純米燗オヤジの戯言 佐用の酒屋 地酒のDON

「完全発酵の純米酒を燗で呑む文化を普及させたい」そんな純米燗伝道師を自負する酒屋のオヤジ奮闘記。

純米酒・・・食とのマリアージュ

2013年07月13日 | 純米酒
本日の神戸新聞の記事だ


神戸酒心館の社長が

フランス料理の有名シェフに

日本酒に合う料理と

それぞれの料理に合う日本酒を振る舞われた・・・

という話



「西欧ではボトルで注文しないので

一皿ごとに合うお酒を提供しては?」

とシェフが提案し

酒と料理の相性も

日欧で好みが違うと指摘した

・・・ということだ


わかっていることではあるが・・・難しい



なかなか日本酒の文化は

西欧の人には受け入れずらいんじゃないだろうか


フルーティな香りのする大吟醸酒を冷やして

ワイン風に振る舞われてもねぇ

所詮ワインの複雑な酸やミネラルの質とは

比較対象にはならないし・・・

それ以前に料理に

あのプンプンする品の良い?香りは合わないからねぇ


食中酒として日本酒をマリアージュさせるなら

やっぱり燗でしょう!


まず最初に

西欧の人には

純米酒を温めて燗で呑む文化・・・

すなわち純米燗の文化を広めていくべきだと思う

そうじゃなきゃ純米酒は永遠に理解されないだろうね


やっぱり純米酒の良さは

幅広い温度帯で愉しめることであり

特に40~60度に温めると最高のポテンシャルを発揮すること・・・

ここがワインと決定的に違うところだとアピールすべきだ!

と私は思っている


やっぱり日本酒はワイングラスには合わない

「お猪口」や「盃」で温めて呑むものだ・・・

と西欧の人の潜在意識に植え付けるべきやね


この記事を読んで

日本酒を呑ませる温度帯の記載がなかったので

こんなことを連想してしまった次第です 
(ーー;)








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