墨田区向島にある鳩の街商店街のメインストリートから横にそれ
路地へと足を向けました
お、正面に何か見えるぞ
窓枠が時代を感じさせます
商店街表通りはもちろん
路地に入った裏通りも昭和33年までは赤線が存在していて
その当時の建物が残っています
ここの通りの全体像
左側奥にも特徴的な建物がありました
壁の角が曲面となっています
以前はレトロなタイルが貼られた壁の家や
意匠を凝らした壁や建具の家が残っていたのですが
今回見た所によると既に取り壊され
空き地となっているか
もしくは新築の家が建っていました
こちらは角が丸い柱になっています
ひさし部分がタイル貼りで
その更に上の個所も
以前はタイルが貼られていたと思われます
所々に洋風のデザインがされているのは
旧遊郭・旧赤線時代に建てられたものに共通するもので
吉原(台東区千束4丁目)や飛田新地(大阪府西成区)等に若干残されています
当時は1階をダンスホールやカフェーとし
(顔見せ的なものでしょうか)
2階で事に及んでいました
当時の状況は
1956年公開の『赤線地帯』(若尾文子出演)で観る事ができます
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