。

 それなのに、あれからわずか3か月しか経っていないのに、いきなり大阪「都」構想を大阪ダブル選挙の争点にするべきだなんて、どの口で言えるのでしょうか。

 

 

 大阪「都」構想論争・運動には大阪の多額のお金と大量のエネルギーと、なにより莫大な時間が注ぎ込まれてきました。

 もう5年以上も大阪都構想賛成・反対運動が繰り広げられ、大阪府市は維新の政策に過ぎない大阪「都」構想のために特別顧問に税金を払い続け、さらに住民投票だけで12億円もお金がかかってしまっています。

 その間、選挙があるたびに橋下市長は大阪市庁を不在にして、大阪市政は停滞してきました。

 また、橋下・松井両氏が8年間担当してきた大阪府の財政赤字は悪化の一途を遂げ、とうとう大阪府の府債を発行するのには国の許可がいる起債許可団体になってしまいました。

 なにより、大阪を二分して争った市民の間の傷はいまだに癒えていません。それが大阪「都」構想の一番の弊害でした。

 そんな莫大なロスを経て、もう、大阪「都」にはしないと決着がついたのです。

 住民投票から半年後の大阪ダブル選挙でまた大阪「都」構想を争点にするだなんて、そんな酷い裏切りは許されません。

毎日新聞に経済無策でCランクと書かれた橋下徹市長と維新の会が、カジノ推進法案にのめり込む利権の実態

大阪府が起債許可団体に転落 大阪を破産させる経済無策の橋下・松井維新の会に国政進出の資格なし

 

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維新の党をディスって影響力を保持しようとしている橋下市長。それを政治家引退とは誰も言わない。

政界を引退する橋下徹氏は大人しくすっこんでろ!安倍首相は橋下氏より国民の声を聞け!!

 

 

万一、大阪「都」構想を支持する維新の候補が大阪市長や府知事になったら、また住民投票ですからね。

住民投票しないと大阪「都」にはできないことに法律でなっていますから。

そんなの、大阪府市民もうんざりでしょう。

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大阪都構想が日本を破壊する (文春新書 1020)
藤井聡 著
文藝春秋

 

本書は、構想の設計書である「協定書」を徹底的に読みこみ、「都構想とは大阪市解体案」「賛成多数でも大阪府のまま」「二重行政解消の財政効果はほぼゼロ」「東京23区は実は特別区に反対」といった驚きの事実を明らかにする。

 

大阪市解体それでいいのですか?―大阪都構想 批判と対案―
冨田 宏治 (編集), 森 裕之 (編集), 梶 哲教 (編集), 中山 徹 (編集)
自治体研究社

「大阪都構想」なるものが実質的に「大阪市解体・5特別区設置」構想に他ならないこと。
また、その「大阪市解体・5特別区設置」構想をまとめた協定書の作成手続きに、さまざまな問題があったこと。
それゆえ、この協定書の内容に対する賛否を問う住民投票には、それ自体、問題が多いこと。
そして、カジノ推進構想等々、いま提案されている大阪維新の会の諸改革では、ほんとうに関西経済の活性化に至るかどうかあやしいこと。

 

どうなる大阪
平松邦夫 著
せせらぎ出版

2015年5月17日に、大阪市でいわゆる「都構想」住民投票があります。しかし、その実際の内容に関してはあまりにも知られていません。 3月7日、新聞うずみ火講座で、元大阪市長・平松邦夫氏が「どうなる大阪」と題して講演しました。参加者はたいへんわかりやすかった、と評判でした。 本書は、この講演をブックレットにし、緊急出版しました。わかりやすい漫画も加えました。 「都構想」といいながら、「都」にはなれない。大阪市を解体し5特別区にすることの賛否を問う住民投票。賛成多数だと、解体に680億円かかる。大阪市民の税金が年間2200億円「流出」してしまう……。 「ようわからん」ではすまないこの問題をしっかり考えてみましょう。

 

新潮45 2015年 05 月号 [雑誌]
 
新潮社

【特集】「大阪都構想」の大嘘
・市民は「自治」を失い、大阪は破壊される/藤井聡
・これぞ戦後最大の詐欺である/適菜収
・私が「橋下維新」を離れた理由/村上満由

 

都構想の罠
森地明 (著), 後藤一 (著)
都政新報社

都区政の専門紙『都政新報』に連載された「都構想の罠」に加筆・修正して、電子書籍として発売しました。大阪市の橋下徹市長が提唱してきた大阪都構想の検証を通じて、東京の都区制度の課題を分析しています。特別区とは何か。都区財政調整制度の問題点は。東京23区の再編はできるのか。オリンピックはなぜ東京都が招致しているのか。東京23区は、都区制度をどう改革しようとしているのか。大阪で都区制度を導入しようとすると、どんな課題が浮かび上がるのか。都区制度を18年間取材してきたベテラン記者と、都区政の現場で取材する若手記者がコンビを組んで、都構想の「罠」を探ります。 



2015.8.26 00:46 産経新聞

菅氏と松井知事が会談

 菅義偉官房長官は25日夜、維新の党顧問の松井一郎大阪府知事と東京都内で会食した。参院で審議中の安全保障関連法案や11月22日投開票の大阪市長、府知事のダブル選などをめぐり意見交換したとみられる。

 

毎日新聞 2015年08月28日 02時30分(最終更新 08月28日 02時45分)

維新の党をめぐる構図
維新の党をめぐる構図
 

 ◇松野氏の野党連携けん制

 維新の党最高顧問の橋下徹大阪市長(46)は27日の記者会見で、「国政政党から離れ、大阪の地方政治に軸足を移す」と述べ、離党を表明した。同党顧問の松井一郎大阪府知事(51)も離党を表明。安全保障関連法案への対応や11月の党代表選などに向け、政権との距離の違いによる党の危機は分裂の火種を残したまま深刻化している。

 橋下氏は会見で「安保関連法案は日本にとって重大な局面であり、政党内で内紛をやっている状況ではない」と指摘。「維新の党は安保関連法案への対応と野党再編にしっかり取り組み、私と松井知事は大阪府知事、大阪市長選挙のダブル選に集中する」と離党理由を説明した。

 また、任期満了に伴う大阪府知事・大阪市長のダブル選(11月22日投開票)について「候補者を擁立する。党内プロセスを踏むよう指示を出した」と述べ、独自候補を立てる方針も示した。

 今回の問題は、柿沢未途幹事長(44)が今月14日に、維新が事実上自主投票を決めた9月13日投開票の山形市長選で、民主や共産などが支援する立候補予定者を応援したことがきっかけ。松井氏らが辞任を要求したのに対し、松野頼久代表(54)が柿沢氏を擁護し、対立が激化していた。

 橋下氏は記者会見で、自らを党分裂の要因となる「超強力遠心分離器ですよ」と表現し、離党という形で身を引くことで党分裂を回避したとの考えを強調した。だが、実際には党代表選の行方もにらみながら、大阪系議員らによる分党も視野に入れている。

 橋下氏らは今月19日に「関西維新の会」(本部・大阪市)設立を届け出ている。関係者によると、橋下氏は27日朝、松野氏への電話で「自分は関西維新の会に力を入れます。今は地方政党だが、いずれ国政政党にすることも考えてます」と宣言した。大阪系議員を束ねる馬場伸幸国対委員長(50)にも電話し、今回は離党しないよう指示したうえで「今後の選択肢が増える」と述べ、執行部に対して行動の自由を確保する狙いだと説明した。

 安保関連法案の採決を控え、反政権の姿勢を強める「松野維新」から自らを切り離すことで、政権にメッセージを送った形だ。

 一方、橋下氏が馬場氏らに党に残るよう指示したのは党代表選に向け、松野氏を追い落として実権を奪い返す選択肢を確保するためとみられる。党外となる橋下氏の影響力を背景に党分裂をちらつかせ、執行部を揺さぶり続ける戦術だ。

 馬場氏ら大阪系議員は、国会内での協議で、今後も一致して行動する方針を確認した。大阪系議員の一人は「今は党を割らないが、馬場氏らが党を割るなら、橋下さん、松井さんについて行く」と語った。

 維新は橋下氏の「個人商店」の側面を色濃く残す。松野氏は記者会見で「今後も党創設者の橋下氏らと相談したい」と強調したが、松野氏が求心力を保つのは至難の業だ。松野氏に近い党幹部は「橋下氏は分党に備えて、関西維新の会の受け皿を準備していたのだろう」と警戒感をあらわにした。【福岡静哉、念佛明奈、熊谷豪】

 ◇政権、大阪系に期待

 首相官邸サイドは、維新の党の橋下徹最高顧問、松井一郎顧問の離党が、政権との協調姿勢を示してきた大阪系議員の動きにどう影響するかを見極める構えだ。安全保障関連法案による支持率低下で苦しむ政権としては、野党寄りの姿勢が目立つ松野頼久代表よりも、より政権に近い「補完勢力」の登場を期待しているのが本音だ。

 菅義偉官房長官は27日の記者会見で「安倍政権の運営には(両氏の離党は)まったく支障を来さない」としつつ、「政府の私の立場でコメントは控えたい。(橋下氏は)いわゆる維新の創業者。どのようになるか少し静観してみたい」と述べるにとどめた。

 安倍晋三首相と菅氏は、将来的な改憲への協力も視野に、野党側を切り崩す位置付けで橋下氏や松井氏との会食を重ねてきた。今年6月には4氏が東京都内で約3時間にわたって会食。松井氏の離党表明2日前の8月25日夜にも菅氏と松井氏が会食していた。菅氏は「松野氏と大阪の考えは完全に違う」と周囲に漏らし、維新内で大阪系が主導権を握ることへの期待感を示していた。

 官邸サイドは橋下氏ら大阪系との関係をテコに、安全保障関連法案などの重要課題で維新との連携を模索してきた。維新党内の路線対立をあおり、野党共闘にくさびを打ち込む効果も発揮してきた。橋下氏は離党するが、党内に影響力は残しており、一方で松野氏の求心力は低下する。維新内の亀裂が深まることで、大阪系がより政権側に接近しやすくなるとの見方もある。

 首相と菅氏には、来年の参院選を機に橋下氏が国政に進出することへの期待もある。ただ、自民党内からはこうした官邸の動向に批判的な声も出始めた。関西選出の衆院議員は「菅さんは維新に気をつかいすぎだ。官邸が動かなければ維新は注目されなくなるのに」と不満を漏らした。【高本耕太】

 

橋下徹氏、松井一郎氏が維新離党「ダブル選に集中」

[2015年8月27日16時13分] 日刊スポーツ

 維新の党最高顧問の橋下徹大阪市長(46)は27日、最高顧問を辞職し同党を離党すると大阪市役所で表明した。同党の松井一郎顧問(大阪府知事)も27日午前、大阪府庁で離党を表明した。

 橋下氏は「僕と松井知事は(大阪市長、府知事選の)ダブル選に集中するためにいったん国政政党から(身を)引く」と述べた。

 山形市長選で同党の柿沢未途幹事長が、同党が「推薦しない」と決定した野党系立候補予定者を応援した問題に関し、橋下氏は松野代表に「辞職しなくてもいい」と伝えたという。松井知事と柿沢氏の公開討論についても「もう必要はない」と“公開バトル”の見送る考えを示した。

 山形市長選問題は党全体を巻き込む形となり、内紛は泥沼化したが、表面上は収拾へ向かった。

 橋下氏は離党する理由としてダブル選に専念する以外に「国会では安保法制が重要な時期に差しかかっている。維新の党は安保法制に集中し、僕らはダブル選に集中する」と話した。

 柿沢氏は14日、山形市長選(9月13日投開票)で民主、共産両党などが支援する無所属新人の立候補予定者を応援。反発した松井氏が「けじめをつける必要がある」と幹事長辞任を求め、大阪系議員も批判を強めた。これを問題視した松井氏や大阪系議員が辞任圧力を強めていたが、柿沢氏は「党規違反をしたわけではない」と続投の意向を示していた。

 橋下市らは総務省に19日付で、近畿2府4県の地方議員約200人による政治団体「関西維新の会」を届け出ている。「関西維新」は橋下氏が提唱。近畿2府4県の国会議員は15人で、うち5人以上が集まれば政党要件を満たし、国政政党として自立することも可能になる。大阪系の国会議員が維新の党から集団離党する可能性について橋下氏は「分裂とか話が出ているようだが、それが目的ではない」と否定した。

 

2015.8.6 18:56

橋下氏、大阪知事選「松井氏以外に人材いないのでは」と再出馬希望

 橋下徹大阪市長(大阪維新の会代表)は6日の定例記者会見で、11月22日投開票の大阪府知事選について、個人的な見解とした上で「松井氏以外に人材はいないのではないか」と述べ、松井一郎知事(維新幹事長)の再出馬を希望する考えを示した。

 会見で橋下氏は「出るなら大阪都構想を訴えてほしい」と5月の住民投票で反対多数に終わった都構想の再争点化にも触れた。ただ、自らは政界引退することから「明治維新も何年もかかった。次期執行部が判断する」として、あくまで長期的課題との認識も示した。

 松井氏をめぐっては維新の党代表選出馬を求める声もあるが、橋下氏は「自分は今の党執行部を支える立場」と述べるにとどまった。

 知事選と同時実施される大阪市長選への対応については「維新内で議論が全然定まっていない」と強調。一方で、自民党が都構想の対案として掲げる「総合区」を例に挙げ、「自民が与党になって市政改革の責任を持ってもらいたい」と、独自候補を立てない選択肢を改めて示唆した。

 

2015.5.7 19:17

【大阪都構想】
橋下氏、住民投票「何度もやるものではない。1回限り」 否決なら都構想断念

橋下徹大阪市長

 大阪市を廃止し、5つの特別区に分割する「大阪都構想」への賛否を問う住民投票(17日投開票)について、大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長は7日、「何度もやるものではない。1回限り」と述べ、賛成多数にならなかった場合には都構想を断念する考えを示した。市役所で記者団の取材に答えた。

 また、その場合の市政運営に関して「市政改革については、できる限り議会の意向で進めていきたいと思う」とも述べ、市議会で合わせて過半数を占める自民、公明など野党会派の考えを尊重する意向も示した。

 橋下氏は住民投票について、街頭演説やテレビ番組などで「衰退する大阪を変える最初で最後のチャンス」と主張している。

 

 

橋下徹 大阪都構想“お祭り”にかかった「12億円」

大阪市民ですら理解できているとは言いがたかった大阪都構想。5月17日、その是非を問う住民投票が終わった。反対票、賛成票の差はわずか1万741票。反対派が勝利した。その気になる住民投票のための費用はというと……。

「予算は7億4千700万円。とりわけポスターやビラなど住民投票の啓発活動には1億5千万円と、ふだんの市長選挙の倍のお金をかけています」(市選管)

大阪維新の会もテレビCMや街宣などの広報費として4億円以上を拠出。

「もともと資金が豊富ではない維新が少なくとも4億円を投入できたのは政党助成金があったから。維新の党の’15年分の助成金は26億6千万円。大阪市民だけを対象とした住民投票に国民の血税が流用されるのは本来の目的から外れているのではないでしょうか」(政治部記者)

都合約12億円をかけた計算になる。今回の“お祭り”に対する批判の声は絶えない。神戸学院大学院の上脇博之教授は、次のように指摘する。

「市の経費にしろ、政党助成金が流用された資金であるにせよ、税金を投入する以上、その価値があるということを住民に納得させなくてはなりません。橋下市長が十分に説得できていたかというと、疑問ですね」

大阪には非難合戦の遺恨が残された。憲法改正などの政治課題で維新を取り込みたい安倍官邸。11日には菅義偉官房長官が「(自民党大阪府連と共産党との共闘は)個人的にまったく理解できない」と、府連に不快感を表わした。

「維新の松井一郎大阪府知事や浅田均府議会議長はもともと自民出身で府連にとっては裏切り者。だから、大阪自民には、官邸の発言に対して根強い反発心が残っています」(府政担当記者)

12億円は大阪の地に消えた。そして、今回の結果は新たな政界混乱の始まりにすぎない。

(週刊FLASH6月2日号)


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誤字 (愛読者)
2015-08-28 09:42:08
「 図1 大阪府の債務(借金)の推移」の右上部分の
「記載許可団体」は「起債許可団体」の誤字だと思います。
参考までに。
返信する
いつもご愛読ありがとうございます! (raymiyatake)
2015-08-28 09:56:10
ご指摘もありがとうございます。

私もせっかくいいグラフなのに字が間違ってるのでどうしようかと思ったのですが、そこは呑み込んで採用しました(笑)

これからもよろしくお願いいたします!
返信する
Unknown (とら猫)
2015-08-28 11:33:53
 維新の府市になってから、府市の事務部門は、府下の各自治体には、迷惑のかけっぱなしで、可哀想。

 二重行政を批判するものの、府下自治体との協議会を一方的に脱退したり、府の行政責任を果たさず、府下自治体の事務部門は大迷惑。 でも非難はしません。 阿保が長になっているので、大阪府市の事務部門職員が可哀想だから。 

 せめて、現行地方自治法上の責務は果たしてから文句を言って下さいよね。 と云うことで、匿名で府下自治体の事務部門へアンケート調査すれば面白いですよ。 

 ぼんぼんが長になると下が困るのは、国と同じです。 
 都じゃないと嫌だよ~、府に金が無いので、芦屋の旦那に貢ぐことが出来ないもん~。 なんちゃって。
返信する
Unknown (自由を愛子)
2015-08-28 15:13:12
まだ生きていたのか...
もうウンザリです。
でも、こういうゲスな人たちって、一部の選挙民から人気があるのも事実。橋下しかり、石原慎太郎しかり、田母神しかり。

石原なんか、知事に再選されて一年程度で、やっぱ国会行くわ、って辞めちゃった。都知事選費用に70億円くらい掛かったのではなかったか?
そのカネでいろんなことができたであろうに。防災でも、高齢化対策でも、保育所問題でも、ね...。

こんな、自己都合で辞任する奴には損害賠償を請求せよ、と思ったけど、でも居座られるよりは、よかったかも 笑。
因みに登庁日数は、週3日程度だと言われておりました。
さすが、気脈を通じるお二人、よく似てる。
返信する
とら猫さん (自由を愛子)
2015-08-28 15:14:55
書き忘れ。
芦屋の旦那って、誰ですか?
返信する
Unknown (とら猫)
2015-08-29 09:16:47
自由を愛子 様

 「芦屋の旦那」とは、大企業経営者、大資産家、等を指して言った冗談ですよ。 

 都構想とは、公費でもって関西財界に貢ぐ大企業奉仕の大規模事業を実施したい橋下・維新が大阪市他の税収を狙う意図から編み出した地方自治制度の大企業奉仕をモットーにした制度の再編なのです。 
 制度再編の狙いは、地方自治制度を研究する学者や、自治体の良心的職員ならば、一目で見破れるのですが、一般では、なかなか困難なので、今まで通用して来たのです。

 蛇足ですが、関西では、大企業経営者等の資産家は、芦屋に邸宅を構えることが多いのです。 そこからの言葉で、関西に住む人ならば、簡単にご理解いただける、と思ったのです。 
返信する
とら猫さん (自由を愛子)
2015-08-30 00:42:21
お答え、ありがとうございました。
特定の誰かを指すのかな、と思ったものですから。
阪神間は、海沿いが庶民的、上の方が高級といわれていますね。六麓荘町なんか、最高峰なのでしょう。

わたしが大阪市内に住んでいた時、近隣の人々に、
「大阪の高級住宅街って、どこ?」
と問うと、
「大阪には、ない」
と言います。
「えっ、夕陽が丘とか、帝塚山は?」
と聞いても黙っている。しかし突然元気良く、
「でも、この辺はなんと言っても阪急沿線やからね!」
と、自慢しはじめるので、かえってコンプレックスが窺えて、痛々しく感じました。(すこし笑)
返信する
御神籤のように (リベラ・メ)
2015-08-30 07:58:31
まるで、大吉が出るまで御神籤を引き続ける人のような橋本市長と松井知事ですね。本能寺の変の直前に愛宕神社で御神籤を引き続けた、明智光秀を連想させます。
返信する
東京だったら ()
2015-11-23 15:47:22
大阪都構想は、大阪を復活させるための何らかの方法論として、総論は賛成です(各論はなかなか難しいかも知れませんが)何かしないと行けないでしょうし。
でもこのところの一連の動きを見たら、橋本氏が絡んでいる人間が市長になるとか、考えられないんです。しかも、色々曰くある人だし。
政府の思惑があってのことでしょうが、どうして大阪の人はこんなに票を入れるのか。教えて欲しいです。それとも自民党側がひどすぎるってことでしょうか。
石原氏は確かにわがまま、ひどい政策もしました。最後はほんと、金の無駄遣い。我田引水でとっつかまらなかったのが不思議ですが、それでも、かれも都知事になった頃は、かなりいい政策もしたのです。(任期が長すぎたけど)次の都知事が汚職で捕まったことに現れてますけど。
橋本さんは少しは業績がったんでしょうか。
いずれにしても、維新が票を伸ばした意味がわからない。
返信する

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