蘭の国から

自生地や我が家の蘭の生育日記など

五月は風車

2017年05月27日 | 庭の四季


おふくろはこれを見て「こんなクレマチスか山にあるがかよ」と驚いてました。
まぁ確かにクレマチスに違いは無いですけど、日本に自生するカザグルマです。











クレマチスは世間一般によく知られていますが、カザグルマはイマイチ認知度が低いようですね。

私は一度だけ、自生地で開花しているのを運転中に見かけたことがあり、
思わず「おぉ〜カザグルマや!!!」っと大声が出てしまいました。

先ほどの三種類は関東産のものですが、こちらは地元の吾北村産です。





どれもこの春に植えた苗ですから、まだ地際で咲いてますが、
数年後にはあちこちの樹冠で賑やかに咲き誇ってくれることでしょう。


おまけで、こちらは旧庭から梅の木とともに2月に移植した、アリマウマノスズクサです。









地味な花ですが、ひょうきんな形が大好きです。
こういった蔓性の草花入れると、庭の雰囲気が柔らかくなっていいですよ。


も一つおまけのテッセンです。







世間ではクレマチスと同じ意味でテッセンの名前が使われることもありますが、これがテッセンです。
ちょっと伝統園芸っぽさがありますよね。

そしてこれがその芽変わりで生まれた白万重。





芽変わりだなんて、ますますそれっぽいですね。
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全国大会

2017年05月24日 | いろいろ


先週末は全国大会で浜松に行ってました。
いろいろ役割があって忙しく、気がついたら写真も撮ってなくて、 慌てて撮りました。





内閣総理大臣賞は清水会長の金剛宝です。





かつてないような、覆輪を交えた豆葉の縞の、驚異的な美術株です。
平成の富貴蘭界を象徴するかのような作品です。


農林水産大臣賞は三昧さんの舞鶴です。





盆栽の国風展に並んでても違和感のないような、風格ある作品でした。
最後まで内閣を競り合い、小さい声で言いますと、私はこちらに一票入れました。


こちらは文部科学大臣賞の翠扇。





やや陰作りなのか、この品種にしては縦長な感じの木が、
この鉢を合わせることによってグッと魅力的に見えてます。
今大会で一番ハッとさせられた作品でした。


錦司龍の見事な大株です。







静岡に所縁のある品種ですから、静岡県知事賞に推薦しました。


高級品種の間に割って入って特別賞を受賞した駿河の舞です。
一瞬虎斑のはぜていない花観月かと思いました。





名前が紛らわしいので我家では、東出の剣としています。


大韓民国風蘭連合会会長賞の至楽です。



すごい株ですよね〜我が家のは枯れてしまいましたが。


金剛宝の部門で内閣の株の次席に座ってた、金剛冠です。



富貴蘭の展示で赤絵の鉢が使われることは少ないですが、
パッと華やいでおめでたい感じになっていいですね。


夢幻の白縞、白州です。



見事な覆輪の子が付いてます。うちのにも出てくれないかなぁ。



私は手ぶらで行くつもりでしたが、何か持って来いと言われたので、一つだけ持って行きました。

神威の中斑です。





このくらいしか撮れませんでした。
あとは他の方のブログや、来月の園芸JAPANと趣味の山野草を見てくださいね。
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サイシンの庭

2017年05月20日 | 庭の四季


あれから6ヶ月、予想してたよりは綺麗に繁ってくれました。

サイシンの庭です。








“緑の宝石”という形容詞は色々な植物に対して使われ、富貴蘭にも使われることがありますが、
日本の園芸植物の中で、これほどこの形容詞が似合うものは無いと思います。

鮮やかとか、濃いと言ったものとはまた違う、青味を感じるような神秘的な緑です。








水板にびっしりとこの葉を浮かべた写真を見たことがありますが、私には宝石箱に見えました。
泥軸のカンアオイのアントシアニンが抜けて素心になったことにより、なぜ緑の色がこんなに違って見えるのか不思議です。

金牡丹や葵錦は分かりますが、ラベルを抜いて地植えにしてしまうと、ほとんど名前が分からなくなってしまいました。

















まだ30鉢ほど残っているので、全部地植えにしてあげたいところですが、もう植える場所がありません。


しかしこのジンジソウの斑入りの派手なこと派手なこと。



こちらはまだいいとしても



こちらはまるで蛍光塗料をぶちまけたみたい。



ちょっとした彩りのつもりで植えたけど、ちょっと邪魔かも。




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月光羆

2017年05月19日 | 富貴蘭(覆輪)


あれから11ヶ月、うちの棚で作っている蘭友の木は子供を外して返してくれました。















最初は白斑で出現したのに、すっかり黄色がちな色に変化してしまいました。

このまま固定してしまうと面白味に欠けるのですが、時々強く墨を流したり、
縞状のルビー根を出したりしてますから、まだどこかに行こうとしている気配は感じられます。

こちらは私の親木。
縞根のルビーの部分は成長が鈍いため、泥の部分との成長スピードの差によって歪みが生じ、
クルっと曲がってしまいます。









と言うことは、完全なルビー根になってしまうと、極端に伸びが悪くなってしまいますね。

これからどこに行くのやら、のんびり観察したいと思います。


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「苔庭のランたち」

2017年05月18日 | 庭の四季


スズムシソウです。










子供の頃には栽培してましたが、いつもナメクジの餌になってしまってました。
久しぶりの挑戦です。



コアツモリソウです。










栽培するのも見るのも初めてです。
想像してたよりも遥かに小さい花です。

絶対に顔を見せない恥ずかしがり屋さんみたいですね。










キンセイランです。





こちらも初体験です。なんとも美しい佇まいです。

そう、温室の中なのに高山性のランたちです。
うまく行くかどうか分かりませんが、新温室での目標の一つは、高山性のランの栽培です。

本当は暖地で栽培された苗を植えたいところですが、なかなか手に入らないので、これらは青森から取り寄せました。

来年ここでの紹介が無かったら、失敗したってことです。


ジュエルたちはご機嫌よろしいようです。









吊り下げてある鉢植えもあります。



もう少し欲しいなぁ〜なんて思ってます。




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