いつも寝不足 (blog版)

動物園・水族館へ行った記録が中心(?)。
他の話題はいつも寝不足 (信州FM版)で。

いい加減しつこいが須坂市動物園

2006年06月17日 | 動物園・水族館
川上犬の公開が今日からなので、今週3回目、今月4回目の須坂市動物園訪問。今回はヤフオクで格安(※)で手に入れたズームレンズ(トキナー; 70-210mm/F3.5)とモノクロフィルムを試す意味合いもある。
※レンズにカビ痕がついているので、それも当然。

さて、動物園に着いたら入り口の券売所の所に「本日の川上犬の公開は終了しました」の張り紙。ありゃ。公開は11時~12時くらいかなと見当をつけて(※)やって来たのだが遅過ぎたようだ。
※明日からは12時~13時。

まぁ、今日一日で公開が終わるわけでなし、と気を取り直してカンガルー舎の前まで行くと、前方から犬を引き連れた人がやってくる。てっきり、マナーの悪い客かと思ったが、よくよく見ると引いているのは見たことのある子犬。

そう、川上犬だ。どうやら、公開が終わって散歩へ行くらしい。元気いっぱいにちょこまか動き回り、飼育員さんの行く方向へなかなか進まない。また暇を見つけて、じっくり見に来よう。なお、川上犬は源竜と名づけられた。川上村が千曲川の源流であることと、須坂市動物園が臥竜公園内にあることにちなんだそうだ。上手いね。

昨日のblogに書いたように、ネオパンSSは3本しか買わなかった。昨日既に1本使用しているので、残りは2本。ダークレスの薬品は残り6本分ある。差し引き4本。と言うわけで、キタムラでネオパン 400 PRESTOを4本購入。

ん? ビックカメラの通販で買ったネオパン SSより安いぞ。24枚撮り2本組で530円。1本あたりなら265円だ。ビックでは、24枚撮りネオパン SSが290円だった。僅かな違いだが、わざわざ通販で買う必要なかった? まぁ、ネオパン SSを置いてないから仕方ないけど。

さて、今日はネオパン SSとネオパン 400 PRESTOをそれぞれ1本ずつ撮影・現像してみた。カメラとの相性や、現像作業のバラツキのせいもあるかもしれないが、ネオパン 400 PRESTOの方が良好な結果を得ているような気がする。まぁ、400 PRESTOの方が高感度な分、より絞りを効かせられてシャープになってるだけなのかもしれないが。

また、今日の現像からドライウェルを使用することにより水滴ムラができにくくした。昨日現像した分には、現像ムラ以外に水滴ムラらしいものが何ヶ所かあった。

むん。水滴ムラは追放できた模様。現像ムラも追放できたか? と思っていたら、よりにもよって400 PRESTOの1枚目にありやんの。それが左下の写真。この1枚だけだったら壁の補修跡か? なんて思って気がつかなかったかもしれないが、右下の写真と比べて気がついた。ちなみに、右下の写真はネオパン SSの24枚目。なかなか難しいのう。
ペンギン(現像ムラあり) ペンギン

須坂市動物園には、2頭のアムールトラ(スミオとスミコ)がいたのだが、スミコは残念ながら昨日(6/16)に死亡してしまった。
スミオ バーバリーシープ リス

210mmの威力で、高い所にとまっていることが多い猛禽類も大きく写せる。
トビ(1) オオタカ

ゴイサギの目は赤いので慣れないとちょっと気味が悪いが、色が分からない白黒だとあまり気にならない。
ゴイサギ

私が小さかった頃(30年近く前)は、この蒸気機関車に登ることができたと思うが、今はダメ。それにしても、こういう黒っぽいものを白黒で撮影すると引き立つね。
SL(1) SL(2) SL(3)

ハッチのお嫁さんが可愛いのは衆目の一致するところだが、ハッチも実はまつげが長くて、見ようによっては可愛いと言えないこともない。
嫁さん ハッチ ハッチ(拡大)

臥竜公園の池にはカモが多く生息しているが、前方から泳いできた3羽は何か様子が変。近づいて来るのをよくよく見ると、一番後ろの3羽目だと思っていたのが、実は上下に重なった2羽であることが分かる。この2羽は何をしているのだろう。交尾? 泳ぎながら?
カモ(1) カモ(2) カモ(3)

飽きもせずに須坂市動物園(BlogPet)

2006年06月17日 | Blog Pet
当日(11日)は、ネットで大きいかしらとか広いかしらとか状態と思案しているのかどうかは、ちぃすけは、かなりナーバスな状態だったが、ハッチの方を見やって「このオッサンとか状態とお嫁さんだが、2頭を隔てていた?」
と、くえれんとが言ってたよ♪


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「ちぃすけ」が書きました。

ダークレス現像

2006年06月17日 | 雑記
Nikomat FTで色々撮影しているうちに、やはり、現像だけでも自分でやりたくなり、何かいいのないかなぁと探しているうちに見つけたのが、フジフイルムのダークレス現像キット。

ダークレスとは暗室不要という意味で、大まかに言うと、フィルムの缶(パトローネと言う)ごと現像液や定着液に漬け込んで現像する。「ダークレス」でググれば、先人たちの試行錯誤の跡を見ることができるので詳しい説明は割愛。

さて、田舎に住んでいると最大の問題は、何と言ってもダークレスの入手。近所のキタムラやカメラ店を何軒か覗いてみたが置いてない。また、よく利用するヨドバシの通販にも置いてない。再来週に上京する際に新宿のヨドバシでも見てみるかと諦めかけていたら、ビックカメラの通販で扱ってるじゃあ~りませんか。

早速注文。ついでにネオパンSSも注文。個人的にはトライXが好きなんだけど、コダックのフィルムは構造上ダークレスでは上手く現像できないそうなので、ネオパンSS。それにしても、久しぶりにネオパンSS買ったなぁ。10数年ぶりだと思う。

今回買ったのは、1回分の現像液と定着液が入った現像器キットと、6回分の現像液と定着液が入った薬品キット。つまり、7回現像できるわけだ。しかし、なぜかネオパンSSは3本。4回分余るな。これは、ビックカメラの通販の値段が安いのか高いのかよく分からなかったので、取り敢えず、これだけは欲しいという本数にしたため。近所のキタムラを覗いてガックリ。ネオパンSS置いてねぇ。もっと高いフィルムは置いてるけど。

気を取り直して、ダークレスの中身をザッと紹介する。

下の写真左側のアンプルに入っているのが現像液と定着液。これで1回分。少ない少ないとは聞いていたが、本当に少ない。これで現像できるのが不思議なくらい。真ん中が現像器とパトローネオープナー。この現像器にフィルムをパトローネごと突っ込んでグルグル回して現像する。グルグル回すのは薬品をフィルム全体に行き渡らせるため。そして右にあるのが説明書。これを熟読暗記してから作業しないと失敗するらしい。
ダークレス中身

ダークレス現像に掛かる時間は、現像液が2分30秒。定着液が4分。水洗いが30分。薬品の入替やフィルムの乾燥を勘案しても1時間かからない。しかし、現像液と定着液に関わる7分弱で全てが決まるので、この7分間は息が抜けない。と言うか、グルグル回す手を止められない。

やってみて分かったのだが、結構しんどい。3秒間に10回転以上のペースで回し続けるのって現像器を置く場所や自分が座る場所などをきちんと整えておかないと難しい。また、現像液と定着液の入替は可能な限り短時間で行わないと現像ムラの原因になるとのこと。現像液をすぐに捨てられるように水盤の近くで作業をしたり、現像液を吸い取るのに余分なティッシュを用意しておいたりしないと思わぬ失敗をしかねない。

何はともあれ、論より証拠で現像結果を以下に示す。ダークレス現像は、その原理からして、フィルムの後ろの方ほど失敗しやすい。左下が10コマ目で、残りが20コマ目と21コマ目。後ろの方でも上手く現像できている。
作例(1) 作例(2) 作例(3)

心配していた現像ムラは、下の写真(13コマ目)の赤く囲った所にある程度のものが、もう1枚(14コマ目)あるくらい。予想以上に失敗が少なくてホッとした。
現像ムラ

しゃかりきになって回したことと、薬品の入替の時間を短くしたこと(10数秒)が良かったのではないかと思う。しかし、まだ1回やっただけなので、次回は失敗するかもしれない。

次回の目標は、フィルムに傷を付けない、だな。現像ムラは少なかったが、フィルムの取り回しが悪くて、傷が入ったコマがチラホラあった。

まだ6回現像できるので、しばらく楽しめそうだ。