7月からだんだん日本国中で再稼動反対の声が高まってきた。わたくしも何度か官邸前や代々木の集会に参加した。
まず6月29日（金）夜首相官邸前に行った。正確には行こうとしたのだが地下鉄の国会議事堂前駅で足止めを食らう。4番が近いのだが警官に「2番出口に向かえ」と指示される。2番出口の階段をやっと上りきるとすでに人がいっぱい。六本木通りへ下るように言われる。
このときはまだ再稼動が決まっていなかったので力が入る
写真は7.16代々木大集会の第一ステージ
次に7月6日（金）夜、再び官邸前に行った。上り坂の途中で田中康夫氏が白い風船を手渡しで配っていた。7月
2日にはすでに大飯3号機が再稼動しており「再稼動反対！」「大飯を止めろ！」の声がさらに大きくなった。
7月16日（月）代々木公園で17.5万人の大集会が開催された。11時半から集会開始、わたくしは2時からほかの用事があり12時半ころに引き上げたので制服向上委員会のライブだ見に行ったようなものだった。「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」は昨年からユーチューブで何度もみたことがあるが、わたくしが生で観るのは初めてだ。「悪魔 NOだっ! 民主党」という曲は、すさまじい民主党の悪口ソングだった。船橋の駅前（野田の選挙区）でかければ一発で公職選挙法違反の現行犯逮捕だろう。会長・橋本美香のソロ「胡蝶の夢」もあった。
その他、東電レッド、経産省ブルー、マスコミ・ホワイトの原発推進ジャー3人組対怪人反原発男のコントは秀逸だった。マスコミは「政府の広報機関」とまで言われていた。本当なので仕方がない。そして会場の隣はNHKだったので省エネ・節電に協力して放送時間を短縮すべきだと、「放送短縮、NHK！」のシュプレヒコールが響き渡った。またスギゾーの「日本に本当の自由はない。真の革命を」というメッセージも発表された。
わたくしは10時半ごろ到着していたので、第2ステージ（野外音楽堂）でなく第1ステージ（サッカー場）に行けばスピーチをたくさん聞けたのにと後悔した。
7月29日（日）夜、国会包囲デモに参加。警備体制はこの日も厳重で国会側の歩道は歩かせないようにしていた。逆側も歩道の左右中央に鉄柵を並べているので歩きにくい。
5時半ごろ国会議事堂前の駅に着いたが人がいっぱいで「どんどん前に歩け」と言われる。正門を200ｍほど過ぎた場所で石垣に腰を下ろす。6時半ごろやっと外が薄暗くなり始める。太鼓とカネの伴奏で「再稼動反対！」「大飯を止めろ！」の声が高くなる。親子連れやビキニの美女集団が通り過ぎる。3歳くらいの子どもが「再稼働反対！」と声をはり上げている。19時には鎌田慧氏ほか10人ほどのスピーチが始まっているはずなのにまったく何も聞こえない。上空をヘリが飛んでいる音はよく聞こえる。6時半ごろパトカーがサイレンを鳴らして通り過ぎる。「何かあったな」とみんな思った。スマホを持っている人が「警官になぐりかかった人が逮捕された」「鉄柵を押し倒し正門前の車道に人がなだれこみ、人があふれている」という「情報」があっという間に四方八方にひろがった。
このころには一列に並ぶキャンドルライトの灯りがきれいだ。
非常に単調なのでそろそろ退出しようと18時45分正門前に移動した。52年のメーデー事件の皇居外苑はこんなふうだったのかと思うくらいに混み合っている。60年安保や昭和30年代はじめの砂川闘争では、こういう状況で歌声が広がったのかと思ったことはこれまでも何度かあったが、この日は本当に「兎(うさぎ)追いし かの山 小鮒(こぶな)釣りし かの川」と「ふるさと」の歌が始まった。すぐ参加者一同の合唱へと発展する。原発事故への抗議なのでピッタリの歌詞だ。砂川では、対峙する警官もいっしょに歌ったというがこの日はどうだったのだろうか。ただし自分は2番のはじめまでしか歌詞を覚えていない。今後海外で歌うこともあるかもしれないし、この歌だけは3番までしっかり覚えようと反省した。
最近はさしものマスコミも「世論の大勢は再稼動反対」といい始め、官邸前デモを報道するようになった。8月12日締切りのパブリックオピニオンで「実証」されるとよいのだが・・・。
☆杉並区でデモのあとお酒が半額になる「デモ割り」は有名だ。じつは練馬でも「官邸前に行ってきました」というと「はじめの一杯が半額になるデモ割りを実施する店がある。練馬駅南口中村橋方向のジンギスカンの店「伍大」である（ただし7月いっぱい）。毎回お世話になった。
まず6月29日（金）夜首相官邸前に行った。正確には行こうとしたのだが地下鉄の国会議事堂前駅で足止めを食らう。4番が近いのだが警官に「2番出口に向かえ」と指示される。2番出口の階段をやっと上りきるとすでに人がいっぱい。六本木通りへ下るように言われる。
このときはまだ再稼動が決まっていなかったので力が入る
写真は7.16代々木大集会の第一ステージ
次に7月6日（金）夜、再び官邸前に行った。上り坂の途中で田中康夫氏が白い風船を手渡しで配っていた。7月
2日にはすでに大飯3号機が再稼動しており「再稼動反対！」「大飯を止めろ！」の声がさらに大きくなった。
7月16日（月）代々木公園で17.5万人の大集会が開催された。11時半から集会開始、わたくしは2時からほかの用事があり12時半ころに引き上げたので制服向上委員会のライブだ見に行ったようなものだった。「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」は昨年からユーチューブで何度もみたことがあるが、わたくしが生で観るのは初めてだ。「悪魔 NOだっ! 民主党」という曲は、すさまじい民主党の悪口ソングだった。船橋の駅前（野田の選挙区）でかければ一発で公職選挙法違反の現行犯逮捕だろう。会長・橋本美香のソロ「胡蝶の夢」もあった。
その他、東電レッド、経産省ブルー、マスコミ・ホワイトの原発推進ジャー3人組対怪人反原発男のコントは秀逸だった。マスコミは「政府の広報機関」とまで言われていた。本当なので仕方がない。そして会場の隣はNHKだったので省エネ・節電に協力して放送時間を短縮すべきだと、「放送短縮、NHK！」のシュプレヒコールが響き渡った。またスギゾーの「日本に本当の自由はない。真の革命を」というメッセージも発表された。
わたくしは10時半ごろ到着していたので、第2ステージ（野外音楽堂）でなく第1ステージ（サッカー場）に行けばスピーチをたくさん聞けたのにと後悔した。
7月29日（日）夜、国会包囲デモに参加。警備体制はこの日も厳重で国会側の歩道は歩かせないようにしていた。逆側も歩道の左右中央に鉄柵を並べているので歩きにくい。
5時半ごろ国会議事堂前の駅に着いたが人がいっぱいで「どんどん前に歩け」と言われる。正門を200ｍほど過ぎた場所で石垣に腰を下ろす。6時半ごろやっと外が薄暗くなり始める。太鼓とカネの伴奏で「再稼動反対！」「大飯を止めろ！」の声が高くなる。親子連れやビキニの美女集団が通り過ぎる。3歳くらいの子どもが「再稼働反対！」と声をはり上げている。19時には鎌田慧氏ほか10人ほどのスピーチが始まっているはずなのにまったく何も聞こえない。上空をヘリが飛んでいる音はよく聞こえる。6時半ごろパトカーがサイレンを鳴らして通り過ぎる。「何かあったな」とみんな思った。スマホを持っている人が「警官になぐりかかった人が逮捕された」「鉄柵を押し倒し正門前の車道に人がなだれこみ、人があふれている」という「情報」があっという間に四方八方にひろがった。
このころには一列に並ぶキャンドルライトの灯りがきれいだ。
非常に単調なのでそろそろ退出しようと18時45分正門前に移動した。52年のメーデー事件の皇居外苑はこんなふうだったのかと思うくらいに混み合っている。60年安保や昭和30年代はじめの砂川闘争では、こういう状況で歌声が広がったのかと思ったことはこれまでも何度かあったが、この日は本当に「兎(うさぎ)追いし かの山 小鮒(こぶな)釣りし かの川」と「ふるさと」の歌が始まった。すぐ参加者一同の合唱へと発展する。原発事故への抗議なのでピッタリの歌詞だ。砂川では、対峙する警官もいっしょに歌ったというがこの日はどうだったのだろうか。ただし自分は2番のはじめまでしか歌詞を覚えていない。今後海外で歌うこともあるかもしれないし、この歌だけは3番までしっかり覚えようと反省した。
最近はさしものマスコミも「世論の大勢は再稼動反対」といい始め、官邸前デモを報道するようになった。8月12日締切りのパブリックオピニオンで「実証」されるとよいのだが・・・。
☆杉並区でデモのあとお酒が半額になる「デモ割り」は有名だ。じつは練馬でも「官邸前に行ってきました」というと「はじめの一杯が半額になるデモ割りを実施する店がある。練馬駅南口中村橋方向のジンギスカンの店「伍大」である（ただし7月いっぱい）。毎回お世話になった。
