私が一人の心の傷を いやすことができるなら・・・

もし私が一人の心の傷を
いやすことができるなら
私の生きるのは無駄ではない

もし私が
一人の生命の苦しみをやわらげ
一人の苦痛をさますことができるなら

(天使の子、小手鞠るい)




人を喜ばせること、
人を安心させること、
人に期待させることは、
なかなかむずかしいと思います。

いや、最初から
そんなことなんて
考えていないよ、
ただ一人、あの人のことを
喜ばせたいんだ。

と思っていても、
相手にはまったく伝わらない、
ということもありうるのが現実。

むしろ、
そんなことのほうが多い。

伝わって欲しい相手には
なかなか伝わらなくても、

誰かを喜ばせたり、
誰かを安心させたり、
誰かに期待をもたせることは出来ます。

いつかは伝わるために、
そういうことの練習だと考えて、
がんばれる努力が、

本当に「いつか」
伝わるものになると思います。

先日105歳で亡くなった「生活習慣病」という呼称を提案するなど、
医療改革に励んでいた日野原重明さん。

彼の爪の垢でも飲みたいものです。m(__)m