小林真 ブログ―カロンタンのいない部屋から since 2006

2006年開設の雑記ブログを2022年1月に市議当選でタイトル更新しました。カロンタンは40歳の時に飼い始めたねこです

三十年の間の『アラビアのロレンス』(03/02~08) with acv.

2009-03-09 22:27:38 | 週間日記
「砂利から春の泡」
砂利の層を破って伸びてます。何でしょうか。葉っぱが大きく、食べられそうだなと思いつつ試してません。

03/09 14:35

いろいろ書きかけのもありますが、週が明けたので週間日記の更新です。
アーカイブは、今回からノンジャンルで。ほっらたかしになっている塾からのダンボールを発掘、ある雑誌に掲載の、1996/12/02『日本の「中華まん」年表』です(http://runjuku.yu-yake.com/simpleVC_20090309173730.html)。くだらないですが、ひょっとしてこれは、現在でも国内唯一の研究例かも知れません。
では、先週日記です。

●3月
2日(月)起きるとM君からメールがあり、強風の中幼稚園の遠足を見学に~伊勢屋食堂でカツカレー~塾でテスト勉強
3日(火)塾テ勉は2回転~腹へって、送りがてら豊里・永来でラーメン
4日(水)満帆太田店でこじめん中盛~夕、塾テ勉
5日(木)夕、塾テ勉~同級生M君、その幼稚園父親仲間のMさんと雷文へ~M君宅で十年以上前の録画という「シルバー仮面」観
6日(金)朝、配達M君に便乗で車を取りに行き、帰って入浴~リヨン:バルサ~ここしばらくの仕事完了~腹へったのでラーメンは太田・増味家*~えばらでエイシェントクラン999円~久しぶりにプレミアリーグ、ウェスト・ブロムウィッチ:アーセナルは後半少しで寝た
7日(土)Mixi70's 倶楽部の方々と伊奈町・ホルモン道場やまにしに「道場破り」。音楽の話に、ホルモン、焼酎お湯割で途中からよくおぼえていないが、帰路は伊奈に本拠を置くA邸にも。買っていったおみやげ五家寶渡すのすっかり忘れ、帰りは弟に便乗
8日(日)朝、父親号で車回収~宿酔で苦戦~競馬当たらず~しかたないのでおでん製作~高1M君、最終日の世界史テ勉で、参考映像としては、『ラストエンペラー』『ドクトルジバコ』『はいからさんが通る』のYoutubeを観賞~うだうだしてたら風邪気味になり、薬飲んで寝る

サッカーは、そうかこうやってまとめればわけわかんなくならないんだ。CLがチェルシー:ユーヴェの後半、レアル:リバプール、リヨン:バルサにプレミアがウェスト・ブロムウィッチ:アーセナル前半で計3ゲームか。

【カウンター09】
ラーメン3/33(*1/13) 他外食1/5 外飲み2/17 3/14.5 購入ウィスキー1/14

あわただしい三月初めでしたが週が開けたら楽になり、今日はほとんど仕事せずたまった新聞や本を読んだりしてゆっくりしました。

さて付録です。
週間日記部分を書いていて思ったことを、またまとまらないまま書いてみます。最初に思ったのは世界史テスト勉強、参考映像から思った「ネットと塾活動」のレポートです。

駅に近かった旧塾から先にADSLを導入したのは01か02年くらいで、以来、勉強していてもネットの情報を活用することは多くなっています。

日曜の高校生の世界史では、溥儀が出てきたので『ラストエンペラー』を、ロシア革命で『ドクトルジバコ』、『はいからさんが通る』は最初、M君が終わってから家族で食事に行くといった「シシリーの風」というイタリア料理店が前は「はいから亭」という焼肉屋で、その「ハイカラ」の解説から大正ロマンの話になり、しかしこれは少女マンガ界でも歴史に残るかっこよさの伊集院少尉はシベリア出兵したことからロシア革命に結びつきました。
このあたりはすでに前のテストでも、南北戦争で『風と共に去りぬ』、英国の中東外交で『アラビアのロレンス』など、今ではこれらアカデミー賞級なら予告編だけでもYoutubeでかんたんに参照でき、高校生も、『ラストエンペラー』なら、あんな小さい時からあんなだったんだ、と清朝中国のわけのわからなさを、映画の世界のつくりものとはいえ実感できます。

そしてネットは、中高生の持つ情報も的確に私におしえてくれます。
競馬と野球以外にほとんど地上波を見なくなって久しい私は芸能界についてまったく知らず、で、あるからこそ流行のアイドル、お笑い、ドラマ、CMなどについてリサーチしていますが、何といっても検索すればだいたいドラマの予告編やお笑いのネタ、アイドルの歌くらいは確認することができ、そうか、こういうのが流行ってんのか、これがジョージ秋山のマンガかよ、これが『ローマの休日』と同じ名前の芸かよ、などと、一応は納得しています。

さらにいえば、より5教科的なことでもネット+PCは大活躍です。
中学生の計算練習程度なら有志の方々による素材がいくらでもあるし、教科書会社は準拠の問題集もpdfで販売しています。これは個人的には無用の長物と思っていますが、中1初期の英語の4線紙なんてのも印刷会社の広告入りが無料です。
学習内容についても大助かりです。なんといっても教員免許はフランス語にも関らず全教科対応でやってますし、しかも高校の時は2年の途中からあまり授業に出なかったので、さすがに化学やら、文系受験なのにまったく無視していた古文などは、「枠」=「ロジック」だけはだいたいわかっていても細部の知識はおぼえていないので、ここでも検索が役に立ちます。
試しに今、Googleの検索履歴をみてみましょう。「過マンガン酸カリウム 硫化水素」。専門の方はご存知でしょう、酸化還元反応ですね。「Cu+4HNo3 酸化数」なんてのもありました。
今回はありませんでしたが、品詞分解などはネット辞書やいくつかの文法解説ページが役に立ちます。漢字の部首なんて、一般人にはテレビのクイズ番組の知識みたいなのもそうですね。
もうちょっとまともな利用法だと、まわりを気にし過ぎるのがめんどうくさい、と実にたのもしいため息をついた中1男子に、よし、これを読むといい、と青空文庫で『雨ニモマケズ』をプリントして渡したりもしました。

まったく便利になったものです。
でももちろん、こういうのを「わかる」というのかどうかというと、それはやはり別のことでしょう。
高校生が民衆にかしずかれる溥儀の映像をみてこういうのがあったんだと思うこと、ロシア革命では家を没収される貴族の話をして、最悪じゃん、と思わせること、これらは今の私が『メイちゃんの執事』の予告編をみて、M1のネタをみて、へえ、こういうのが流行ってんのかと思うこと、こういう風にわかることなら、そう、たとえば『アラビアのロレンス』っていう映画はすごいって「ロードショー」や「スクリーン」で読んで、またはテーマ曲だけきいて、どんな映画だろうと考えていた30年前の高校生の方が、よっぽどわかっていたのかも知れません。

これは身近な者によくするのですが、高校1年の頃、好きな映画は『アラビアのロレンス』っていってた現在検察官のH君と新宿にリバイバルされていた同作品をみに行き、み終わって、すごいなっていったら初めてみたように感動しているので、あれ、みたことあんじゃないの、ときいたら、いや、「ロードショー」とか「スクリーン」とかで、みんなすごいすごいっていうから、おれも一番好きな映画は『アラビアのロレンス』っていってたんだという、当時はまだ残っていた「教養主義」の高邁さといい加減さを物語る、わけのわからない話があります。

と、また長くなってしまいました。本当は中高生とネット≒携帯文化についても言及しようと思っていたのですがここまでにします。

そう、思えば「中華まん」の年表をつくった頃は、まだネットはなくメーカーの人に頼んで資料をFAXでもらってました。
『アラビアのロレンス』もピザまんも、そう昔ではありません。

(BGMはimeemで集めた映画の使われていた現時点で22曲、身もふたもない Soundtrack's。名曲 Lawrence of Arabia や Merry Christmas Mr. Lawrence も入れました http://www.imeem.com/people/FwgvvZ_/playlist/41C5KqOO/soundtracks-music-playlist/

春の陽昼寝

03/05 15:20

自作食べ物シリーズ

畑のものをどんどん入れた野菜塩スパ(feat. 芽出まくりじゃがいも、小松菜、分葱、購入:キャベツ、にんじん、ゆかり)

3/05 12:49

日暮れ前だとおでんも色が違う

03/08 16:33

春の庭のたいしょう

03/05 11:20

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「植物の謎」の声に応えて追加

03/11 12:29
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