宴的戯言

ビールを飲んで宇宙と繋がるなんでも屋の戯言。

リスタート(何度目かの夢)

2019年07月30日 | 戯言
昔思い描いていた夢は
憧れのアーティスト三人と一軒家でルームシェアすることでした。

彼らと恋仲になりたい訳ではなく
もっと根源的な生きるところのサポートをしたいと本能的に思っていたのかもしれません。

どんなに遅い時間になっても美味しいご飯が食べられる環境を作ってあげたい、とか
皆が集って呑む夜には美味しいおつまみを作ってあげたいとか。

そして各々のステージで綺麗な華を咲かせてほしいな。そんな妄想をしていた中学時代。



時は流れ上京した私が強く惹かれたのは裏原辺りの古いアパートや同潤会アパートなどの個室アトリエのような空間でした。

いいなー、こんな好き勝手に壁の色変えたり壁ぶち抜いたりしても良いお部屋に住みたいなー。 「いま住んでるあんた達が出ていったらここは撤去する予定だから好きに使ってくれて構わないよ!」そんなアパートないかなぁ、、と探す日々。

しかしなかなかそんな夢やドラマみたいな物件と出会うこともなく。

しかしながら私の東京ライフは他の部分でかなりドラマティックな展開を広げていたのでした。



北海道旭川に棲みかを移してもうすぐ五年。

此処1ヶ月の間に起こった出来事が
今までの人生全部伏線だったのかな?と感じる程物凄いスピードで回収されてる感覚です。


運命の歯車が動きだしたキーパーソンとの出会いは4月末。
街中で呑んだ帰り道素敵な音が聞こえてきてふらふら近づいたのが初対面でした。

ハンドパンという楽器で
ほわほわ夢の中のような
何処か宗教音楽のような神聖な音が響く夜に私はとても楽しくなってしまい
そこから小一時間あれこれお話をした気がするのだけれど内容はほとんど覚えていません。



彼は出会ったときから
「今度一軒家を借りてシェアハウスをやるんです」というお話しをしてくれていたのです。
私はその若者の話を完全に他人事として聞いていて
へー若いっていいなー楽しそうだなーなんて聞いていたはずなのに

そろそろ出会って3ヶ月なのかな?

何故か此処1ヶ月はそのシェアハウスの立ち上げを手伝ってる自分がいます。
どゆこと?


たまたまお休みの日に内見に立ち会ったのが歯車ぐるんぐるん廻るきっかけだったかもしれません。

これから若きクリエイターが作り上げていく空間の元の姿を見ておきたいななんて好奇心を抑えきれずノコノコついていったのでした。


そこで出会った一軒家がまさに私の理想そのもので
古すぎるタイルでできた浴槽と
石炭で沸かすタイプのお風呂とか
家財道具一式残ったまま、時間が止まったお部屋とか
タンスに残された着物やスーツ


「燃やす以外ならなにしても良いですよ」と云い放つイカれた管理会社のお兄さんとの出会い。

あれ?これ私の思い描いてた夢全部叶えられる場所じゃない?

このシェアハウスに住む若者たちのサポートしながら子育てとか楽しそうすぎない?と。。
なにより好き勝手やっていいというキーワード。

こんなにワクワクすることがあるだろか?


そんなこんなで「私も一緒に作っていきたいです!住みたいです!」と意思表明をしまして

ちょっと寝て明日からいよいよセルフリノベを開始する流れになりました。

一体とどんな空間に育っていくんでしょうかね。

とにかく、今はとても楽しみでしかないです。
いろいろな可能性を模索し続けられる空間に育てていけたら良いなぁ。。



2019年07月05日 | 戯言
魂がワクワク暴れだしそうだ

こんな感覚はいつぶりなんだろう

感化して呼応する感覚

水辺に波紋が広がるように

雷が空気を震わせ窓ガラスに振動を与えるように

ノックされた魂ちゃんが少しずつ少しずつ鼓動を早めていく。