深谷市市会議員小林真ブログ―カロンタンのいない部屋から since 2006

2006年開設の雑記ブログを2022年1月に市議当選でタイトル更新しました。カロンタンは40歳の時に飼い始めたねこです

「麺類」@NAOZANE連載「熊谷 after 1945」

2018-11-10 07:22:33 | 身のまわり

熊谷市全戸配布のフリーペーパーピーアイピー発行「NAOZANE」の不定期連載「クローズアップヒストリー 熊谷 after 1945」が11月号で24回を迎えました。 

「平安時代の直実はじめ、熊谷の人はずっと昔の話ばっかりしている。われら周辺熊谷圏民にとって輝いていた高度成長から、悩みつつ進む平成のストーリーをとなりまちの視点から書きたい」という連載はページ都合でない月もあって、創刊3年36号で24回ということは3分の2の掲載。今の仕事、市民活動支援センター所長になった昨年4月から、読んだ人が訪れる機会になればと著名記事にしてもらいました。実際に訪れた人はいないけど、話をすると認知度は高く、このページだけとってあるという人がいたり、電話を含む取材の時もあのページかとすぐわかって話が早いのは、全戸配布というローシキイかつハイハードルな体制のおかげと感謝しています。実際の作業はいつもばたばた、締切直前数日で書くが多く、事実の間違いを指摘されることもしばしば。取り上げる事柄も個人リサーチの限界でかたよりもあり、これらは書き手の力不足と好みが反映した「読みもの」というしかありません。

今月号は巻頭「うどんサミット」特集に連動する「熊谷の麺類」。自他ともに認める麺類好き、熊谷圏地粉の魅力を感じる一人であるだけに楽しんで書けました。

今日から熊谷は産業祭と「うどんサミット」で、地元深谷では産業祭内で「ご当地グル麺フェス」と熊谷圏は麺ざかり。日常的にも、センター休みの昨日は自宅いちばん近くファーマーズマーケットで販売の樋口製麺地粉うどんを、子どもの頃このへんではみたことがなかった「釜あげ」で食べました。

原稿内に書けなかった個店の好みをいえば、熊谷市内のラーメンは、麺の印象が残らないという点で完成度の高さを感じる四華郷、一つひとつの定番パーツと振れ具合が完璧な永楽、地粉使いに可能性を感じる福は内がベスト3、うどん店は麺そのものは印象がないが店の存在感と人なつっこいそばがニューウェーブな別府・のび太、それとこの地域の大きな財産と思う製麺所では圏内に広げ、深谷の鈴木製麺と秋山製粉、行田の吉野製麺所です。

この連載を通して知った人も多いし、画像の出どころも広がっている。いつもセンター訪問の際の唐突な質問に応えてくださる利用者の方々、SNSでのメッセージに対応してくれるみなさん、どうもありがとうございます。

次号12月号は巻頭と連動の「星川」。〈内陸のベニス〉熊谷の大テーマです。

「熊谷の麺類」pdf



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

曲芸=未来の報酬という幻想を持つこと

2018-11-05 13:13:04 | 読書



今日は熊谷勤務が休みで、朝の保育園送りの後は洗濯だのコーヒーだので、J-wave をきいていた。
大高健志の「少年ジャンプ」の話(1:10頃から。来週まで)で、商業性と作家性とか、全員が打席に立てる時代になったから今度はコーチが付いて打率だっていうのもおもしろかったが、その後で昨日の「今週の本棚」鹿島茂評『ならず者たちのギャラリー』(アマゾン。高くて買えねえ)がおもしろくてまいった(Webにはない)。

・・・
 アイレンブルフという画家が自分で絵を売るよりも、工房で働くレンブラントの絵を売るほうが儲かると気づいて画商に転じたのだ。

 「荒れた海ほど、最も多くの魚を捕まえられる」として革命や戦争に乗じて投機を図るウィリアム・ブキャナンのような「ならず者」の画商。

 「そのような高潔さは、もちろんそれ自体で、きわめて魅力的な商売上の戦略ともなりえるのだ」

と引用して、

「金儲けと画家支援という両立不可能な曲芸に、未来の報酬(名声と金銭)という幻想を持つことで挑戦しつづけた画商たちの興味尽きない列伝である」

 と結ぶ。
 むう、やはり己は商売には向いてない。
 画商ってのはすごいな。「がしょうき」ってんだろうか、とくだらぬシャレをかましつつ、「ならず者」は「デスペラード」なのかなと、この前きいたJ-waveのイーグルス特集を思い出したり。
 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ザ・ポーグス peace & love

2018-11-04 04:56:59 | 音楽



amazon

spotify 

パソコン作業の思い出アルバムBGMシリーズ今回はリリース年みたら「平成元年」。ということで平成30年間をよくきいていたアルバムで振り返るというシリーズにしてブログ記事にしようと思いたつ。


26歳の1989年は臨時採用教員で、いまでいう熊谷圏の中学校に務めていました。
ポーグスのこのアルバムは、大学時代と思ってたら卒業してたんだ。当時飛ぶ鳥を落とす勢いのスティーブ・リリーホワイトによるプロデュースは評価が別れたおぼえがあるが、この愛しのバンドのあらくれ感をキープして一歩進んだ音にした感。オープニングもわくわくするけど、一曲選ぶならメリハリとカタルシスのM3。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする