語法のすききらいシリーズ(シリーズってのはウソです。「ことばの尻尾踏み」で数度書いてるワケワカ系統)

2020-11-08 13:57:36 | ・ことばの尻尾踏み。

トップに訂正加筆をします。(16:18) → 下記「サ変動詞の態(受動・能動)」は、サ変動詞の他動詞自動詞だ。ヒマ

ただイヤなだけ~。マトモじゃないおかしな言葉を使いたがる私がマトモでタダシイのを知ってるわけではない。変わって当たり前ってしたり顔で言いたいわけだしね。それでもそれヘンでしょとかチガウでしょとか私の気に障る言葉遣いが目や耳につくのはまいにちと言ってもいいのでいちいち書いていたら書き損ねたとき気になって困るからキホン書かないがたまに書くのが今日。3つ~。 




1.熟語を語幹とするサ変動詞の態(受動・能動)

 これはたぶん過去に何度も書いていることだが、受動も能動も気にしないってのは定着し切ったな。私の購読するごいんきょ東京新聞でも多用されている。




↑は、11/7朝刊2面から。

下院議員は再選「した」のではなく再選「された」のである。
当選の場合は、「当選した」である。当選「され」たりはしない。されたときは尊敬されているとき。


2.「どうぞごらんくださいませ~♪」

え?この店でも?ということが少なくない。
真剣に拝見、比較検討しているその最中、繰り返し迫ってくるゴランニナッテクダサイマセー。私、いま、見てるんだけど。見ちゃ、いけない、のか。私のゴランの仕方が間違ってるのか。
もっと見たかったのに(頭中で)キレて店を出たことが二度ある。



3.「是非お待ちしております♪」

行くか行くまいか迷ったすえ自分からやっとやっと連絡をつけた先(さる教室)からのお返事がこれ。なにがいけないの? もとい、何がイヤなの?と言われそう。
ラジオやTVの広告やリコメンドでも頻繁に聞かれる。是非来てちょ!待ってるよ~ん(昭和だとも!)といちいち語法変換するのに忙しくてコンテンツを忘れる。



 ‥‥1だけでなく3つとも前に書いたかもしんないとほほ




  ─────




個人的にどう考えても不当な施策について、誰かが「説明のなさ」が前政権から引き継がれていると書いている。この言い方はよく見られる気がする。

これに関して一面だけは現政権を是とする。説明しないというその姿勢(?)。まあ、ぐらつきつつあるが。

前AB政権は、説明が説明になっていないと詰め寄られるほどにその説明にならない説明を重ねる「丁寧に説明してまいります」な手法だった気がするもので、説明しない!というその態度は潔い気すらしてしまったのであります。褒めてません。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お食べになるってのもちょっとヘンだけど。召し上がるをいただくって言っちゃうんだしなあ。

2016-09-26 05:50:30 | ・ことばの尻尾踏み。


すこしまえ、ら抜きことば使用のパーセンテージが報道された。アレを指標にすることが、かなりふるめかしい。


きのう、つけっぱなしになっていたテレビから「(話題を)先取ります」という声が聞こえた。これは近年よく聞く言い方だが、もしかすると昔からあるのかもしれない。  コトバや語法の言い間違えにすぐ気付いてその場で言い直せるという点で以前ミ(キキ)トメていたジョン・カビラ氏がホストか、隣にはそれなりにベテランなのだろう私が顔を知るアナウンサー。

上のコトバがどうというより、それで想起されること → 先取りするを先取るというのと逆の気になるサ変の言い方がフツーになっていることへの個人的残念感からなかなか解放されないのが困る。

おはなしする というのは謙譲用法だと思う。今や敬語だ。おもどりになる、おあるきになる という言い方が 戻られ 歩かれ の「られことば」におきかえられ → ではないね、尊敬られ はもともとある → 切っているのだから、せめて はなされる と言えばいいのに。

(自動詞のら抜きは可能、ら付きは尊敬 ってとこはわかりやすい。△△さまは考えられる、と聞いて、△△さまがなにかを考える能力があるという意味かと迷う必要がなくなる。これが さわられる など他動詞になると多重困惑が出てくる。蛇足の蛇足だが、 
他動詞の自動詞化はもはや意識もされない。)



で、
 召し上がってください を いただいてください と言っている
のをきく個人的残念感からすればギリマシ w な
 お食べしてください とか 食べられてください とはもちろんだれも言わないんだ。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こちらコーヒーになります責任者曖昧(不在)言語

2015-01-02 21:25:45 | ・ことばの尻尾踏み。



「あそこのカドにこないだ変なビルが建ったじゃない、あれなに?」とは私も言う。
用言化されない=サ変動詞化されていない「建設」は、少なくとも私にとっては「建つ」ではなく「建てる」であり、「ビルが建設」には目くじらを×建てる○立てるが、「ビルが建つ」はOKだ。目くじらが立つ、もありかな。 「ビルが建てられている」とは言わないな。


英語は、○○する言語。
「私がガラスを割る」
日本語は、○○なる言語。
「ガラスが割れる」

だそうな。おなじみ日能研の中吊り入試問題広告、今夜見たのは茗渓学園中学の国語。一部12歳の子らはこの意を踏んまえてんのね。



いまBSでテーマ「バカ」で未来への伝言が映っており、糸井さんが 責任をとらないニホンザルの話を久米さんに紹介し、中野さんが地域性の関わりで肯定的コメントを添えていた。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そんなにヒマなのか私

2014-11-25 09:30:56 | ・ことばの尻尾踏み。

名詞系!?サ変動詞(正式名称は知らない)の他動詞体言どめのおかしな表現について、よくわかんないくせにさんざん言ってましたが、近年は、私が気に入らないだけで正しいのでしょう。ってことなんですが、たまにまたつまんないこと言いたくなる。

ごいんきょ朝刊25面
『サンゴ密漁疑い船長横浜に入港/ 船内を捜索へ』

ちょっと首を傾げながら本文に行くと、「(船長の)漁船を横浜港に入港させた」んだそうだ。なら、「入港」でなく「導港」とかさ、そんなのないなら・から文章考えるってことでしょう。
私がよく例にとるのは、「ビルが建設。」って、ビル君が何を建てたの?ってやつですが。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雇用者報酬。

2010-03-25 16:15:26 | ・ことばの尻尾踏み。
発言がそのまま文字になる昨今、この述語の主語はどれなんだかわからないなんてのはよくあって、あとでいくらでも(ってことはないが)解釈を変えられるわけですね。
てにをはの誤用に加え、イメージ先行と過剰な謙譲的発言上では尊敬・謙譲の助動詞と可能の助動詞の多様により、発言者の意図か否か、意味が左右どちらにもとれそうな文章が濶歩する。
それ以前に、助動詞があってこそ成立するはずだったサ変動詞の助動詞的活用が省略される。
外来語の安易な多用が言われて久しいが、新しい言葉をつくる頭脳もコンセンサスを得ようとする暇もない。ゆえに長々とした重ね熟語もふえるし、重ね熟語初使用者の言いすべりがそのまま世に躍り出る。「一昔」前の文書を勘違いしそうな言葉が増えている。

と近年思うこと多しったって、数分前のきっかけ以外の例が挙げられないんだからしょーがない。すいません。被用者報酬、次いで被雇用者報酬で検索 → 雇用者報酬という言葉が現在公的に使われているらしい。雇用者って。/ ワケワカ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さ変か助しか。

2009-07-02 08:31:17 | ・ことばの尻尾踏み。
やめたいものだと以前も書いたがいまだそう完全平和に流せないつまんないことの一つが、体言どめをする語幹の前に助詞をつけるとき。「秘匿情報が開示」って、秘匿情報さんが何を開示したって? そうじゃなきゃ「秘匿情報開示」にしといてくださいませ的な。いや別にそんな見出しがあったわけではありませんし、東京新聞にしてから見出しでひっかかることは今のところなし。

「言葉が変遷する」「言葉を変更させる」「言葉を変化」「言葉が変幻」のどれがどうかは、「言葉」という言葉の性格上もあって一概に言えないことはもちろんだが、一般にサ変自動詞とサ変他動詞の混用が、「する」「させる」「される」を明示しない場合のみではなくなっている。もともと曖昧さがあるとしても。


たまたま、新型インフルエンザに関する言葉をたどっていたら「医療機関を受診」とか「医療機関に受診」という言い方だらけ。

「受診」というのは「診察を受ける」だ(と思う)。しかし「を」や「に」が主流らしい。「医療機関を診察を受ける」「医療機関に診察を受ける」?

「に」でも「を」でもなく「で」だろうという確信のもと「病院で受診」でグーグル検索をしたら、ヒット先トップのブログのコメント欄には、「で」なんてあり得ないという書き込み。そうか……。そうか……。で、何となく上のことを、直接関係ないけど思い出した。

言葉は変わるモノですよねはい。
めくじらを立てるその大半は勘違いと思い込みによる。
というだけでなく、1,000円からお預かりいたしますと言われたら、言葉よりその丁寧な態度と笑顔を褒めるが平和だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サ変動詞。ダカラナンナンダ。

2008-10-10 11:08:52 | ・ことばの尻尾踏み。
以前書いて消したかもしれないし、やめたいものだと思っていることが、(殊に)サ変動詞の能・動その他の混同に今さらいまだに躓く件。大新聞にも大バラマキされているのでツカレルσ(^_^;。きょうたまたまビョウキヲハッショウサレルという言い方を変換する必要があり、病期or病気を八勝されるとしか出てこない。ふむふむワープロソフトはいいこだ。実務的には困るけどね。森林に復旧させられると森林に復旧されるはワード上では下線の分割が違います。もちろん建物が建築すると建物を建築するは同じ。詰める気も能力もないのがばればれ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

するさせる。

2007-03-08 08:41:44 | ・ことばの尻尾踏み。

【 未更新のご注意をいただいているgooブログ参加者です。ここの記事↓↓は意味ない!です。個人ガス抜きで更新します。 】

【 ↑ を書いた日時は不明ですが、その後何度か加筆しています。今回、自分で頭から読み直そうとして
     「お含め」でもう先が読めない。
      謙譲と尊敬をごっちゃにする真正のor正真のばかですね‥‥。 2019-12-24 07:37 】



【A:】
a.お答えをいたします。より お答えいたします。
   お答えをします。より お答えします。
b.お伺いをいたします。より お伺いいたします。
   お伺いをします。より お伺いします。
      vs
c.お答えさせていただきます。より お答えをさせていただきます。
d.お伺いさせていただきます。より お伺いをさせていただきます。

対比させているどちらにも実はひっかかるんですねわたくし。
同じかたが、このようには ↓ おっしゃるのですから。

昭和63年度以降の経費も含めさせていただいております。

この「含めさせ」の部分を、「お含めをさせ」とも「お含めさせ」とはおっしゃらない。

【B:】
冒頭の a. b.について言っているのは、その前に
「文章について」
「その点に関して」
「ご質問に」
がつく場合です。

「文章についての質問への」
「その点に関しての」
「御質問の」
など、名詞に掛かるかたちであればひっかからないですね。

~であると御説明させていただきます。
~であるという御説明をさせていただきます。

【C:】
続く c.d.については、【B:】に書いた、前の文節どちらの例にも言えます。

それ以前に、 c.d.のそれぞれ前のほう、「を」を省いた形がなぜ自分がユルセナイのか。

a.b.で「お答えします」をよしとしながら、おなじ「お答え」に、「します」を謙譲的に言うハズのところの「させていただきます」にかえただけなのに、であります。

ほかに、素直に聞けるもしくは読めるのは以下です。
答えさせていただきます。
伺わせていただきます。
お答えになる。
お伺いになる。は、殿下の陛下に対する様子を描写する際など。
アーツカレル。

────────

私は権威に弱い。あくまでも弱い。芋たこなんきんで町子が、というより、あのフジヤマ直美が、チガッタ、あれ? あ、いいのか、藤山直美が、私が今躓いている語法を使ったので、私のほーが、やはりこころえちがいをしておりました、か? という状態になっている。直美はフジヤマだ。

今私が躓いているのは、名詞というのか、その名詞がサ変動詞の語幹というのか、その使い方。

『「御指摘させ」ていただいてもよろしいですか。』ではないが、そういった言い方を藤山直美がしたってことだ。

まず「御」を「おとり」いただきたいが、「おとり」の「お」がとれないことと同じように「御指摘」の「御」はとれまい。


名詞と動詞語幹との区別がもとはあったのがわかりにくくなっているのか、んなもんないんか。



芥川賞の選評の中に、関西弁は七癖隠すというような言葉があった。関西弁は細かい区別を知らぬ、私を含めた日本じゅうのひとに愛されている。

大阪系京都人がなにかとジャマクサイと言うのを、私は最初、「邪魔」というイメージでとらえがちだったが、もっとずっと軽い表現のようだ。

そのように言葉自体の醸す意味の違い、あるいは全く違う表現についてはそのように覚えればいいだけの話だが、違うとは言い切れないが、同じとは言えない語法がある。


「日中語の品詞のズレ ―二字漢語の動詞性をめぐって―」の「問題の所在」という項に、私が聞いてひっかかる、日本人の話す日本語の問題が書かれている。続いての引用はネット辞書。
──────
2 問題の所在
中国語を母語とする学習者が日本語の文章のなかで漢語を使用する際に悩む問題の一つが「動名詞」「漢語サ変動詞」などと呼ばれる「二字漢語+する」である。そこには、
①ある二字漢語が動詞性を備えているかどうかの判断が、日本語と中国語とではズレがあるという問題。例「出生率が低下になる」「研究に夢中する」
②自動詞・他動詞の区分が明確でない中国語を母語とする学習者にとって、日本語の自動詞と他動詞の使い分けが困難であるという問題。例「経済を発展する」「資源が開発する」
という二つの問題が含まれるが、本稿では①のみを対象とする。②は多くの研究者が取り組んでおり、また現象そのものが複雑でもあるので、本稿では、考察の対象とすることはしない。

参照サイト
────────
じどう-し 2 【自動詞】
その表す動作・作用が他に及ばず、主語自身の動きを表す動詞。「戸を開ける」の「開ける」を他動詞と呼ぶのに対して、「戸が開く」の「開く」の類。西欧語では目的語をとらない・とるなど、自他の別がはっきりと表れるが、日本語では必ずしも明確でない。⇔他動詞

たどう-し 2 【他動詞】
その表す動作・作用が他に及ぶ意味をもつ動詞。その対象となる事物を、多く助詞「を」で表す。「戸を開ける」「本を読む」の「開ける」「読む」の類。⇔自動詞
〔英語などでは目的語をとり、主語・目的語を転換して受け身表現にすることができるなど、他動詞とはっきり認定することができる。しかし、日本語では、目的語の表示が必ずしも明らかでなく、また、目的語をとらない「泣く」が「子供に泣かれる」のように受け身に使われたりして、自動詞と他動詞の区別を明確にしにくい面がある〕
goo辞書──三省堂提供「大辞林 第二版」より
────────

敬語の重複表現と助詞の省略だ。関東で、あんなことをおっしゃってしまい、それをおやりになったとか、あんなことを言っておしまいになり、それをされたetc.と言うところを、関西ではよく、あんなことおっしゃられてしまわれ、それをおやりになられたと言う。

既にそれは標準語口語体を席巻しつつあるかもしれない。

何歩か譲って夢想するに、もしかすると関西の動詞は、見かけは標準語と同じだが、予め助詞の意味を含んでいるのではないか。標準語が要する助詞はジャマクサイ軽視対象なのではないか。

などということについて何も検証していませんが、
「関西弁に関する問題が取り組まれています」
「その件に関しては検討チームが御議論いただきます」とか、
「検討チームの御議論をいただくことになります」とかが自然に受け入れられる様子に、いちいち躓くが、

昨今はやりの一般的日本語談義では概して分解された品詞とか言葉が対象になるばかりのようだ。

重ねれば、サ変動詞の自動詞、他動詞の混用も関西からやってきたのではないかと邪推する。

新聞見出しでも近年当然のように使われる「ヒルズが建設」というような体言どめ。
完全形?である「ヒルズが建設された」の「された」が表現されないので、私には、ヒルズという人格がナニカを建設したかのように感じられる。「ヒルズを建設」のほうがよさそうなものだが、多くのメディアの体言どめでナニカと「が」が好まれる。

完全形?でも、「この法改正によって負荷量は目標値まで削減した」というような文型は少なくないが、「環境省は負荷量を」ではないのだから「削減された」にしてくれぇ、っと思う。

──────
《地方議員》
ユニバーサルデザインが普及、促進するための施策
    デモ ベツニイノカー──
  →(を普及、促進させるための施策)
    ガタダシイワケデモナイカ──

《フジテレビアナウンサー》
「もう○○さんの映画が公開していますね」
  →(が公開されて)

《NHKアナウンサー》
「この公演のどこに工夫しているんですか」
    デモベツニイイノカー──
  →(どこに工夫を凝らしているんですか
    どこを工夫しているんですか
    どこについて工夫しているんですか
  この公演にどんな工夫をしているんですか)

放置。
参照サイトでもごらんください。


【追記 2007-03-09 09:42】
「負荷量は削減した」でおかしくないような気がするデショ?

私は個人的に、
それを言うならば「負荷量は減少した」とすべきかと思いました。
「削減」と「減少」が、自動詞他動詞のモンダイかは放置しっぱなし。

【蛇足】
私のワープロ辞書はふかりょうと打つと「フカ漁」で
その後「負荷量」としても、同じ繰り返しだ。低学習能力を私から学習したのか──




【追2019-03-13 10:03】

(おつくりって おさしみかと。)

マツコが『夜更かし』で「お〇〇する」を自分のことじゃなく神側の行為に使ったのが私の最近のがっかりである。
『家、ついていってイイですか?』で字幕が「お会いした」となっていたとき、インタビュアーリアルは「お会いになった」。字幕制作者はタダシちゃってるわけだ。
自分が神さまに「お会いして」、神さまがどなたかに「お会いになる」。そう私は思うわけだが、正誤はわからん。とりあえず「お〇〇になる 」は滅多に聞かれない。




【追2019-04-3 22:33】

TBSの荻上チキ番組を流していたら国土交通副大臣さんかどなたかがアナタノハナシヲコウキイタという意味で「お承りをした」とおっしゃった。近年よくあるパターンである。ex.そのようにお承りを致した次第です。え? これになにかもんだいでも? 重層忖度はあたまをぐるぐるにしそうだなあ。



【追2019-12-22 04:33】
前にも書いたが、スター・ウォーズが上映とか、

とか。
もはや完全に浸透している。と言うのが間違っているのかもしれない。むかし語法を間違えるとその場で訂正していたのが好ましく思われたジョン・カビラ氏もこの手の言い方をすることが多くなっている。まだきいてるんですよJ-wave~。

が一時的に中止された
が一時中止に追い込まれた
が一時(この「一時」は「一時的に」的使用)中止された

企画展さんが何「を」中止したのかって。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

九段の菊地成孔メモ。

2006-12-12 05:25:10 | ・おもに音楽。
九段会館は仕事でしか入ったことがなく(目隠しされた馬車馬時代)知らなかったのですが、なかなか渋い大ホール。エントランスの階段を見上げると、左右に2つの花。右がUAで左が野宮真貴。なるほどね、みたいな。左を見ると壁の布がほつれている「への1」てな最上階近くで、遊園地金魚鉢な色をした完成された世界を見おろしてゆらゆらしてみました。正直、すこし寝そうになった部分があります。カヒミカリィさんは昔とおんなじ歌い方をし続けてきたんだって、ちょっとびっくりしました。なお、オペラグラスというものを持参しながらしまいっぱなしにするところでしたが、“パーカッションの部”に関してのみ レンズごしに凝視させていただきました。
 

(写真は、九段とは無関係。新宿エルザの窓辺)

マッタク関係ないが、「敬愛なるベートーヴェン」はタイトルに疑問符もつかず感動の嵐を巻き起こしているらしい。一方、公的な文書は「日進月歩する社会」と述べる。「科学」を意識的にサ変動詞にしたこととは別次元の話だ、などとメクジラ立てるのがおかしいらしいと矛をおさめようと努力することが多い敬愛すべき日進月歩の社会だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする