ただの考察好き

ただ考えるの好きです

おじさんもそれぞれ

2023-08-28 05:55:27 | 日記
最近のネット漫画で「若い女子にしか興味を持てない旦那」という題材の漫画を読んだ。最低の旦那、という評価が当然つく。
おじさん、あるある。
若い子にしか興味がない。自称紳士。

じゃあ自分は?と自問した時に。
んー。

いや確かに若い女子、綺麗な女子ってのは遠くで見てる分には凄く良い。同時に。

近寄りたくない。

じゃあ年増が良いのかとかキツい事を言われそうだけど、そうじゃなくて。
何も求めていないのかも。

確かに気があったり。
趣味が合ったり。
話してて楽しいとか凄く大事だけど。

でも別にそれは。

異性で求めなくても良くない?
むしろ。
同じ男のほうがさ。
気遣いしなくて良い分、そっちで探したほうがマシ。

例えば同じカメラや機械、整備で趣味嗜好が合う男女が居たとして。
土日も趣味活動しようか、楽しいね、そこまでは同じだと思うけど。

でも時に、凄く早朝に出発だとか。何時間も整備だとか。待ちだとか。凄く暑い日も、冷え込む日も。ただ外で待ち、捜し歩くだとか。
とにかく根気と体力が求められるシーンって、趣味生活では時折、どうしてもあるよね。
漫画でも締め切りで何日も貫徹、缶詰とかあるじゃん?小説もそう。

そのしんどさをさ。
同じ程度でクリアできるかってなった時に。

やっぱり。女子はどうしても上限がある。これは50年生きてて思う。
なので。妻とはそういう活動につき合わせた事はない。耐えられない事は最初からわかっているからだ。

これは個人的な偏見なんだけど。
私個人の思い込みなんだけど。
女子はどうしても。趣味に全振りした場合に失うものが男より多くなる。
才能が開花できた場合でも。
半生を振り返った時に「違う生き方があったのかな」なんて思える「余裕」がある。

つまり。それは女として。母として生きる選択も実はあったんだよねって事でさ。

そこが男と違う部分で。話してて「違うな」と感じる部分なんだ。

男の場合、趣味で評価を得たり、才能を求められ、認められた後に。
過去を振り返っても「他の生き方ってなかったなぁ」と今の自分を肯定する。結局、これしかないんだなって。

全振りした時に。本当に自分の人生そのものを捨てきれる「弱さ」が男の強みでもある。
死んでも構わないって、本気で思ってしまう。

女性の場合、いつも横に。いつも自分の隣には。「女としての自分」が居るのね。
引き剥がせない反面が存在するし。そうでないと自然ではない。

私も趣味人生をさ。何十年とやってきて。その道で交差してきた異性はたくさん居て。その顛末もいちいち見せられてきた。

例えば。同じ車趣味で。男なんていらない、求めてない。って。
だから私を女と見るな、不愉快だって。剥き出しの嫌悪を初対面からぶつけてきた女子とか過去に普通に居た。
話もしていないのに、凄い偏見だなあとは思ったけど。
否定するほど、清くもないし、そういう自惚れもないので。そういう女子とは距離を置いていた。

んで。その女子は私らのグループでも、どちらかと言えば女子に手の速いグループと交流していて。
趣味を通してモテたいって奴ね?でも、それでも構わないって思って。
だって、どっちが上下だとか思わないじゃん。どうでも良いから。
車が好きで。それで良いじゃん、と。

んで結局。何があったかと言えば。
男なんていらねー!と私たち非モテに嚙みついたその女子は。
たった半年でオメデタになり。その群れてた男と授かり婚をする事になり。

今でも、その報告をしていた時の。
その女子の「気まずい顔」を思い出す。あの「言わなきゃ良かった」と轟沈しきった顔。

たぶん。当人も本気で「男なんていらねー!」とは思っていたと思うんだ。そこは絶対本気だった。
ただ。
本能に負けたって事だろうって。雌になれる雄が居たらこうなるだろって言いたげな、あの顔が忘れられない。

まあ。
ぶっちゃけ。
私ら趣味人はこうして「侮辱」される運命なんだよなって。今でも正直思ってる。

んで。その女子だけじゃあなくて。
結局誰もが同じルートに入る。
最初は清く美しくだとか。男女関係抜きだとか。いつもこっちは、それを固く信じて。

んで結局「運命感じた」って男に丸め込まれて。ペロッと舌を出すて悪びれないか。
轟沈した顔でご報告だ。

そして十数年して。その点火した運命とやらは完全にガス欠で。
離別、離婚、関係亀裂。破滅と。そういう報告ばかりで。そらそうだよねって。

再会する事があっても「完全にルート間違えた」って意気消沈した横顔しか見た事がない。

広い世間では、幸福をつかんだ人も居て。
幸福に笑ってる人も居るけど。

そういう人って。
私ら趣味人と関わる時にさ。態度違うって思うんだよ。
差別しないって言うか。何が言いたいかって言うとさ。

趣味が好きで、その世界に入ってきて。
なら、そこに居て頑張っているのは全員。
戦友じゃん?

そこに何で初対面で「えこひいき」が発生してんの?って話で。

完全に。
自分の雌の部分で選んでたよな、最初からさ。男をさ。
趣味世界を侮辱して。
入ってきたよな。

だから。
悪い男をつかんでもさ。

そこは当然の結末だろ。

どういう世界でも同じ。仕事でも同じだ。
気が合う、合わないはあってもさ。基本全員戦友なわけでさ。

時として同じタコツボで。銃弾分け合って防衛線を張るかもって関係なわけだ。
そう考えてるなら。
絶対に誰とも険悪にしたりせん。

だから。
最初から「雌」としてこの世界に入ってきたのか否か。そこだよなって。

だから最初から「いや私、男を食いに来ました。なので美味そうな男には食いつきまーす」って女子なら、むしろ清々しい。
逆にそこまで正直なら、そこは清くさえある。自分の眼鏡に適う男を探しに来たんでって。

趣味世界で結ばれたご夫婦でさ。幸福な人たちってのは。
その世界に入った時に。
やっぱ奥さんがさ。私の出会った女子とは全然印象が違う人ばかりなんじゃないかって思ってる。

男は趣味で生命を落としても。
むしろそこがカッコ良いとか思う生命体でさ。
女子は、結局そうはなれないんだ。

「母や、女で居られたかも」って心の中で思える、そう。「他の選択肢が実はあったんじゃないか」って思える「余裕」が常にある。

なので女と扱うなって女子は。
最初から私は信用しない。
今やLGBTってうるさい世の中だから。

女と扱うなと。
私のような男に言えば。

本当に男と同等の重量物を運ばせる。
何時間でも。血反吐吐こうが。苦しそうな顔をしようが。

俺と同じタコツボで戦う人間は。
そうじゃねえと困るし。俺と同じこと出来なきゃ背中を預けられん。

限界超えてくる気がある奴は。
男も女も最初から関係ない。

気が強い、弱いじゃなく。心の強さ弱さの話じゃない。
隣り合う異性と。
同じタコツボで戦うシーンでさ。その異性が弾を撃ち尽くして困った時に
「大事に使え!」と自分が残していた弾を
放って渡せるかって事だ。

趣味でも仕事でも。
追い詰められる時ってのは必ずある。
誰と組むかなんて選べないだろ。

そのうえで運命感じたって相手が居るなら。それは本当にそうなんだが。

私の見てきた女子ってのは。
自分に優しくしてくれる男。
好みの男のタコツボを戦線のど真ん中で探してうろつく困りものばかりだ。
「そこで戦え!誰も通すな!」って場面でも。
好みの男の居るタコツボをイライラしながら探してる馬鹿者しか居ない。

だから。
そういうの要らないんだよって思ってるだけの話で。

業界で幸福な夫婦になれる素質のある女子って。
誰のタコツボでも平気で飛び込んで。
立派に仲間と戦線張れる人だと思ってる。

「隣がいつも夫であればよいけど、そうも言ってられないし、仲間が勝てなきゃ結局、旦那も死ぬ話だからさ」って。

そういう視点のあるなしだと思う。

だから表題にあるよな
おかしな旦那を捕まえる女子もさ。
結局は「あんたも同じくらい問題ある」って私は思う。

そんな男も旦那も確かにいかん。
いかんが。
そんな男を伴侶に選ぶほど。
頭の悪い奴が人生という長丁場の戦線で戦い抜けるかと問われればさ。

私は正直
「不安要素以外、何もねえな」って思っただけの話。

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