ちょっと気になる世間のこと、自分のこと

気になるアレコレ。自己満備忘録。
勝つか、負けるか、やるだけやるさ。

貯める

2016年02月29日 | 気になる人々
「貯める」というのは、
ちょっと哲学的にいい換えると、
今を犠牲にすることです。

「今、これが欲しい、買いたい」
という欲求を満たすことを我慢して、
未来に先延ばしにする。

(お金の話にきれいごとはいらない、小笹芳央)
 



貯めることが出来ない人。
貯めてばかりで使わない人。
貯めもあるし、使いもする人。

世の中には、
いろんな人がいる。

どのくらい貯めがあれば、
安心できるかっていうレベルも
けっこう違うだろう。

お金ばかりの問題じゃないと思う。

人とのつながり、
学んできたこと、
という貯めもあると思う。

お金がなければ、
学んできたことを活かして、
稼げばいい。

お金も、稼げる能力もなければ、
一時的に、人脈を頼って、
助けを求めればいい。

そういうことを、
何も貯めてこなかった人は、
あるいは貯めてこられなかった人は、
ゼロになった時に、苦しむことになる。(´・ω・`)

もしかしたら、他にも
役に立つ貯めっていうのも
あるかもしれない。


美味しい

2016年02月28日 | 気になる世間
ひとが口にした何かを
「美味しい」と思えるには、
ただ料理の味わいばかりでない。

誰と食べるか、どんな状況で食べるか、
その料理にどんな思い出を持つか、
あるいは料理誕生の過程に
どれほど近しい気持ちを抱くか、等々。
様々な要因が絡むのだ。

(みをつくし料理帖08―残月、高田郁)



好きだからこそ、
そのことを、その人をよく知っている、
という場合があるように、

嫌いだからこそ、
そのことを、その人をよく知っている、
ということもあるように思います。

それは、嫌いも好きも、
時には、同じだけの関心をもって
眺めているっていうことなんでしょう。

やっぱり、よく見ていれば、見えてくる。

ただし、人それぞれのフィルターがあるから、
見れば見るほど、
思い込みが激しくなって、
事実と違う見方をしていることもあるかもしれないですね。(*´∀`*)








生きているということ

2016年02月27日 | おもしろい
生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ
[生きる]

(詩を書くということ、谷川俊太郎)



谷川俊太郎さんの詩を真似て、
自分の思い込み願望を書くと、

生きているということ
いま生きているということ
お金があること
心配がないこと
大切にされること
文句を言われないこと
思い通りになること

みたいな感じになるかもしれない。(*´∀`*)

純粋に、
「泣けるということ
 笑えるということ
 怒れるということ
 自由ということ」
にいつもいつも感動して、
生きていられる心境っていうのは、
私には、なかなか難しい。(´・ω・`)

それでも、
ふと振り返って、
いろんな喜怒哀楽に
なんだか幸せなんだなぁ〜
って思えることはある。

そんなことを、
たまに思い出しながら、
味わいながら生きていけたら、
いいのではないだろうか。


リセットしてもつまらない。

2016年02月25日 | 気になる言葉
リセットしてもつまらない。
生が一回限りでないとすれば
ただの人生ゲームじゃないか。
もしリセットを選べと言われたら
おれは拒否するかもしれないぞ。
...
人生は一回限りのプレイが
許された長大なゲームである。
一度限りの空虚な即興演奏の連続だ。

(ダンシング・ヴァニティ、筒井康隆)



世の中には、
テレビ、パソコン、
ゲーム機、携帯など、
いろんなツールを利用して、
ゲームを楽しめる環境がある。

そして、
ゲームにハマっちゃう人と、
ハマらないでいる人がいる。

リアルさが
面白いと言う人もいれば、

結局はどこかしら
リアルじゃないから
遊ぶ意味を感じない人もいる。

何度でもリセットできるから、
楽しいと言う人もいれば、

リセットしてもリセットしても、
どうしようも出来ないから、
飽きてしまう人もいる。

リセットというのは、
ゲームにとって、
とても大切な機能だと思う。

すべてを真っ白に戻す、
というのは、
また楽しむために、あるいは、
ゲーム機の調子が悪い時などに、
どうしても必要だから。

けれど、人生には、
すべてを消すリセットはない。(´・ω・`)

その場その場で試されて、
選択や判断を求められる連続。

リセットはないけれど、
間違っても、それで終りじゃない。

そこからスタートして、
何度でも何かしらに
チャレンジできる一度限りのゲーム。

リセットはないけれど、
スタートなら何度でも出来る。(p`・ω・´q)


順位づけ、

2016年02月23日 | 気になる言葉
順位づけってのは、
どこの世界にもあるし、
便宜上どうしても必要な場合もある。

でも、一位が必ず
得をするわけでもなければ、
偉いわけでもないんだ。

(シャドウ、道尾秀介)



自分が最下位であることを
確認したいと思って、
ランキングや競争に参加する人は
いないと思います。

1位になれる、勝てるはずだ、
とか自信をもちながら、
順位のつく場面に登場していきます。

しかし、それほどでもなかった、
という現実を知らされた時に、
それまでのワクワク感から
どん底に落とされることになります。(´;ω;`)

そのままの幸福をもっていたいなら、
誰かと比べない方がいいってことなんでしょうね。(*´∀`*)


買い物の値段は たいそうむずかしい。

高いのか安いのか、 それとも妥当なのか。 買い物の値段は たいそうむずかしい。 それどころか 人生の永遠の課題でもある。 (野蛮な読書、平松洋子) お正月には、 ほとんどの売り場に、 「福袋」が並んでいます。 かなり以前には、 その中身は買ってからの楽しみ、 ということが多かったように思うが、 今は、最初から 分かっていることの方が多い。 福袋っていうより、 ふつうの買い物であり、 問題は、その値段で お得かそうじゃないか、 ってことになっている。 何を、いくらで買うか、 いくらだったから買わないのか、 っていうのは、生き様に通じる。 何かを買う、 っていうのは、 お金と交換するばかりでなく、 それに付き合う時間を作る、 っていうことも含めて 決めていることになりますからね。 逆に買わない、っていうのは、 今持っているものと付き合う時間の方を 大切にするってことだろうし。 お金が流通するようになってから、 買い物は、生きることと同じくらい、 大切なことになっちゃっている。 てきとうにやることもできないし、 逃げることも、 まかせっぱなしも、 できないことだろうなぁ~^^