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古今亭志ん朝の噺、「鰻屋(うなぎや)」

2014年12月12日 | 落語・民話

古今亭志ん朝の噺、「鰻屋(うなぎや)」(別名;素人鰻)によると。
 

 酒好きの留さんがボッートしているので、兄貴分が飲みに連れて行くというと、あまりいい返事が返ってこない。
 聞くと、先日半公が同じ事を言ったので、付いて行く事になった。

電車に乗って田原町まで行って、歩き始めると寿司屋があった。

「好きか。それなら後にしようか」と言って、素通りし天麩羅屋の前まで来てしまった。

「天麩羅は好きか。それなら後にしよう」と同じ事を言って素通りしてしまった。

焼鳥屋も同じように通過して、デンキブランが有る前まで来ると、入るかと思ったら、スーッと信号を渡ってしまった。

ぶつぶつ言いながら吾妻橋を渡り、それでも酒を飲ませてくれると思って付いて行くと、正面のビール会社には入らず左に曲がって、土手伝いに行って左に曲がり、土手下に出た。「好きなだけ呑め、この川の水が特級酒の”隅田川”だと思って呑め。」、悔しいから3杯飲んでしまったが、その後腹の調子が良くない。

 そんな事ではなく、カドに新しく出来た鰻屋で、一杯いこう。

金はないが、こないだ、そこで飲むと香々とお酒が互い違いに出てきて、文句を言うと若い衆が出てきて「どうしても鰻が食べたいですか」と言ったので、当たり前だ、と言うと丸焼きの鰻が出てきた。

文句を言っていると主人が出てきて「職人が出掛けて鰻が割けません」と言う。

帰るからお勘定というと、鰻も出せなかったのでお代はいりません、と言う事でタダで帰ってきた。だから、そこに行こう、今日は職人が居ないから。

 店に行くと、職人が居ないから、後で寄ってくれと言う。今食べたいからと、入り込んで鰻を見たが、ヌルヌルしてつかめない。ヌカをたっぷりかけて再挑戦したが、鰻はなおも逃げるので手を前に前に出して押さえ込むが掴まらない。鰻の行く方に歩き出し、玄関を出ようとするので、「おいおい、何処に行くんだ。」


 「前に回って鰻に聞いてくれ」。

 

 

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