もふもふランド♪

たくさんのわんこと もふもふしてます。
    by ぷーどる♂ & ぷーどる♀

真夜中に大騒ぎ!

2009-02-05 12:21:11 | ぷー
昨日の事です。
深夜お土産を片手に帰宅すると部屋には娘の姿のみ。
そこで「お~い。」と声をかけると…

「きゃぁ~!」

と階段から奥さんの叫び声。
ま、いつもの大げさな騒ぎ方だと思って無視しようとしていたら、

「ぷー!ああ!ぷー!私が!私が~!」


かなり取り乱した声が続いて聞こえてくるではないですか!

そこであわてて駆け寄ると、

口の周りから真っ赤な血を滴らせ、
そこからだらりとした何かをぶら下げたぷーの姿と、泣き崩れる奥さんの姿。

どうしたのか尋ねても、

「舌が!ああ!ぷーの舌が!
 私が、ななのウンチを取りに行こううとして…
 ぷーはなんでほんまに!
 ああ~!ああ~!」

と取り乱し全く要領を得ません。

そこで私は、
「落ち着け!大丈夫やから落ち着け!」
と奥さんを落ち着かせようとしながら、いきつけの獣医さんに電話をかけようとしました。
しかしそうはいっても、私も血を見て気が動転し、
電話番号を探しながら、うろうろと同じ場所を、同じように探し続けるだけ。
その間も、横では奥さんが相変わらず声を上げて泣き崩れております。
で、私も相変わらず「落ち着け!大丈夫や!」といいながら相変わらず電話番号を探しているだけ。
で、頭の中で(落ち着け!落ち着くんや!)と何度も繰り返していたら…

「電話番号ならお母さんの携帯に入ってるやん。」

と、娘の冷静な声。

その声で落ち着いた私は獣医さんに連絡。
電話先では、明らかに今まで寝ておられたような声で、

「どうぞ今からおいでください。」

とありがたいお言葉!
こんな真夜中でも快く診察してくださる先生で助かった!

そこで、急いでプーを連れて行くことにしましたが、
出血が気になるので、自転車の二人乗りで行くことにしました。
(警察に見つかっても事情を説明したらいい!)
そこで奥さんに服を着て用意をするように言いましたが、相変わらず。

「ななの、ななのウンチをかたずけなあかん…」

と全く行動不能!
一人でかかえて運転できないから、抱いたまま駆け足で行こうかと考えていると。

「うちが抱いていくわ。」

とパジャマ姿の娘が言い出し、さっさと服を着替え、
プーを奥さんから受け取り、毛布で包み抱きかかえてくれました。

そして、奥さんは床に滴るプーの血を雑巾で拭き始めましたが、
やはりかなり取り乱しておりました。

その後、無事獣医さんにつくと、既に先生が白衣に着替えて待っていてくださいました。
そして、傷口を見ると…

「もう血も止まっているし、大丈夫でしょう。」

(・∀・)「え?」

「前歯ですね、ここをぶつけて歯茎をかんでしまったための出血ですね。」

(・∀・)「え・・?」

「舌はどうもなっていませんよ、きれいなもんです。
 しばらくは多少痛んで食べにくいかもしれませんが、まず大丈夫でしょう。」

(・∀・)「・・・あ、そうですか・・」

ではあのだらりと口の脇から垂れ下がっていたものは?

(・∀・)「あ!」

実はどうも、ぷーの口の周りの毛に血が飛び散り、
それが一塊の肉塊のように見えたのを、
奥さんが千切れた舌だと見誤り、私もそうだと思い込み大騒ぎになってしまったのでした。

(=^^=)ゞ

当のぷーはというと、もう落ち着いて傷口をペロリペロリと舐めておりました。

よく確かめもせず勘違いをした私達は、
深夜に寝ていた先生をたたき起こしちゃっただけだったのですよ。
おまけに、
「治療はしておりませんので、診察費は受け取れません。」
とおっしゃるので、
「いやぜひ!そうでないと次回が連絡しづらいです!」
といいましたが、
「私も愛犬をなくしていますから、お気持ちが分かります。またいつでもどうぞ。」
と、頑として受け取ってくださいませんでした。

そこで、何度もお詫びをいって病院を後にしました。

(*^人^*) 「本当にありがとうございました!」

帰り道、ほっとして娘といろいろ話をしました。
そして…

「今頃お母さんどうしてるやろな?」
「多分、いつまでも何か言いながら床拭いてるで。」
「早く帰って無事やて教えたらなな。」
「そうやな。」

そういいながら家に戻り、事の次第を伝えると、
やっと安心したのか、奥さんの顔が真っ赤になり次第に崩れていきました。

落ち着いてから話を聞くと、やはり思ったとおり、
「ぷーは舌がなくなって、食べられなくなって死ぬんや…」
といいながら、床を掃除していたそうです。

で、気がつけば深夜1時。

みんなで私の買ってきたお土産を飲み干し。
寝床に着きました。


そして布団の中で思いました。

「ああ、冷静な娘と、親切な先生がおって良かった…」

どうもこういうとき、私達夫婦はうろたえて役立たずになってしまうようです。

(=^^=)ゞ


追伸

当のぷーさんは今日はもういつもどおりで、
散歩の途中にいつも立ち寄るおばあさんのお宅で、ジャーキーを美味しそうに食べておりました。

ほっ・・

画像は、ドッグショーでエクセレント賞をもらった往年の美しいプーの姿。



今日の写真はまだ血がついているのでかんにん!
(*^人^*)


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5 コメント

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びっくりしたあ。 (にゃあ)
2009-02-05 17:28:08
久しぶりにのぞきに来たら、とんでもないことになって・・・いそうな雰囲気じゃないですか。
びっくりしてしまいました。

センクロウ君は、若い時分から、お外周りが大好きですので、流血騒ぎが絶えません。
しかも、ぎりぎりまで、我々には、弱みを見せず、突然、大量出血をしたりするので、そのたびに、背筋が、ぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞ。

そんなとき、どっちかというと、にゃあのところは、相方の方が冷静ですが・・・・。
(にゃあは、カッターで、ちょこっと指を切って、お医者さんの前で失神しかけ、「傷は浅いぞ、しっかりしろ。」と言ってもらったくらい、血が嫌いです。)

本当に、笑い話ですんでよかったです。
それでは。
返信する
Unknown (連れ合い)
2009-02-05 18:07:08
ああドキドキした。
笑い話になってよかったですよー!ホントに!
ワタシが当事者だったら同じようにパニックになってること間違いありませんねw

いやぁ、良かった良かった。
ムスメさんとセンセに感謝ですねw
返信する
(*^人^*) 「お騒がせしました!」 (ぷーどる)
2009-02-05 18:28:38
>にゃあさん
本当に動揺しましたよ!
口では「大丈夫!」といいながら、実はあの言葉自分自身に向けていたんですよね。
にゃあさんちの子達も大変でしたね。
あのこらは言葉をしゃべらないから、いっそうつらいです。

にゃあさんは私以上に血に弱いね!
お馬さんに乗るときは注意してね~!

追伸

今週末、上京しいろんな人に会ってきます!
ヽ(^∀^)ノ

>連れさん
ほんとほんと、二人だけだとどうなっていたことやら。
実はこの先生のとこには過去4回ほど同様な感じで週末の深夜に飛び込んでおるのです。
骨折とか、そういう事故が、
我が家はなぜか深夜に起きるのですよ・・
そのたびいやな顔もせず、快く診察してくださいました。
(ランのときは年末年始、元旦も!)
(*^人^*) 「先生に深く感謝!」

人間と同じく、いやそれ以上にお医者さん選びは大切ですね。
返信する
Unknown (Refuall)
2009-02-05 22:03:42
大騒動だったみたいで・・おつかれさまですw

でも、まぁそれぐらいのケガでよかったじゃないですか・・
舌が切れてたりしたら・・もっとヤバかったでしょうw

階段から落ちるって・・
なんか写真の犬っち見ると・・
跳ね返りそうな、やわらかい毛あるのにね・・
返信する
Refuallさんへ (ぷーどる♀)
2009-02-06 17:14:08
どうもです。
今日もまだ、引き続き疲れが残っております。
色々と悪い方へ考えがいってしまって、
自分がしてきたことの何もかも全てが、
いけなかったような気持ちに。。

ケガ自体、大したことがなくって、
ほっとしました。
ありがとうです。

ほんとだ。ぽよんって、跳ね返りそうなのにね。
毛ばっかり長くって「ミ」が少ないわんこなのです。

返信する

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