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「おしゃれな立ち食い」が流行っている? 気軽さと低価格で勝負

2015年08月17日 | ニュース

【暮らしのハテナ】
「おしゃれな立ち食い」が流行っている? 気軽さと低価格で勝負

 立ち食いといえば、おじさんがビール片手に串カツや、空揚げを食べて談笑…。そんなイメージを持っていたが、最近は女性も利用しやすいおしゃれな立ち食い店が流行しているという。調べてみると、イタリアンやフレンチ、メキシカン、ステーキ、果ては割烹(かっぽう)まである。わざわざ立ってまで食べに行きたいお店の魅力って何だろう。ブームの背景を追った。(池田美緒)

女性が7割

 「乾杯!」「おいしい!」。5月15日午後7時ごろ、大阪市中央区の「俺のフレンチ・イタリアン松竹芸能角座広場」は若者や女性客であふれていた。

 同店は平成25年のオープン以来、フランス料理やイタリアンを手頃な価格で楽しめると人気だ。「週末の夜など人気の日程は、予約できる席は1カ月前に埋まってしまう」と、棚橋繁一店長(48)。平日は1日平均約500人、休日は約800人が来店。女性客が6~7割を占める。

 週2~3回訪れるという同市浪速区の会社員、川上由希絵さん(39)は「メニューが豊富で1人でも楽しめるので『おしゃれな台所』感覚で利用している。テーブルマナーを気にせずおいしいフレンチが食べられるので友達も喜ぶ」と語る。

 職場仲間と訪れた大阪府大阪狭山市の医師、宇野洋史さん(51)は「立ち食い店ってコップ酒でするめとか食べてさっと帰るイメージだったけど様変わりしたなあ。おいしいし、ここなら2時間くらいいられそう」と驚いていた。

立ってでも食べたい

 立ってでも食べたい理由はなんだろうか。

 同店など全国32店を運営する「俺の」(東京・中央区)広報部マネジャー、徳永三貴さん(27)は「ミシュランの星付き店級の料理を3分の1ほどの価格で提供するようにしています」と言う。人気は、牛フィレ肉にフォアグラをのせてペリグーソースをかけた「ロッシーニ」(1380円)と「オマールエビ」(1尾、1680円)。ワインも600円から楽しめる。

 手頃な価格の秘密はやはり立食スタイル。座席より収容人数が増え、回転率も上がる。フランス料理を単品で楽しめる気軽さから口コミで客が増え、宣伝費も抑えられた。

 飲食チェーン「ペッパーフードサービス」(東京・墨田区)の「いきなり!ステーキ」も、高級店の半額程度でステーキを提供する立ち食い店で、若者に人気だ。店の狭さを逆手に取り、客の目の前で食べたい量だけ肉を切ってみせるサービスが受けている。仕事帰りの会社員など「おひとりさま」も多く、滞在時間20~30分と回転率が高い。

立食ブームは成熟期

 最近の立ち食い店ブームは、「『立ち飲み』から派生した文化」と、フードジャーナリストの曽我和弘さん(54)は解説する。

 「立ち飲み」は江戸時代、酒屋が店の一角で酒やつまみを提供したのが始まり。飲食店が多様化した昭和55年ごろに衰退するも、バブル崩壊で消費低迷した平成11年ごろにブームに。料理にも力を入れた立ち飲み店が登場した。16年ごろの「バル」ブームと20年ごろからのスペイン料理人気が融合してスタンドバルブームになり、立って味わうスタイルが確立。やがてフレンチなどさまざまな料理に広がっていったという。

 ブームを機に立ち食いへの抵抗感が薄らいだらしく、女性客が従来型の立ち飲み店でも見られるようになった。一方で、ブームの火付け役になった立ち食い店では、ファミリー層が増えるなどニーズが多様化して着席スペースを増やす傾向も。曽我さんは「立ち食いブームは成熟期に入った。今後は原点回帰が進み、しゃれた日本酒スタンドバーなんかがはやるかもしれない」と推測する。

 

 

 

 

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