王様の絵日記

猫好き漫画家の毎日のあれこれ

色々ご報告(鬼外カルテ・八犬伝)

2008-06-25 20:30:37 | お仕事
「非常ノヒト」3巻、後書きを描き終えました。
これでもう後は「青焼きチェック」という最終チェックを残すのみ。
絵等の実作業としては全て終わらせた感じです。

源内も直武も、もう本当に描く事は無いんだ、と思うとやっぱりしみじみと寂しいですね。
登場人物たちとは、こうやってお別れして行くものなのですが、何だかやっぱりちょっと寂しさは格別な気がします。
長いお付き合いだったもんねえ、鬼外。


そういえば今日コープにお買い物に行ったら、「土用の丑の日」の鰻予約票があったのですが、今年の夏土用の丑の日って7月24日なんですね。
奇しくも、「非常ノヒト」最終巻発売日ですよ。

「夏土用丑に鰻」の仕掛け人の真偽の程は定かでないとは言え、近辺になったら源内先生の名前を散々見かける事になるでしょう。
完結記念にひとつ、今年の土用丑は「非常ノヒト」3巻を買って読みつつ、鰻で源内先生を偲んでみたりして下さい。


私もきっと、そうします。
(何しろこういうイベントにはきっちり乗る奴なので、毎年鰻食べてるし)




「八犬伝の世界展」愛媛県美術館バージョンのチラシを送って頂きました。



おお!
かっこいいですね、派手ですねー!
歌川国芳作、道節と荘助の一騎打ちのようです。
という事は、きっと「円塚山」。
道節の珠出現、忠義の珠の入れ替わりの場面ですな。





裏はこんな感じ。
月岡芳年、歌川国芳等の超有名「芳流閣」の版画に混じって、左下になにやら…。


拡大してみまっす。






うきゃっ!
角川版「八犬伝」14巻の表紙でありますねこれ。


てゆうかこれ、と、隣、馬琴様の直筆イラストですよっっ(滝汗)!


うはぁ、何だかとっても恐れ多くも、とっても嬉しありがたいであります。


おそらく過去最大の規模と期間になる「八犬伝」のみの展覧会。
版画の浮世絵だけでも200点になるのだそうです。

絡む歴史の結城合戦絵巻や、馬琴様直筆の稿本、昭和初期の絵本(高畠華宵の対牛楼ですってよ奥様!みみみみ見たい!)歌舞伎に宝塚に人形劇に映画等、「南総里見八犬伝」のファンなら、楽しくないワケが無い!というラインナップ!

いやあもう、私も今からウキウキであります。
「八犬伝」一ファンとして、個人的にも楽しみ過ぎますよ。
拙作八犬士のイラストも掲載していただく予定の、展示会図録もかなり楽しみです。
古今東西、様々な八犬伝がぎゅっと詰まった、濃い一冊になりそうですもの。


どうか皆様も是非この夏は、八犬伝にどっぷり浸かりに、愛媛県美術館まで。
もしくは秋に、千葉市立美術館までお運び下さい。
詳しくは当ブログ過去ログ(「八犬伝の世界展・あんどべレインブラーウ」)からもリンクしてある、各美術館のHPにてご確認下さい。

展示物は少しずつ入れ替わるらしくて、このチラシは愛媛のもののようですが。
ちなみに戴いた招待チケットのイラストは、歌川国貞の毛野でした。
前売りとか当日券とか、美術館によっても違うのかなコレ。
こういうの集めるのも楽しいですよね。





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土日なので

2008-06-22 01:56:08 | 日記
ちょっと仕事は休み気味にしたい感じです。
とりあえず今日は用事でおでかけ、帰りに「ドラッグストアーズ」(ぶたさん模様ばかり売ってるお店)のプレバーゲンでちっとお買い物。

岡山(正式には今日は倉敷)の街にでかけるのが、何と9ヵ月ぶりぐらいである事が判明。去年の年末からずーっと忙しくて、バーゲンにも行けてなかったようです自分。近場のイトーヨーカドーの中のコムサイズムやら、通販やらでちょこまか服買ったりしてたので、気づかなかったよ…。
最近映画も観にいけてないもんなあ。観たい映画も無いわけだけど。

とりあえず、ダンナ様にぶたT2枚と、自分用に涼しげなトップス2組購入。
帰りにオール100円回転寿司で晩御飯食べてきました。

この100円寿司屋さん、開店したばかりだったようで、時間帯によれば3時間待ちなんて家族もいたっぽいですが、時間が遅かったせいかすんなり入れました。

お味は……「それなり」といいたいところですが、それなりにも到達せず…。赤出汁まで入れて2人で1500円なんてー、ラーメンより安げなこのお値段は、あまりの不味さに食が進まなかったせいでもあります。
節約したい時はいいかも。
でも二度と行きたくないかも。

食べた直後から気分がすぐれず、今も胸焼け中というこの副作用っぷり。

…ねえ……実は、何てぇ生き物の……身なんすか……この…ネタ……。

知りたいような、知りたくないような(怯)。


「非常ノヒト」の参考資料、書きだしてみたらざっと70冊ぐらいでした。
これに、建物やら着物やら食べ物やら髪型やら、細かなエピソードや絵に必要な資料を足すと、100冊超えちゃうわけですな。

ほんの50ページほどしか出てこなかった長崎関係だけでも、当初15冊超えの本と1000枚近くの写真があって、もったいないし調べる程に舞台は面白いしっていうんで、もう一本「デアマンテ」の設定を作ったりしたわけですが、当然連載漫画一本ともなると、そんなもんで描ける筈もなく、すでにその3倍ぐらい増。更に現在進行形で絶賛増量中。
走るためにどんどん投入。
まるで燃費の悪い車みたいですな自分。

世阿弥の花伝書を座右の書としているわたくしは、伝統芸能の方々の芸談をまたよく参考にさせて頂いております。
以前、猿之助さんのおっしゃっていた「型は外すものだ。型無しになっては駄目だ」という言葉に深く頷いたものであります。

少女漫画である以上、何もかも型の通りには参れません。どんなにわたくしが月代を愛していようとも、「デアマンテ」の鋤さんみたいな町人髷色男はそうそう描けるものでもなく、「ねーよ」と言われても仕方ない嘘っこ総髪源内やら、シャギーミディアムの江漢やら、前髪つき直武を描いているわけです。いや、これはこれで楽しいんですけれども。

何事も、自分の中である程度ちゃんと分ってから崩すのと、調べないで適当に描いちゃうのでは、精神的な不安感やしんどさが全然違うのですね。きっと型外しと型無しぐらいには。

そんなこんなのためにも、燃費の悪い車となりつつ、今日も走っておるわけです。

明日は県立図書館を覗いて、デアマンテ関係と新作関係の資料をあたろうかと。
新作のモデルご本人は、名前が有名な割に意外と資料が少なく、その少ない資料が、結構わが県の県立図書館にあるらしい事がわかっておるのです。



庭で発見しました。今年のケロちゃん。
モズにはやにえされないように、ちゃんと隠れなさいよ。




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お仕事あけのお仕事中

2008-06-19 23:15:01 | お仕事
東北の地震で、被災された方々にお見舞い申し上げます。

角館や、秋田蘭画の事でお世話になった先生のいらっしゃる美術館も震源地に近いので心配でしたが、被害は少なかったそうで、そこだけは少し安心しました。

ニュースを見る度に、山間の被災地の状況に胸が痛みます。
地震列島日本、明日は我が身でありますが。
1日も早く、日常が戻りますように。



「デアマンテ」今月掲載分のお仕事終り。
舞台は出島に入りました。

出島は絵にすると本当に面白いです。
江戸時代の多国籍エリア、長崎ならではの画面ですね。
華やかで、描いていても楽しいのです。


昨日仕事があけたばかりですが、「非常ノヒト」3巻コミックス作業に入ってます。
Y田先生に頂いていた直武の秋田弁一部追加翻訳を、セリフに入れ込む作業を本日終了。
当初、直武の言葉は徐々に江戸弁に変わっていく予定で、回毎に少しずつ減らしていたのてすが、秋田弁が直武の純粋でふんわりした雰囲気を作る大切な要素になっている事に気づき、結局、連載の後半は元に戻してしまいました。
…ので、中盤に秋田弁を足す必要があったわけです。
やっぱ直武はこうじゃないとね。可愛いなあ、秋田弁。

明日からは後書き作業に入ります。


南の庭にはコンテナ夏野菜がいっぱい。
中でも、ゴーヤの目覚しい成長にはどびっくり。
あっと言う間に緑のカーテンになりつつあります。



ちっこいけどちゃんとゴーヤ。
今3㎝ぐらい。
どこまで大きくなるのかしら。

もっとちっこいゴーヤの赤ちゃんは、ざっと数えただけでも10個以上あります。



ホームセンターのガーデニングレジのお兄ちゃんが、おばちゃんに

「これ、本当にトマト採れるん?」

と訊かれ

「もう、ムカつくぐらい採れますよ」

と説明していたフルーツトマト。

ほんとにムカつくぐらい採れるのか、好奇心に負けて2株購入。
現在、1株につき15個ずつぐらいの青いトマトが生ってます。

うむ。早くムカつきながらトマト食べまくってみたいものです。
がんばれトマトっち。

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仕事入ります

2008-06-12 01:12:24 | お仕事

先週末に焼いたパン。
ここ数日、ネームに追われていて朝のサンドウィッチも、晩御飯もまともに作れません。
ごめんよ、ダンナ様…

でもまあ何とかセリフネームは出来たので、これからコマ切ります。
明日にはアシさんがやって来る。かんばらねばねば。



最近本当に嫌な事件がいっぱいあって、この間の通り魔事件についても色々と思うところがあるのですが、残念ながらここに詳しく書く時間は無さそうです。

ただ、マスコミの論調の「社会全体の問題として考えなければなりませんね」は、もうちょっと聞きたくないです。
神戸の事件から10年以上ずっと、そう言い続けて何も変わらないんですもの。
何が間違っているのか、うっすらとでも分っているなら、目を背けて異端を排除して綺麗な言葉で片付けて安心するのはやめませんか、と思ったりはしますね。

まあさすがに今回はそろそろ、ちょっとずつ違う意見も出てるっぽいですけど。


たとえ一人の人間の破滅が
彼に連なる多くの人間の
間違いの集積の結果だとしても

それでも彼は その責を負わねばならない

世界はとうの昔に
修復不可能な程に歪んでいる

理不尽な生も
理不尽な死も
甘んじて受け入れねばならない


加納朋子先生の「ガラスの麒麟」の中にある一節です。
ストーリーと、特にこのあたりの文章にいたく共感して、漫画化させて頂きました。
(…のですが、どうにも原作の素晴らしさを伝えきれず、何やらわたくしの読書感想文漫画みたいになっちまったのですが…)

どう素晴らしいかは原作を読んで頂ければ分る筈ですが、こういう事件がある度に、ふとこの物語とこのくだりを思い出します。

世界も社会も、結局は一人の人間の内側から発し、また収束していくものではないかと思ったりします。

自分自身の生と死に責任を持つ事。
それがつまり他人や社会に対して責任を持つ事になるんではと思ったりします。

外から外からではなく、内から内から変えて行かねば、何も変らんのではと思うのです。



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ラズベリー

2008-06-08 00:36:23 | 日記

庭で、ラズベリーがぽこぽこ採れております。


どんどん熟れてくるので、とりあえず何を作ろうかなと思いつつ、ベリーシフォンを作ってみました。
ラズベリーに、ちょっとだけブルーベリーとジューンベリー入り。
甘酸っぱくて美味しいです。


「漫画原稿は美術品」であるとの事で、紛失原稿で出版社を訴えた漫画家さんの話をニュースで見ました。

原稿紛失は、実は割とよくある事のようです。
自分に関して言えば、今回「八犬伝展」で、美術館から展示用に貸与を希望されたうちの一枚の八犬士のカラー原稿が、なんとちょうどその「紛失原稿」でありました。

「八犬伝」は、後半、八犬士が揃った頃からはカラーがCGになっていて、その直前のその絵だけが、最後のアナログ、紙に手塗りの八犬士のイラストだったのですが、当時の編集部(雑誌休刊の為、今はもうありません)に、紛失されてしまっていて。
美術展のご希望が、「8人揃った絵」という事だったので、替わりにコミックス未収録のセル画をお貸しする事となりました。
結果的には、読者の皆様にはほぼ初めてお見せするものなので、かえって新鮮で良かったかもしれませんが。

担当学芸員の方に説明する時もちょっと恥ずかしかったのですが、漫画界ではあまり原画って大切に管理されているものではないようなのです。
何でかなーと思って考えていたのですが、基本の認識がどうも、一点ものの「美術品」というより、どこか「版下」感覚なんじゃないかなって事に思いあたりました。

例えば江戸期の美術なんかでも、絹本等に描かれた日本画や蘭画、肉筆の浮世絵なら、それだけで一点ものの美術品なわけですが、じゃあ同じ浮世絵でも錦絵なんかの木版画はどうなんだろうっていう。
量産品として刷り上がった版画は当時は娯楽品、現在なら美術品として存在しますけど、ではもともとの絵師の描いた版下(版木を彫るために描いた絵)ってどうなっちゃったか。
なんと当時は版木にぺたっと貼り付けられて、一緒に彫られちゃって、はいさようなら、って感じだったようです(悲)。

どうも、漫画界における漫画家の原画も、どこかにそういう「版下」感覚が残っているんではないかという気がしています。

複製原画や、今度展示される原画なんかを見ていただければ分ると思いますが、私の一色(モノクロ)の原画は実に汚いです。
指示だらけで、本当に版下っぽい(カラーはさすがにそこそこ綺麗ですよ、そのまんま印刷されますから)。
まあそれも原画の迫力や面白さではあるのですが。

でもだからといって、ぞんざいに扱っていいとか紛失していいとか、そういう事じゃないわけです。なくなっちゃったら、二度と再現できないですし、編集部にはあくまでお貸ししてるだけですし。
でも、気づいたら自分自身も、印刷終わったものは非常にぞんざいに扱ってしまっていたりして、ちょっと、いや、かなりマズいなと思ったりもしています。

ちなみに、「ブラインドゲーム」のモノクロ原稿も数枚紛失されていたという事実には、他社で文庫になる際に、皆で直しのチェックをしていて気づきました。
複製原画なんて混じってるんだもん、びっくりだよ…。心臓止まるかと思ったよ。
幸い、最近の印刷技術は進んでいるのか、文庫が良い紙を使っていたからか、本になったらほとんど差が分りませんでしたが(そういう問題じゃない?)。


見た目はどうにも版下っぽいかもしれませんが、一応、精魂込めた一点ものですので、どうか大切に扱って下さいね、出版社や印刷所の皆様。

今回みたいに、せっかくありがたい展示のお話を頂いたのに「実は編集部に紛失されてまして…」じゃ、業界的にもちっと恥ずかしゅうございます。







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年仕事も忙しい時期

2008-06-04 15:57:53 | 日記
今年のらっきょうは4キロ漬け込みました。
仕事中は毎度一回はカレーの日があるし、らっきょうは必需品。
一年間、パリパリのまま食べられるように、土付きらっきょうを買って漬け込みます。
洗いらっきょうに比べて格段に手間はかかるんですが、食感を保つためには仕方ありませんね。
今年のらっきょう作業は終わり。
今月半ばには梅作業が始まります。


近所のスーパーで綺麗な紫蘇が安く出ていたので、今年初めての紫蘇ジュースを作りました。
炭酸水とか普通の水ではなく、天然発泡水ペリエで割って飲むのが今年のマイトレンド。
昨年末、京都に行った時にホテルの部屋で飲んだら激ウマで、以来ずっと我が家の定番にしているのです、ペリエ。
それまでも時々飲んでたんですが、味覚のツボはある日いきなりやって来るものですな。
最近ほとんどアルコール類を飲まなくなったので、ちょっと気分を変えたい食事の時なんかにもいいんですよね。



例えばこんなディナーの時とか↓



海老とエリンギと豆腐ようのクリームパスタ。
(あ、でもこの日はモエのロゼを一杯飲んだ…)


沖縄で食べて、あまりの美味に買って帰った豆腐よう。
お店のおばあが「漬け汁はパスタにすると美味しいよ」と教えてくれたので、豆腐ようを楽しんだ後に作ってみましたらば。


「うンまぁぁぁぁーーーい!!」


マジで感激もののウマさでしたよ。ああ忘れられない味。
何といいますかね、ウニと明太子とカマンベールチーズをミックスしたような、深いコクのある豆腐ようの漬け汁に、クリームとぷりぷり海老とエリンギが絡み合って、えもいわれぬ旨味のマリアージュつーか、個性的な素材のめくるめくハーモニーつーか、青森ねぶた祭りのはねとのダンス如きトランス状態つーか(だんだん意味不明になってきた)。

ああ、また食べたい。すぐにも食べたい。
けど豆腐ようって高いし売ってないしで簡単に食べられませんし。
誰かお土産にくれんものかのう…(おい)。
いや、この夏、デパートの沖縄フェアとか狙ってみようかと。


ところでちょっと自画自賛なんですが、最近、わたくしパスタのアルデンテって、かなり完璧なんですのよ。
うふ。
パスタの茹で上がりにぴったり合わせてソースを作り、お皿を温める一連の流れが大変うまくハマるようになりました。
すぐに食べられるように、テーブルのセッティングはダンナ様にお願いしますが。

パスタって10分程の間に、2つ3つの事を、時間合わせて同時に片付けて行くんで、昔はちょっと苦手でした。
なんか焦っちゃって。
でも、慣れるもんですな人間って。
最近じゃソースの種類ごとに太さを変えたパスタの茹で時間にも、またぴったり合わせて全ての工程が片付けられるようになりましたしね。

おかげで「パスタはお家のが一番ウマシ!」と、ダンナ様の定評も頂いてます。
うふうふ。



「非常ノヒト」最終巻、カラーカバーと、刷り出しのセリフ直しは終わりました。
残るは、アシさんが入っての本文の絵の直しと、後書き、青焼きチェックです。
仕事の流れの関係でここで一旦中断しますが、予定通りに進んでますです。
コメント (4)
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