ゆっくりのんびり市町村廻り

何年かかるか、もしかしたらできないかもしれないけど、日本の全市区町村の制覇を目指して頑張ってみる!

98日目 真夏の美濃攻め(6)~多治見

2014-11-05 23:50:32 | 東海
2014年8月23日(土)


可児(かに)駅よりJR太多線に乗りまして、終点の多治見(たじみ)駅へ着いたのは正午頃。


駅前の高さ409センチの温度計→
平成19年8月16日に埼玉県・熊谷市と共に国内最高気温40.9度を樹立したので、その記念として建てたはいいけど・・・。暑さで故障したか?(笑)
ま、そういう地域なので、暑いのを覚悟でやって来たのですが、この日は30度程度で完全に肩透かし。
あ、そうそう、今では最高気温日本一の座を明け渡しております。
それと、やなせたかし氏作という多治見市のゆるキャラ「うながっぱ」。
今年の「ゆるキャラグランプリ」では総合504位と全く振るわず・・・。

↓「駅前商店街」から「ながせ商店街」へ。


←でっかい日よけ




昔ながらのお店が並んでおります。

「ながせ商店街」に面したカッパ広場にて→
♪ ボンピリピン のんじゃった ちょっといい気持ち~
ビールが飲みたくなってきたぞ(冷や酒でもいいけど)・・・。

市内を流れる土岐川(庄内川)を多治見橋で越えると旧市街地が広がっています。

↓本町オリベストリート



明治から昭和初期にかけて美濃焼の陶磁器問屋が軒を並べていた通り。
当時の面影を残す建物が多く残っており、それを活かしたギャラリーや喫茶店などがあり、特に女性が喜びそうな雰囲気になっています。
オリベとは、織田信長・豊臣秀吉に仕えた茶人でもある岐阜県出身の武将・古田織部。
写真ではひっそりとした感じに見えますが、人・車がない時を見計らって撮影したもので、実際は人・車の通行量はかなり多いです。

(432)岐阜県多治見市役所
人口約11万5千人。この地で焼き物をするようになったのは奈良時代といいます。それ以降、窯業都市として発展。土岐川の渓谷・古虎渓(ここけい)の紅葉はこれからかな?

オシャレな所として頑張っている「本町オリベストリート」を一歩離れると、昔ながらというか昭和的なというのが相応しい街になっております。そして、その廃れっぷりが凄まじい。

広小路商店街→

↓広小路商店街にある明治時代から続く料亭「川地家」

多くの著名人が足を運んだことのあるらしい老舗料亭。

↓広小路商店街に面して伸びる「銀座商店街」
 
地方にある「銀座商店街」とか「○○銀座」だとかは、今ではその地の廃れの象徴と化しているケースが多く、ここも例外ではないのですが、ただ、「銀ぶら市」とやらをやっているからか、多少人がいるだけまだマシっぽい。
銀ブラとは、本来は「銀座でブラジルコーヒーを飲む」ことらしいのですが、ここ多治見の銀ぶらはまさに「銀座商店街をぶらぶらして下さい!」と切実なる叫び。

↓「銀座商店街」にある地元の人気者らしい鎌倉時代の武士・多治見国長の邸宅跡。


↓これまた広小路商店街に面して伸びる、廃れハンパない「銀座」

中は落ちぶれた感じのスナックみたいなのが並ぶ。

↓通り抜けると左側の部分に出てくる。

これまた昭和の薫りぷんぷんなビル。
右の中華料理屋の幟は、B級グルメ「たじみそ焼きそば」のもの。今年のB-1グランプリには出ていなかったようです。

かつて遊郭があったという地区→
「玉突」という看板が、ここはかつて遊郭であったが如くいい味を出している(笑)。

駅近くの五平餅屋にて一休み(\450)→

にほんブログ村 旅行ブログ 国内一人旅へにほんブログ村

参考・カッコしてあるのはこれまで行ったところ→


最新の画像もっと見る

コメントを投稿