加筆をアタマに。
みずいろっの件
・さっき歩ってたら、ダンロップタイヤの幟旗はためき、そこに DORAEMON-GO！カラーのドラえもんさんが。ドラえもんカラーを検索したりなんぞせんぞ！
うこんいろの件。
・おじょうさんが薬局に行っているあいだにも、ははの着衣裾から流れ落ちるものあり。
所沢駅のホームドアと、スマイルトレイン(かな？)車両ドア周りと乗務員室扉上マーク
ぱっと見では、この３つがDORAEMON-GO！(スマイルトレインのバリエーション)の外装の色にかなり近い。青と水色のボーダーラインなどもちろん光の神様でもお引きになれまい。
でも、です。先日、家、ついて行ってイイですか？でドラえもん大好きという男の子が、ドラえもんのなにが一番好きかと聞かれてこたえた「みずいろっ」は、この色ではない。絶対にない。
DORAEMON-GO！内部の座席の背もたれ部分、そして、
西武鉄道のマーク(あれも、これも、かなう。)左側のリングの色が、
ほんとのドラえもんカラーとしての「みずいろっ」だ。 と私は思うのである。
さて、西武線のさる駅にて電車とバスが好きな利用者さんと過ごすおしごとがあった。
バス停前にはステンレスのバー２本をベンチそのものもしくはベンチがわりとする設えがあり、50代から60代のフレアスカートの女性が脇に立ち、ベンチに座りかねたような微妙な体勢でいるのがその母親らしき女性。
その近くを私たちは行ったり来たりしていたから、けっこう時間は経過していた。ふっと、かおりといろとに同時に気づく。
なんでまたこんなときにうすい色の服を着てきたのかと、ややずれた同情をする。
姑なのか母親なのか、若いほうはその短くもないあいだ、どうしたものか考えあぐねたり愚痴や非難を言い続けるなりしていたのか。たまに(私はしごと中である)見る顔はただただ災難に遇っているというふうだった。
通り過ぎながら「いい案が浮かびません。私も手が離せないので、あそこの交番で協力してもらうのがいいと思います」と思い切って声をかけるが、困り「果てて」か、表情ひとつ変わらない。動きもない。
そのうち、若いほうが50メートルほど離れた薬局へ２度、何かを買いに行くが、どちらも大きなものではない。まずは着替えや汚れ落とし用品が必要だろうにと気が気ではないが私には何もできない。
略すが、最終的におふたりは、白い日差しが照り返す駅ロータリーを半周近く歩くスーパーのトイレに向かった。
バーはステンレスなのできれいに空を映している。彼らが見えなくなってから私は通りがけ(はい、何度も往復してます)に、常に携帯している手指消毒液を、女性が寄りかかっていたバーにスプレーした。
足元には、見ていたひとならなにものかはすぐわかるうこんいろの跡。若いほうが薬局に行っているあいだ、本人は細い体を折り曲げてハンカチのようなもので拭こうとされた。コトがより大きくなりそうで「そのままにしておいたほうがいいですよ」とおとめしたのは私だったが、地面までは対処できなかった。
おじょうさんは去り際、バーにも足元のうこんいろにも意識を向ける余裕はなく、ははなるひとはただ従う。
利用者さんのランチやトイレなどを済ませて、またもとの場所に戻ってみると、バス停のそのポイントには壮年(？)の男性が座ってスマホに集中していた。足元はすっかり乾いて日光消毒想定下、いろも目立たない｡｡｡｡
その１。
会話はほとんど聞き取れなかったが、年嵩の女性のほうは認知障害がある感じではなかった。便意がどうのという以前に、たまたまの体調と慣れぬ暑さなどでからだの制御機能が働かなかったのではないか。
いずれ私にもそんな事態が起こるかもしれない。
その２。
ベンチにかぎらず、ほんと、どこにどんなものが付着しとるかわかったもんぢゃありまへんでえええええ！
（ドラえもんとおともだちだったらなあ）
