深谷市市会議員小林真ブログ―カロンタンのいない部屋から since 2006

2006年開設の雑記ブログを2022年1月に市議当選でタイトル更新しました。カロンタンは40歳の時に飼い始めたねこです

12.25 かこさとし展@館林美術館

2022-12-29 06:20:37 | 身のまわり

12月25日、クリスマスサンデー。いく人かのSNS投稿をみて見逃してなるものかと、館林でのかこさとし展に行ってきました。
このすごい作家を知ったのは最近のこと。だるまちゃんシリーズはじめいくつかの作品を子どもと読んで圧倒されていましたが、下絵や幼少期の作品をまじえた大量の作品群で多くがわかった気になります。いままでいちばん度肝を抜かれた『キジムナちゃん』のハブが分かれるところの原画をみつけたときには、「あるよ、あるよ」と交くんと歓声をあげました。
だるまちゃんのファンタジーはわかっていましたが、今回の展示で感じたのは科学本での養老孟司のような明確さ、ブリューゲルのような多様性のわくわく感、そしてアンドレアス・グルスキーやアンゲロプロスのような平面的構成力や文間文法…。とはいえそういう表現と比較してもしかたがないオリジナリティが幸福です。
それにしても館林美術館。われわれが最後の一組となりましたが、交くんが「もう真っ暗だよ」と声を上げた上州の沼のまわりの原野、うさぎのオブジェと三日月、そして冷たい師走の風の組み合わせが見事で、その後、われらは太田のブックオフビッグバザールで古本や古着をたくさん買って帰ったのでした。
2022年最後の日曜のこと。


 

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12月12日(月) 9時から一般質問。メインテーマは「協働」で、「公共施設・文化・歴史・まち」を考えます

2022-12-12 02:04:28 | FUKAYANOUTOPIA

12月12日(月) は12月議会の一般質問。最初なので9時からです。
今回はこれまでに取り上げた「旧藤沢分署」と「区画整理」に関する再提案で2項目。「公共施設」と「文化・まちづくり・協働」がテーマで打合せが始まり、管轄部局とやり取りを重ねるうちに「協働」がメインテーマとして浮かび上がってきました。その上で文化や歴史、まちといったサブテーマを考えます。

「歴史」とは近代までなのかという問いから「深谷デジタルミュージアム 人物館」を知り、これはこれでいいけどなんか違うなと思って、そうだと気づいた「Seien」創刊号の「深谷現創学」をまず議会事務局に共有資料として送り、歴史として協働を考える絶好のサンプルである「深谷カルソッツ」の4ビジュアルを追加で朝、送ります。と手前味噌な資料となりました。
4回目になり「引用」のしかたも再構築。いずれにしても、12日の朝が楽しみです。

インターネット中継(後日録画あり)
深谷デジタルミュージアム
「深谷カルソッツ」2011.2 「ゆめ☆たまご」報告
平成24年「市民ワークショップ」

埼玉県ホームページから
埼玉県ホームページ 藤井美登利さん「その5 渋沢栄一の養蚕人脈 飯島曽野(その)~宮中御養蚕へご奉仕した埼玉県の女性~(深谷市)」

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12月から―『グッバイ、レーニン!』

2022-12-08 05:58:14 | 身のまわり



12月から深谷市内にいる時間を増やしています。

熊谷市市民活動支援センターは所長を退任して、週2日(火・金が基本で変更あり)の「コーディネーター・相談員」として勤務。後任はわたしより約20歳若いのにNPO業界歴が長い生越さんです。
その分、深谷で週に1日くらいで選挙ポスターにあげた「もんだいカウンター」を「まちづくり相談所」として始めようと、どんなかたちがいいか考え中。本庄NINOKURA周辺でもいろんな動きがあるし、NPOくまがや内ではこの5年半の市民活動の実践を県北全体に広げていこうと作戦を練っています。

サッカーW杯に日本中が熱狂する中、身のまわりでもいろんなことがありました。前回ロシア大会ベルギー戦の時もそうだったし、身近なことと世界的なビッグイベントが遠くても切り離されてはいない空気の中で起こる。そう思った12月の最初でした。
そこで思い出したのが映画『グッバイ、レーニン!』。2002年に1990年イタリア大会時、東ドイツの家族を描いた傑作をみてみました。
中学校のサッカー部顧問で、ドイツ統一の日に南口で写生大会の引率をした1990年のこと。40歳になってねこを飼い始めた2003年の国内公開時にこの作品の小さい判型のパンフレットを買って、しばらく映画パンフを買うのをやめたこと。その間の1998年のフランス大会で一生の長さを初めて実感したこと。ドイツ統一の花火が上がる場面で、そういえば『ポンヌフの恋人』に出てくるフランス革命200年は前年だったこと。作品に関係あったりなかったりのさまざまが、少し前の『アメリ』で一世を風靡したヤン・ティルセンのノスタルジックな音楽とともに思い出されます。

うさぎ年の来年で60歳。年賀状の話なんかも出ている中、12月議会の一般質問は12日の最初でそのことはまた書きます。

市民活動支援センター【運営体制変更のお知らせ

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