不条理み○きー

当面、きまぐれ一言法師です

日本ならではの

2016年07月31日 16時57分12秒 | Entertainment

期待と不安。

どんな名監督にも「絶対」という言葉はない。

ジョージ・ルーカスだって、*個人的には*ep1~3の大失敗があった。

必ずしも、監督の思いと観客の思いが一致するわけではないからだ。


ましてや庵野君である。

心配この上ない。

見るまでは、不安の連続だった。


が。

今回は、文句なしだった。


遊び部分は、好みが分かれるし突っ込みどころになるだろうけれど、いろんな意味で、これは「ハリウッドには作れない」という映画だった。

何より、ゴジラが怖くて、楽しかったし、日本的団結は、海外には理解し得ないし真似ることも出来ないだろう。


それはある意味苦難の道だろう。

ファミリー層はついて来てくれない。

海外も一般層には受けないかもしれない。

Totalの興業としては、失敗するかもしれない。


でも、これはゴジラ映画として意味のある映画だった。

既に似非評論家が、自衛隊の扱いがどうの、大きさの対比がこうのと騒いでいるが、そんなのは捨て置けばよい。

何か言いたくなるという感覚こそが、「おめー、面白かったんじゃないか」と思うからだ。

しかも、気を使って、もし、別な人が続編作るならそのネタ振りまでしてある。

至れり尽くせりである。


なので、細かい突込みは、この際全部ネタだったと棚上げして、とにもかくにも評すれば、「面白かった、また見たい」と言わせていただく。

面白い映画だ。

また見たいので、評価は文句なくの星五つ。  ★★★★★


 公式ページ「シン・ゴジラ公式サイト」




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