ウツとネガポジな日常

鬱と癌と共存中のオバサンの日記

まさに塞翁が馬

2019-01-31 19:19:00 | 日記
もう癌になって、ほぼ2年なんだ。

時が過ぎるのは速いね。

癌になる前は暑いか寒いかの季節感は感じるものの、変わりばえのしない似たような、体感する時の流れと実際の時の流れがズレてて「私しかいない空間と現実の空間が重なってるだけの世界」に居たみたいだった。

私と言う存在は、この世界では地縛霊みたいなものなのかもって時々感じたりした。

そしてスーパーで働くようになって1年過ぎた頃に具合悪くて病院行ったら癌だった。

止まっているかのような緩やかな時の流れの世界がまるで違う世界になってしまった。

親が5年前に肺癌になって手術して数ヶ月外来治療で抗がん剤を摂取してても副作用も無く元気でいる姿を見てて私のイメージしていた「癌」とは、当たり前だけど人によって違うんだと認識が変わってはいたけど「ステージ4は末期の癌」という認識だったら、1年から数ヶ月の命だと思ってた。

それが1年過ぎ→心不全で緊急入院→復活→心臓に負担をかけないように抗がん剤が点滴から服用に代わり→復活→肩に激痛で鎮痛剤も効かなくなる→骨の検査→異常無し→激痛がお腹に移動→食事が出来なくなる→入院→最後の検査で“癌らしき影”→先日再度CT撮影→腫瘍ではなくなんらかの原因で大腸に傷がつき、患部が化膿した膿の塊では?→退院してわずか10日で入院決定。

まぁ年単位の間隔で次から次と“癌そのもの”以外で入院することになってる。

去年、生存率5年クリアした親が再発。

しかし、半年過ぎても元気な親。

“人生何が起きるかわからない”って実感してます。

入院で内臓の炎症が治らなかった“開腹手術”とか“人工肛門”とか先行きが全く見えない展開中です。

だけど、関わってくれてる人々には本当に恵まれてる。

介護保険や諸々、年齢的に厳しいにもかかわらず、ジョイマン先生をはじめ病院の関係者の方々や区役所の私の担当者さん…
みんなが連携して私の今後の生活も含め考えてくれて動いてくれてる。

遠くの親戚より近くの他人とは本当だ。

有り難いなんてもんじゃないです。

有り難くて嬉しくて泣けて泣けて…

この気持ちは表現できません。

神様、御先祖様のお陰でです。

本当にありがとうございます…

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