クニブ
南国沖縄には百種類以上のミカンがあるそうだ。シークワーサー、タンカン以外はオートー、クガニー、クニブ、カーブチーなど全く聞いたことのない名前が並んでいる。沖縄方言辞典でミカンを探すとクニブ(九年母)と出ているので、これが最もポピュラーな品種なのかもしれないが、わからない。一方、シークワーサーは近頃の健康ブームで、沖縄のヘルシーフードの一つとして本土の私達にも馴染みのある果物となった。産地は北部やんばる地方、自生のミカンである。そしてシーは「酸っぱい」、クワーサーは「食べさせる」という文字通りの言葉となっている。
旅先でよく目にしたのが、やはりシークワーサー関連商品。ジュースや飴、アイスなどの菓子に果汁が使われている、いわゆる「ご当地もの」である。市場には果実や100%絞り果汁も沢山売られていた。それから定食屋のランチで揚げたグルクン(沖縄特産の魚)に添えられていたり、これまた特産のもずくのタレにふんだんに使われていたり・・と食卓でも大活躍である。熟す前で皮が緑色の時は酸味が強いので、柚やレモンのように使われるようだ。
沖縄で一杯となると泡盛とオリオンビールが定番。他、はずせないと思ったのが「シークワーサーハイ」だ。明るい陽射しのような果汁の色に染まったグラスと添えられた蘭の花の色が何とも沖縄らしい。3月の旅でも太陽は燦々と降りそそぎ、ハイビスカスやブーゲンビリアが咲いて・・・どこかギリシャの島の春を思い出させるような匂いがあった。(さ)
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おいしいんだろうな~~
機会があったら是非行きたい!と思っている
地域の一つです^^
果物も3月でも甘いスイカやパイナップルが
ありましたよ~。
文化も食べ物も、海も・・といろいろ
オススメの沖縄です。
年明け初コメントです。時機を逸しておりますが、今年もよろしくお願いします(ぺこり)
南国=柑橘類 というイメージが強いですが、やはりいろいろあるんですね。
東京にも沖縄料理店が増えて、オリオンビールや泡盛だけでなく、いろいろな料理を食べさせてくれるところが多くなった気がします。
もちろん、そういう店であればシークワーサも美味しいのですが、初めて飲んだのがそういう店ではなかったので、第1印象はあまりよくなかったです(今はそんなことないですが)
沖縄の太陽とシークワーサーハイですか!いいな!夏が待ち遠しいです
マークさんはお元気でお過ごしかなと思っていたところ、日記の更新のお知らせが数日前にあり伺おうとしていたところでした。(後ほど、伺いますね。)
最近の沖縄ブームで缶チューハイでもシークワーサー味というのがあって飲んだことがあるのですが、やはり今ひとつでした。現地で果実をギュッと絞ったものは味が違いましたね。旅の高揚感や店の雰囲気、グラスの蘭の花なども小道具も揃っていますし!
寒いせいで、ついお湯割りになってしまう今日この頃、本当に夏が待ち遠しいですね。