ちょっと気になる世間のこと、自分のこと

気になるアレコレ。自己満備忘録。
勝つか、負けるか、やるだけやるさ。

嫌いだなという感情は、その人と同じ地平にいるから生じるものなのである。

2018年04月29日 | 気になる人々

嫌いだなという感情は、
その人と同じ地平にいるから
生じるものなのである。

同じ地平にいれば
害を受けそうな気がして、
嫌になり、身構えてしまう。
そうではなくて
離れたところから眺めれば、
「またそんなことをしている」
と余裕が生まれる。

(「ちょっと尊敬」される人になる本、齋藤孝)






バカなヤツだと思っていても、
その人に本気で腹を立てたなら、
自分もきっと、
同じレベルかもしれません。

そんなバカなことを、と思いながら、
必死になってそれを調べたり、
覆そうとしたり、
反論するための材料を
集めているとしたら、
十分、その「バカなこと」に
付き合っていることになります。

というより、自分こそ、
バカなことにこだわる、
バカなヤツになり下がっている。(´-ω-`)

分かっているつもりなのに、
意外にも、バカなことから
距離を置くのは難しいことだと思います。

つまり、
バカでないことを一生懸命に
証明しようという行動そのものが、
バカなことなんだからでしょう。

読書のしずく

世界の全てを自分ひとりで理解することなんてこと、できるわけがない

2018年04月28日 | 気になる言葉

世界の全てを自分ひとりで
理解することなんてこと、
できるわけがない。

わからないままで、
様々な選択をしながら
人は生きなければならない。

(太陽がもったいない、山崎ナオコーラ)






年をとれば、
見えてくるもの、
分かってくるものが増えて、

生きるのが楽になるだろう、
自信をもって生きられるだろう、
と思っていたのは、勘違でした。

分かってくるということは、
さらに分からないことが
見えてくるっていうこと。

そして、
場合によっては、
どうでもいいことは分かるのに、

本当に分かりたいことさえ
分かることができないこともある
っていうこと。


手探り状態で進む、
そんな時も多いんですね。(´-ω-`)


読書のしずく

センスを磨くのに一番安上がりな方法が分かるか?

2018年04月27日 | ひとりごと
センスを磨くのに
一番安上がりな方法が分かるか?
最初に、一番良いものを知ることだよ。

(森は知っている、吉田修一)





スーパーで安売りしていた
鶏肉を買い、
昨日それを揚げて、食べてみた。


なかなか、おいしかった。

今は、ネット情報があるから、
レシピやら、作り方ポイントやら、
おまけに動画まで色々見られます。


東京に住んでいた20年間で、
よく食べたもので思い出すのは、
ケンタッキーフライドチキン。

日本に進出してきたのは、確か今から
48年ほど前。
その頃からの付き合い。


今はコンビニなどで看板商品にしてる
ところもあるが、私的な意見ではあるが
これに勝るものはまだ遭ってない気がする。

あの絶妙な数十種?のスパイス加減。

昨日は自分流にアレンジしてみた結果?( ´ ▽ ` )ノ



読書のしずく





人はいつかは必ず死ぬのだからね。

2018年04月24日 | 気になる言葉

病気はキライ。
だけど涙と同情の押し売りは
もっとキライ。
バナナのたたき売りは許せるけどさ。
甘えはキライ。
美化もキライ。

だから闘病記がわたしはキライ。
言っとくけどね、
人はいつかは必ず死ぬのだからね。
だから生きている人は全員、
闘病していることになるんだよ。

(あなたにつながる記憶のすべて、小手鞠るい)






闘病記の本を
とやかく言うのは避けたい。

当人たちの体験について、
未体験の自分が
なにか言うのは難しすぎます。

きっと、
初めて読んだ闘病記みたいな本は、
乙武さんの「五体不満足」
だんたじゃないかと思います。

ベストセラーになっているせいか、
あるいは、誰かに薦められたかは、
よく覚えてません。

ただ、自分が読んだ後、
友人にも「読んでみたら」
と言ったのは覚えています。


下心としては、
「世の中、こんなふうにして苦労して
 がんばっている人もいるから、
 おまえも、しっかりしろ」
みたいな気持ちだったのではないかと。


しかし、自分が、そういうふうに、
本を薦められたら、きっと、イヤだ。

そのことから考えるに、
説教代わりに読ませたり、
「売れる」ために、
闘病記が使われすぎるのは、
かえって逆効果だろうな。(´-ω-`)

読書のしずく

言葉遊びは面白い。(^.^)

2018年04月23日 | 気になる言葉

あなたの人生が
退屈なんじゃなくて、

退屈な人生を求めているのが
あなたじゃないか。

(羊をめぐる冒険、村上春樹)




言葉遊びは面白い。(^.^)

あなたの人生を、
あの人が邪魔してるんじゃなくて、
あの人の人生を、
あなたが邪魔しているんじゃないか。

誰かがあなたを
不幸にしてるんじゃなくて、
あなたがあなたを
不幸にしているんじゃないか。

幸せがあなたから
遠ざかっているんじゃなくて、
あなたが幸せから
遠ざかっているんじゃないか。

神様があなたを
見捨てたんじゃなくて、
あなたが神様を
見捨てたんじゃないか。

どれも、当てはまりそうだから、
不思議です。

これは、きっと、
自分が思っていることについて
反対の見方をすれば、
何か見えてくるものがあるだろう、
ってことなんでしょうね。(^.^)

読書のしずく
ちょっと気になるあの品、この品


買い物の値段は たいそうむずかしい。

高いのか安いのか、 それとも妥当なのか。 買い物の値段は たいそうむずかしい。 それどころか 人生の永遠の課題でもある。 (野蛮な読書、平松洋子) お正月には、 ほとんどの売り場に、 「福袋」が並んでいます。 かなり以前には、 その中身は買ってからの楽しみ、 ということが多かったように思うが、 今は、最初から 分かっていることの方が多い。 福袋っていうより、 ふつうの買い物であり、 問題は、その値段で お得かそうじゃないか、 ってことになっている。 何を、いくらで買うか、 いくらだったから買わないのか、 っていうのは、生き様に通じる。 何かを買う、 っていうのは、 お金と交換するばかりでなく、 それに付き合う時間を作る、 っていうことも含めて 決めていることになりますからね。 逆に買わない、っていうのは、 今持っているものと付き合う時間の方を 大切にするってことだろうし。 お金が流通するようになってから、 買い物は、生きることと同じくらい、 大切なことになっちゃっている。 てきとうにやることもできないし、 逃げることも、 まかせっぱなしも、 できないことだろうなぁ~^^