ゆっくりのんびり市町村廻り

何年かかるか、もしかしたらできないかもしれないけど、日本の全市区町村の制覇を目指して頑張ってみる!

79日目 時計の針は1か月逆戻り(5)~野辺地

2014-05-28 23:49:13 | 北東北
2014年5月1日(木)


日没がせまってきたので、この日は野辺地(のへじ)町に行って終了です。

国道4号線と279号線との分岐点→
早く右折できないかな~。

まずは野辺地町のサクラの名所、愛宕公園へ。

↓駐車場にて。クジラのような面白い模様をしたもの、ナニ?

実はこれ雪。除雪してせっせとここに盛っていたのであろうものがまだ溶けきっていないとは。
恐るべし、野辺地の豪雪地帯。

↓満開でございます。




鯉の吹流しと桜→
花笑みとは対照的にしょんぼりとしょげた感じの鯉。

上へ登ってみます。

花鳥号銅像→
明治天皇の東北巡幸中に、野辺地で斃れた御料馬。

お馬さんの所から下へ→

↓雨が降ろうと槍が降ろうと飲みさえできればいいんだよ!、って感じ。

陽気な笑い声が、シ~ンと静まり返った中に響き渡っていました。
楽しそうで羨ましっス・・・。

山の方→

もっと上に登れば、より見晴らしはアップするんでしょうが、雨でそんな気が起こらず。

(374)青森県上北郡野辺地町(まち)役場
かなりボロっちくて、くたびれている・・・。まるで秘境の中の村にあるような役場。
野辺地はかつては南部藩と弘前藩の国境として軍事的に重要だった場所で、また、津軽・下北・南部の三方面への、さらには北前船の寄港地として交通の要衝地だったんですけど・・・。

飲食店がちょこちょこと立ち並ぶ通り→

↓国道279号線の商店街




暗い中、国道279号線を北へ。

↓この日は横浜町の「道の駅よこはま」で車中泊。



目と鼻の先にはローソンがあり、飲み食いの調達には誠に都合のよい道の駅。

横浜町は菜の花で知られる町で、この道の駅の愛称も「菜の花プラザ」。
夜はさすが菜の花の町にある道の駅だけあって、その愛称通りの菜の花色に、いや寧ろド金ピカでハデに輝いて・・・。
実は、デジカメが無駄に電灯の光を取り入れたためか、こういう写りになってしまったんですけど、かえって「菜の花プラザ」に(少しは)相応しい写真になった感じ(笑)。

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79日目 時計の針は1か月逆戻り(4)~七戸

2014-05-26 22:58:07 | 北東北
2014年5月1日(木)


車を西に走らせます。

ん?→
これはどう見ても鉄道廃線跡にあらずや。

↓という訳で、15時15分、南部縦貫鉄道の旧・七戸(しちのへ)駅。


ここで南部縦貫鉄道について。
野辺地(のへじ)-七戸間約20キロを結んでいた私鉄で、平成9年に休止となり、平成14年に正式に廃止されてしまう。
レールバスが走っていたことで知られていました。
私はそのレールバスにはついぞ乗らなかったのですが、走っている姿は何回か見たことがあります。

駅構内→
本当にこれ、廃止してるの?

完全なる廃止という事でもなさそう→
これは町の市街地に貼ってあったポスター。
残念ながらこの日は動いている姿は見られません・・・。平日だし当たり前田のクラッカー。

駅事務室を覗く→
当時の時刻表や運賃表が残っています。
1日僅か5往復というのが末期的状態であったことを如実に示しています。
それに町はずれに駅があり、さぞ利便性が良くない鉄道だったのだろう。

市街地へ。

旧七戸町役場前にある重要文化財の建物→
郵便局だったと思いますが、忘れた・・・。

この裏側には、14世紀後半に築かれ、16世紀後半に廃止となった七戸城址があります。
ここも行ってみましょう。

えんやこらと、坂登り→

↓登りきると、



そこはあたかも桃源郷のような世界。
柏葉公園と呼ばれているここ、雨降りの中で静かにサクラの花びらがハラハラ舞う光景もなかなか風流なもの。

↓七戸中央商店街




↓お店ごとに独自の幕が店頭に飾られています。


七戸川→

橋の袂に絵馬が飾られています→
そう、七戸は絵馬の町。
お店で絵馬を買って、数ある神社のうち願い事にあった神社(それぞれご利益が違う)に奉納すると願い事が叶う?らしいです。
これ、何かのきっかけで有名になればかなり強力な町おこしになるのでしょうが、悲しいかな、知名度が低い以前に、公共交通機関が不便なのでこういう類が大好きな女性を呼ぶには不利すぎ。

市街地を北上し、「道の駅しちのへ」へ→
馬二頭は七戸生まれのダービー馬、ヒカルメイジとコマツヒカリの像。
どっちがどっちだったか忘れた(苦笑)。

売店にて→
これは奉納絵馬かどうかは分からん・・・。

↓道の駅から東北新幹線・七戸十和田駅が見えます。

ちょこっと行ってみます。

↓駅に来るや否やナイスタイミングで、16時53分発の「はやぶさ28号」東京行きがやって来た。


さらに北上。

(373)青森県上北郡七戸町(まち)役場
かつての天間林(てんまばやし)村役場。
平成17年に旧七戸町と合併して今の七戸町が成立しました。

↓ここは昔、天間林駅があった感じっぽい場所・・・(多分そうだと思う)。


17時半、ここを後にします。

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79日目 時計の針は1か月逆戻り(3)~三沢・東北町

2014-05-23 23:04:32 | 北東北
2014年5月1日(木)


もうちょい三沢に居座ります。

↓市街地から車で10分程走らせた所にある「青森県立三沢航空科学館」。

でっかく綺麗な建物。
お上の力の入れようが分かるけど、不良資産化してはいないでしょうね?

ここは文字通り航空と科学をテーマとした博物館。
入場料は¥920(イベント企画の見物代(¥410)込み)。

↓航空ゾーン

ライト兄弟が飛ばした飛行機の模型(だったと思う)。

↓これは私のような飛行機音痴でさえも知っている国産旅客機の大スター、YS11(本物)。


2階から眺める→

科学ゾーン→
校外学習中の児童たちでいっぱい。
どちらかと言うと航空ゾーンはそっちのけで、科学ゾーンの方で遊んでばかり。
ま、そうだよな。航空ゾーンより面白いもん・・・。

大空ひろば→

↓イベント会場にて

十和田湖に沈んでいたのを引き上げた「旧日本陸軍一式双発高等練習機」。

こちらは張りぼての零戦→
見たことはないけど、映画「山本五十六」の撮影のために作ったものらしい。

たったこれだけのものを見るだけで410円とはかなり高すぎ。
まんまとボられたわ・・・。

立ち寄ってみた三沢空港→
駅みたいな小ささのビル。

「道の駅みさわ」(5月4日に再び三沢上陸)→
別名、斗南(となみ)藩記念観光村。
斗南藩とは、戊辰戦争に敗れた会津藩を再興するために、会津よりさらなる北方のこの青森県で立ちあげた藩。
会津から陸路での移動は、晩秋という時期も重なってとても厳しかったらしく、入植先でも飢餓地獄に等しい生活を強いられたよう。
なのに明るい希望を目指してやってきたにもかかわらず、たった1年余で廃藩置県となってしまい、また絶望のドン底に突き落とされてしまう。
ここまで苦労してやって来たのは一体何だったんだろうね。
いつの世も負のスパイラルから抜け出すのは大変ということか・・・。

道の駅にある「先人記念館」→
日本初の近代様式牧場がここ三沢に旧会津藩士・廣澤安任(ひろさわやすとう)によって開設され、彼ら先人達の功績を展示しています。
ちょうど「斗南藩の再興と消長」なるテーマの企画展がやっていました。

これで三沢市はおしまい。

↓青い森鉄道に沿った県道8号線を進み、13時、東北町の「道の駅おがわら湖」に到着。


しじみラーメン(¥700)→
しじみは小川原湖の名物で、全国第三位の水揚げ高を誇ります。
それを使った(であろう)あっさり塩味のラーメン。でも、飽きがきやすい味かもしれない。

↓小川原湖公園へ。

日本で11番目に広い湖沼。ここは夏、湖水浴場として賑わうみたい。


ここは2キロにわたって「湖畔の千本桜」と呼ばれる桜並木があります。

(372)青森県上北郡東北町(まち)役場
青森の田舎町でありながら、大胆不敵にも堂々と広大な一地域を名乗っている。
東北町が誕生したのは昭和38(1963)年、その時には東北の市町村から文句は出なかったのかな?

↓最寄り駅の上北町(かみきたちょう)駅までの約1キロを歩いてみます。





みんなー、東北町は首を長ーくして待っているよー。

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79日目 時計の針は1か月逆戻り(2)~三沢

2014-05-21 23:54:15 | 北東北
2014年5月1日(木)


三沢で楽しみにしていたことがありました。
それは、「ほっき丼」。
火を通したほっき貝がご飯の上にのっかたものと言えばいいのかな?

↓駅前のここで食べたかったんですわ、でもまだオープン前。


とりあえず、あたりを散歩しましょ。

駅の目と鼻の先には、超有名な古牧(こまき)温泉があります。

奥はに見えるは元湯→
廃止された十和田観光電鉄が温泉の中を通っていました。

10年前に経営破たんして以後、長野県の星野リゾートが立て直した温泉。
なので、以前は「古牧第○グランドホテル」と呼ばれていたホテルは今では「星野リゾート青森屋」。

この高い建物は西館かな?→

↓ここでは廃線の砂利すらも剥がそうとしています。


まあ、広いです。
ですが、ここにいるといろいろと見るところ満載らしく、うっかりすると半日を浪費するハメになりそうなのでさっさと出よう。

わざわざ三沢駅に来たのは青い森鉄道の駅を見たかったから。
な訳なく、十和田観光電鉄の方はどうなっているかな、と思ったからです。
ここは廃止される直前の2年前・3月17日に、十和田市駅から電車に乗り三沢までを往復しており、その後が見たくなったわけですよ。
あの時、廃止が目前にもかかわらずガラガラだったなあ(苦笑)。

ボロっちぃ駅舎は健在。

駅舎の中→
今にも窓口が開いて、営業開始しそうな感じ。

↓プラットホームも一応残っています(線路はないけど)。


うどん・そば屋もやっていました→
ということで、「ほっき丼」はあっさりあきらめ(笑)。

↓ホーム先に見える頭上を跨ぐ工事中の道路

今度来る時にはできているかな~?

駅から少し離れた市街地へ。

(371)青森県三沢市役所
(註)前回の役所と今回の到達順位数が同じになっています。
   これは4月5日に栃木県下都賀郡岩舟町が栃木市に呑み込まれて消滅したためです。
   因みに栃木市・岩舟町ともに平成24年6月30日に既に行っています。
三沢市は航空自衛隊・米空軍共用の三沢基地(空港も兼ねている)があるので、上空から爆音が頻々と鳴り響いてうざったい。けど、市民は慣れたものなんでしょう。

↓役所前にある中央公園



風が適度に吹いていて、サクラ吹雪がハラハラ舞う舞う!
1か月前に身近に見た光景がまた見られるなんて妙な感じですけど、南北に長いわが国を有難く思いますねぇ。

市役所通り→

中央通り→
市中心の商店街。
でも、人っ子一人二人いる程度。
平日午前だからこんなものなのか、普段からこうなのか判断つきかねますが。

市街地で最も標高の高い所にある公園→
といってもたった50メートル・・・。
活性化などなどの理由で作られたようですが、公園一つで問題が解決できるのならどこも苦労せんと思う次第。

↓上の蓋が取れたとたん、パッと明るく開放的な感じになり、ほんの少しは人が増えた印象。

今では逆にアーケードは暗い印象を与え、それで人の足が遠のくのかもしれない。

↓飲食店街へ。





品数は豊富、でも誰~もいない(当たり前ですが)。
しかし、昼間の飲み屋街ってどうしてこう薄気味悪い場所に見えるんだろうね。

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79日目 時計の針は1か月逆戻り(1)~三沢駅まで

2014-05-19 23:58:55 | 北東北
2014年5月1日(木)


0時55分に国見SAを出て以降は、パラパラ雨程度の宮城県内をただただ気持ちよく爆走(仙台を過ぎた辺りから単調になるのもあるし)。
ところが岩手県に入ったとたんバケツをひっくり返したような大雨に見舞われ、スピードダウンを余儀なくされる。
まさに水を差されるとはこの事・・・。

前沢SA(岩手県奥州市)、2時53分着・4時45分発。
やや眠くなったので仮眠zzz。

↓日の出ビフォーアフター




↓岩手山SA(岩手県八幡平(はちまんたい)市)、5時49分着・6時18分発。

何となく立ち寄ってみただけのSA。

↓晴れていればここから雄大な岩手山が見えるはず・・・。

でもサクラが見られたので、許してやろう(笑)。

安代(あしろ)JCTで東北縦貫自動車道八戸線(八戸自動車道)に入ります。

↓折爪(おりづめ)SA(岩手県九戸郡軽米(かるまい)町)、7時12分着・8時29分発。

ここでもまた仮眠。

上り車線側→

冬の名残り、いまだ健在→
かと思いきや、あたりにはサクラの花びらがたくさん落ちている変な光景。

青森県・八戸JCTで百石(ももいし)道路、さらには第二みちのく有料道路を進み、
三沢十和田下田ICでようやく有料道路区間から開放。

ここで右折し、県道10号線を走ります→

三沢駅到着9時11分。やれやれ・・・。
千葉を出てから実に約15時間半、716キロ。ただし、時速僅か約45キロ(笑)。
そうです、今回の目的地は青森県。
♪思えば遠くへ来たもんだ~
でも具体的に広~い青森県のどの地域が今回の旅行の本来の目的地か、この日の宿泊地に着くまで察しはつかないと思いますので、意地悪ですがそれまでは内緒にしておきます。

青い森鉄道・三沢駅→

↓2年前に廃止された十和田観光電鉄・三沢駅。



まだしぶとく残っていましたよ!

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78日目 雨中の旅立ち

2014-05-18 23:30:57 | 目的地へ(から)移動
2014年4月30日(水)


世間はゴールデンウイーク真っ只中。
日の並びは悪いとはいえ、心情としてやっぱり出掛けたくなるもの。
そこで、平日の2日間も無理やり休んで6連休にして、いざお出かけじゃあ!

さぁ、仕事が終わった。18時前に出発!→
今回は久々老朽化に歯止めがかからない愛車の出番です。
意気揚々と言いたいけど、雨降り。テンションやや下がるよなぁ・・・。
しかも狙い済ましたように、翌日未明にかけて関東地方は大雨となる予報が出てるし。一体どういうこと?

本当は仕事はサッサと片付けて15時頃から出たかったんですけどね、そうは問屋が卸さず、仕事がなかなか捗らない・・・。
それでも雨が強くならないうちに、あらかじめ寝具や荷物を車に入れていたので、それらがビショビショにならずに済んで良かった。

さて、国道16号線で常磐自動車道・柏ICを目指します。
ということは、北へ行くのはバレバレなのですが、具体的行き先は次回のお楽しみ。

千葉県八千代市の島田台交差点→
どんどん雨が強くなるよ・・・。

19時頃、柏IC(千葉県柏市)通過→
車載器にETCカードを入れ忘れてた・・・(汗)。

↓守谷SA(茨城県守谷市)、19時16分着・19時33分発。

リニューアル工事中。
駐車場はともかく、店舗などが入っているハコモノは仮のものなので狭苦しく、これから人が多くやってくるのだろうにね、大丈夫?

↓関本PA(茨城県北茨城市)、21時16分着・21時42分発。

すぐ北側は福島県。
何気にやっているファミリーマート、しかも24時間営業。

ワイパーをフルフル稼働しないといけないくらいの大雨の中、いわきJCTで東北横断自動車道いわき新潟線(磐越自動車道)に入り、郡山JCTからは東北縦貫自動車道に。

↓国見SA(福島県伊達郡国見町)、23時45分着。

必ず立ち寄る(ただし、下り線のみ)お気に入りSA。

軽~く、夜食→
支払いは、半熟玉子(¥80)に、味噌汁(¥80)で済んだ。
筈・・・
あれ?、ご飯食べ放題(22時から5時まで)じゃない・・・。
※以前はこうでした→こう
さすがに大盤振る舞いは長くは無理だったか。ま、仕方ない。
と言うことで、ご飯代は¥150。お新香は相変わらずタダ。

↓なかなかありつくのが難しい南相馬名物「凍天」



ハッキリ言って他はどうでもいいし(笑)。

ここもすぐ北側は宮城県→

では0時55分、運転再開!

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77日目 ときわ路パスで常陸めぐり(3)~那珂・常陸太田

2014-05-17 23:39:04 | 北関東
2014年3月22日(土)


この日はあとは水郡線の2市訪問を残すのみとなりました。

↓という訳で、茨城の県都・水戸はふっ飛ばして那珂(なか)市の上菅谷(かみすがや)駅へ。


駅の西には「一の関ため池親水公園」というのがあるので行ってみましょう。
もっとも役所もその真ん前なんですけどね。

↓ため池




スズメに注意?→
那珂の雀はそんなにタチが悪いのか?

上にぶら下がっているペットボトルを拡大みると・・・→
飛んでボトルに入る夏(だけが活動時期じゃないけど)の虫。

↓公園内にある「那珂市曲がり屋」

要はL字になった家で、以前、岩手県・遠野市で見たものと同種のもの。
東北だけだと思っていましたが、茨城県の一部でも見られるよう。


かまどに火がくべられています。ご飯でも振る舞われるのかと思いきや、そんな香りもないので、単にお湯を沸かしているだけのよう。

(370)茨城県那珂市役所
平成17年、那珂町が瓜連(うりづら)町を呑み込んでスタートした人口5万人余の市。

↓上菅谷駅15時46分発の列車で、常陸太田駅へ。

水戸黄門さまが隠居していた西山荘(せいざんそう)をイメージした駅舎。
本物は、以前一回行ったのもありますが、駅からちと遠いので今回は行きません。

↓お城のような建物(梅照院)がイヤでも目に入る。


まずはとりあえず、駅周辺を歩き回ってみます。

↓いきなり凄いしもたやを発見。
 
大家さんの、店子とその連帯保証人への公衆の面前に晒してまでの切実な訴えは、10年たった今ではいかに?

鉄道の廃線跡がありました→
平成17年まで営業していた日立電鉄。

↓常陸太田駅の目前にあったという日立電鉄・常北太田駅跡地は、今ではこの「カワチ」になったみたい。


(371)茨城県常陸太田市役所
戦国時代までは、佐竹氏の城下町として繁栄し、以後は徳川家の領地となりにけり。

次に「鯨ヶ丘」と呼ばれる、東は里川、西は源氏川に挟まれた台地の上にある市街地に行ってみます。
海から離れているのになぜ「鯨」?
台地が海に浮かぶ鯨のように見えることかららしく、そこでは土蔵造りや町屋造りの古い建物が多く見られます。

いきなり、ドえらい坂(塙坂)じゃ→
エッチラオッチラ・・・。

↓坂を登りきると交差点に出て、そのまままっすぐ進んでみます。

この通りを塩横丁をいいます。
左は「オーベルジーヌ」、フランス料理屋さん。違和感ありありだけど。
右は「潮町館」、昔は銀行で、今はうどん・そば屋さん。

郷土資料館分館→
ここも昔は銀行に使われた建物。東北地方太平洋沖地震でガタガタになった模様。

さっきの交差点左右に伸びる東通り商店街→
交差点から南方向。

くじら屋→
ここでは「くじら焼き」が売られています。「くじら焼き」とは、鯛焼きの衣部分が鯨になったもの。

各お店では雛人形が飾られています→
桃の節句は終わったけど。いや、旧暦の3月3日は4月2日だからまだ終わってないか・・・。

板谷坂→
いい眺めじゃ。映画やドラマのロケによくない?

↓「鯨が丘ふれあい広場」先の坂を下っていくと駅。


ささやかな常陸太田市散策はこれにて。
でも、もう一回今度は時間をかけてゆっくり散策してみたい町だなぁ。

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77日目 ときわ路パスで常陸めぐり(2)~鉾田・大洗

2014-05-14 23:21:10 | 北関東
2014年3月22日(土)


今回は鹿島臨海鉄道沿線の2市町の訪問記です。

9時45分、新鉾田駅に到着→

早速こちらへ。

(368)茨城県鉾田市役所
またも改修中。
鉾田市は人口5万人に満たない市で、茨城県のPRするために「いばらき大使」を仰せつかったタレント・磯っちはここの出身。

次の列車まで、鉾田市街地を散策します。

↓東北地方太平洋沖地震の爪痕?が随所に見られます。
 

↓鉾田銀座商店街




鉾田銀座商店街沿いにある「田山家」→
江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜が江戸城を明け渡して後、水戸での謹慎を経て、次の謹慎先の静岡に移動する際に泊まった所。

鉾田町本町商店街→
最初は何を書いてあったか分からなくなっている看板。
ただ、お客は泣いて喜ぶような内容であったことは容易分かるけどね。

↓ブラブラしていたら、出会ってしまった廃駅。



見るも無残に崩れ落ち、傾いてしまったプラットホーム。
平成19年まで営業していた鹿島鉄道の鉾田駅、これもあの地震でこうなってしまったといいます。

↓駅近くにあるガソリンスタンド?っぽいお化けでも住んでいそうな薄気味悪い建物。


お次は大洗町。

涸沼(ひぬま)→
シジミがたくさん取れます。もちろんお魚も。

大洗駅→

↓列車にもハデに施されていましたが、駅構内にもアニメが氾濫。


↓駅インフォメーションにもアニメ関連グッズの展示が盛りだくさん。

大洗町が舞台のアニメらしいですが、最初、「ガールズ・パンツ・アー」だと思っていましたので、「ハレンチ学園」みたいなアニメかと勘違いも甚だしいバカ丸出しの私。

民家が立ち並ぶ通り→

(369)茨城県東茨城郡大洗町(まち)役場

危機意識を高めよう!→
役所付近一帯は東北地方太平洋沖地震の津波浸水域ですが、今では津波の痕跡は全く見られません。

海岸沿いを通る県道2号線に出ました→
小さく写っています大洗のシンボル的存在のマリンタワー。
タワーの近くにはフェリーターミナルがあり、そこは苫小牧行き北海道航路の首都圏の玄関口。
今まで2回、車で北海道へ行くのにターミナルを使ったことはありますが、まだタワーには登ったことなし。

さてさて、時はちょうどお昼。
以前から入りたいと思いつつ、いつも行列で断念していたあのお店へ。
どうか今回くらいは入れますように!

願いは虚しく、このありさま→
大洗漁協直営店「かあちゃんの店」。

これが食べたかったのでござるよ→

仕方ないので、泣く泣く正面にある「お魚天国」の回転寿司屋へ。

↓人の背丈くらいとは言え、営業再開にこぎ着けるまではさぞ大変だったでしょう。


港が目の前→
まさに「早春の港」だなあ!(早春というにはちょっと時期を過ぎてしまっているけど)
♪ふるさと もたない あの人にー 海辺の青さ おしえたい~
と、思わず歌いかけたのですが、周りに人がいっぱいいて恥ずかしかったのでやめた(笑)。

大洗町の商店街を通って駅へ→

駅近くの民家の庭で→
一所懸命顔をフキフキ、長~い時間かけてのお手入れ、とってもとっても綺麗好きな?ネコさんです。
愛くるしい姿に、とても癒されました。

大洗町、茨城県でも屈指の観光地だけあって、アクアワールド(水族館)や神磯の鳥居、博物館、その他もろもろと見たい所てんこ盛り、時間がいくらあっても足りません。
車で北海道へ行く時などちょっと立ち寄って、少しずつ潰していくしかないなあ。

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77日目 ときわ路パスで常陸めぐり(1)~潮来・鹿嶋

2014-05-11 23:36:13 | 北関東
2014年3月22日(土)


この頃は仕事でやたら忙しく、気が滅入りそうになっていた時期でございまして、
せっかくの3連休、1日くらいは遊びに行かないとやってられんという訳で、
JR東日本が出している「ときわ路パス(当時\2000)」を使って茨城遠征に出ることにしました。

稲毛駅4時40分発下り一番電車で千葉へ行き、成田で鹿島神宮行きに乗り継ぎます。

↓常陸利根川を渡ると潮来(いたこ)駅、6時41分着。

上流を辿ると日本第二の湖・霞ヶ浦に通じます。

潮来駅→
何故だか右側ホームに停車。

↓春になったとはいえ、早朝はまだまだ寒くてツライのですが、旧道っぽい道を通って市役所へ。


(366)茨城県潮来市役所
ここへはかつて仕事で何回か来たことがあります。
「いたこ」と聞くと、青森県のあの恐い山?を思い出してしまうのですが、
霊的な人がいたということではなく、「いたく=痛んだ所」から由来しているとの事。

役所前の通り(国道51号線)→
しもた屋が「いた」い姿を晒しています。

↓駅からすぐの所にある「前川あやめ園」へ。



多くの種類の花菖蒲が植えられているというここ、見頃は1ヵ月後の6月中旬あたり。
錦帯橋のような形をした橋は水雲橋といい、川はまさに前川。

奥は遊覧船の待合所→
左に見える像は潮来傘記念碑。

その碑の横にあるもの→
手を触れると橋幸夫氏の歌が聞けます。
ここは潮来、ならば聞く曲は当然アレしかないでしょう。
「いたこーの、いーたろ~、カップの味噌ラーメン♪」
ただ、結構なボリュームで鳴り響くので、少々気まずくなってしまった・・・。

潮来花嫁さん記念碑→
ここでも「潮来花嫁さん」という歌が聞けるよう。
ところで、来る5月24日から6月29日まで「水郷潮来あやめ祭り」が催されますが、
その期間中にサッパ舟という手漕ぎ舟を使った「嫁入り」が見られます(応募があれば)。
さぞいい光景でござろう。

潮来駅で「ときわ路パス」を購入し、7時50分に出て、鹿島神宮駅には8時頃着。

駅前の坂を登ります→
ここに来たからには駅名にある「鹿島神宮」に行かない訳にはいかない。
ずいぶん前、およそ15年位前来たけれども、境内の記憶全くなし・・・。
なので、初めて訪れるような気分。

↓坂の途中に塚原ト伝(つかはらぼくでん)の生誕地があります。

剣豪という以外、全く知らないお方・・・。

鹿島神宮へ向かう参道(県道192号線)→

↓ここは大鳥居のはずなんですが・・・、ないぞ・・・。

東日本大震災で倒壊してしまったため再建中ですが、6月1日竣工予定。

9月1日から3日間です~→

これから何かと行事の多い鹿島神宮ですが、香取神宮・息栖(いきす)神社と共に東国三社として古くから参拝客で賑わいました。

左が本殿→
右にあるのは楼門。
寛永11(1634)年に、水戸黄門の父・徳川頼房(よりふさ)公が奉納したという門で、
日本三大楼門の一つとされ、その姿の美しさは日本一とな。

鹿園→
一頭だけしかこちらを向いてくれず、他は知らん顔。

御手洗池→
「御手洗」とあるので、ここで用を足していい、訳ありません。
「みたらしのいけ」と呼ばれるこの池は、誰が入っても同じ深さ(水面が胸の高さまでしかこないらしい)であると言われ、鹿島神宮七不思議の一つ。

森林浴には持って来いの場所でござる→

要石→
何じゃ、このちっぽけな石は!、と笑ってはいけない。
神社のHPによれば「実は地中深くまで続いている巨岩です。地上の部分は氷山の一角です。」とあり、これも鹿島神宮七不思議の一つ。
さらにHPには「要石が地震を起こす地底の大鯰(おおなまず)の頭を押さえているから、鹿島地方では、大きな地震がないと伝えられています」ともある。
ならば、地震で鳥居が倒壊したのはどう説明するのであろう?

(367)茨城県鹿嶋市役所
元々鹿島町でしたが、平成7年に隣の村を合併して市になった際に鹿島市にしたく、
既に存在していた佐賀県鹿島市に了解を取り付けようとしたら、
けんもほろろに断られ、しぶしぶ?「嶋」を使ったという。

さて、鹿島臨海鉄道に乗って水戸方面を目指します。

突如現れビックリの巨大な建物→
カシマサッカースタジアム、ご存知、鹿島アントラーズの本拠地。

やったら長い駅名→
熊本県の「南阿蘇水の生まれる里白水高原」駅と並んで仮名文字数で日本一という。

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76日目 東急沿線ブラブラ旅(4)~新横浜・武蔵小杉

2014-05-10 22:41:02 | 南関東
2014年3月15日(土)


センター南駅からブルーラインに乗り、4つ目の新横浜へ。

↓まずは新横浜駅篠原口



でも田舎!(笑)とても新横浜・新幹線停車駅前とは思えん・・・。

その反対側の出入口→
こちらは一転都会。

↓さて、新横浜と言えば、ここへ行かないでどこへ行く?というほど有名な「新横浜ラーメン博物館(入館料・\300・当時)」へ。

さっきの魁力屋を我慢してまで味わいたかったのはここに入るからです。
でも、私はここに来るのは初めて。なぜ今まで来なかったのだろう・・・。

↓中は「3丁目の夕日」の世界が広がっています。




↓松鶴家天太とかいう大道芸人による大道芸のまっ最中

でも終了間近だったりする・・・。

さて、食事に選んだお店はというと・・・→
気仙沼のお店。

食べたラーメンは・・・→
気仙沼ラーメン潮味半熟煮玉子入り(900円・当時)
秋刀魚風味のダシ、旨すぎ~。

博物館には4大要素というのがありますが(資料収集、資料整理保管、調査研究、展示教育)、ここは「博物館」と名乗っているものの、どれ一つ当てはまるものはなく、単なる遊び場・飲み食い場でしたな。
でも満足して博物館を出ます。

↓横浜アリーナの前の県道17号線を歩いて目指す先は例のアレ。


〔28〕神奈川県横浜市港北区役所

↓最近知ったのですが、区役所のある大倉山はハチミツの町

駅前は、人も自転車も車も、あたかも糞も味噌も一緒な感じで危険極まりなし。

東急東横線・大倉山駅→

東横線で武蔵小杉駅へ。
話は突然変わりますが、神奈川県は昔の相模国一国丸々の範囲と思っている人が実に多いですね。
「武蔵」小杉や溝の口を例に挙げて、武蔵国の一部でもある事を言うと「ああそうか」と妙に納得されます。

〔29〕神奈川県川崎市中原区役所

↓20世紀最後の日に埋められた21世紀到来記念タイムカプセル。

2022年7月1日に開封予定。

駅近辺を散策します。

駅前の商店街→

イタ飯屋ではなかなか見られない大行列→
イタリアン酒場「ナチュラ」は地元の超有名店らしいです。が、私は全く興味なし。

たわんでいる電線を直そうとしている親子→
通行に危ないから、という訳でしょうが、電線を触って大丈夫なのかと寧ろその方がハラハラする。

武蔵小杉駅北口にて→
あ~あ、お気の毒にエンコしてしまったよう・・・。

東口→
当時整備中、3月30日に供用開始。

遠くに見える横須賀線・武蔵小杉駅→
京葉線の東京駅並みに数百メートルも歩かないといけないとは考えものだな。

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76日目 東急沿線ブラブラ旅(3)~横浜

2014-05-08 22:46:50 | 南関東
2014年3月15日(土)


ドラマで一躍有名になった「たまプラーザ」を過ぎ、市が尾(いちがお)駅で降ります。

↓市が尾駅(西口)と駅前




駅のすぐ近くを通る国道246号線を跨いた所の商店街→
駅名は「市尾」ですが、地名は「市尾」。

役所へ行く途中に「おさかな公園」というのがあり、さぞ、魚で満ち溢れた公園かと思いきや・・・。

↓魚のオブジェがポツンとあるだけ(三角の下)の、遊ぶ場所というより、ボーッとするだけの場所の感じの公園。

何が「おさかな」だ、とついつい思いたくなる公園。

〔26〕神奈川県横浜市青葉区役所

↓市ヶ尾の数少ない観光地?の横穴古墳群があるというので行ってみます。



全く面白みが沸くようなものではなく、柏原市で見た横穴群もそうだったけど、つまらないのが多いな~。
もう横穴は行かないぞ!(ただし、埼玉の吉見百穴は除く)

古墳のそばのさらに高い所から見える風景→
丹沢の山々が丸見え~。

おしゃれな家、見っけ!→
表にあった貼り紙には中を見物することもできるとあり、建てた人は見て欲しくて欲しくてたまらない程の自信作なのであろう。
見たい方は市ヶ尾小学校の南側へ。

あざみ野駅に逆戻り、横浜市営地下鉄・ブルーラインに乗ります。

センター北駅で下車→
北口の観覧車のある建物は、モザイクモール港北というショッピングセンター。
この日は素晴らしい天気なので建物の名前とは裏腹にモザイクはかかっておらず、気持ちのいいくらいハッキリクッキリ見えます。

大塚・歳勝土(おおつか・さいかちど)遺跡公園に入ります。

土器を作っているまっ最中→

↓大塚遺跡



約2000年前の弥生時代のムラの跡。

歳勝土遺跡→
こちらは大塚遺跡に住んでいた人のお墓。

一体の遺跡なのに、何故名前が分かれているのだろう?

横浜市歴史博物館へ(展示物は撮影不可)→
ま、学芸員資格のある身なので見学してみました。
とにかくハコはでかい、さすがは日本一人口の多い市の博物館であります。
が、それに反して展示物の内容はかなり乏しく、これじゃ普通の人は一度行ったら二度と行く気にはならないであろう。
多額の税金を投入してこんなつまらない博物館を作ったとあっては横浜市民は非常にお気の毒である。

えらい行列を作っていたラーメン屋→
そんなに旨いお店なのか・・・。
でも、私にはここに入れない事情がありまして、その理由は次回にて。

〔27〕神奈川県横浜市都筑(つづき)区役所

およそ横浜らしくない横浜の紹介でスミマセンです・・・。

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