ちょっと気になる世間のこと、自分のこと

気になるアレコレ。自己満備忘録。
勝つか、負けるか、やるだけやるさ。

ネズミをつかまえる猫は、 猫なで声を出さない。

2014年06月29日 | about me
ネズミをつかまえる猫は、
猫なで声を出さない。


(中国のことわざ)


自分でエサをとれるから、
何ものにもこびなくていい、
ということなんでしょうね。

自分でエサをとれないと、
何かに寄っていかなくては
いけないわけです。

世の中には、
いろんな世渡り術があって、
時おり「猫なで声」を使わないと、
かわいくないなんて
言われたりもします。

けれど、あまりにも使って
自分だけがうまくいってしまうと、
仲間うちから足を引っ張られます。

私は、周りから諭されて、
時に「猫なで声」を使おうとするものの、
途中で、そのバカさ加減にあきれて、
逆に噛み付いてしまうタイプ。

夏目漱石ではありませんが、たまに、
住みにくい世の中を感じます。
だいたいが、自業自得ですが。


どこまでも、
ネズミを自分でつかまえて、
自活できる猫でありたいものですが、
いつかは、誰かの面倒になる時も
あるでしょう。

あまり意気込みすぎることなく、
かと言って甘えずに、
生きる道を見つけたいものです。

「じっくり見る」ことと 「ゆっくり考える」こと。

2014年06月28日 | 気になる言葉
凡人に唯一
必要なものがあるとすれば、
それは、
「じっくり見る」ことと
「ゆっくり考える」こと。

(情熱の伝え方、福岡元啓)


センスのある人には、
すぐに分かることがあります。

それは、きっと、
見るべきポイントを
さっと見つけられるからでしょう。

じゃあ、
センスのない人は、
どうしたらいいか。

センスのある人の真似は、
できないんだから、
時間がかかってもいいから、
見るべきポイントが分かるまで、
見て、学んで、考えるしかないのです。

そういうことの積み重ねが、
センスに似た経験のようなものを
蓄えさせてくれます。

あわてない、
あせらない、
あきらめない…

成長とは、そういうことなんでしょう。

人間は、一度自分で決めた シナリオができあがると・・・

2014年06月27日 | 気になる言葉
人間は、一度自分で決めた
シナリオができあがると、
それに沿わない助言や忠告は
撥ねのける傾向がある。

(死神の浮力、伊坂幸太郎)


いろいろな可能性、パターンが
目の前に広がっているというのに、
人間は思い込むと、

こうなるんだろう、
こうなるに決まっている、
こうなる以外にない、
と囚われてしまう。

良くも悪くも、
そんなふうに
とらわれてしまうと、

それ以外の想像力が、
働かなくなる。

同じ想像力によって、
ほかの選択肢も
見えてくるはずなのに、

それが止まった人間は、
見えなくなったに等しい。

もったいないことだ。
まだまだ、目の前には、
広がりがあるのに…

I love you. と頻繁に使われる様子から 考えると・・・

2014年06月26日 | 気になる言葉
人を育てる一番のコツは
関心を持ってあげること。

(柴田和子終わりなきセールス)


愛という言葉は、
輸入されたもののようで、
日本になじむためには、
やはり時間がかかっただろう、
と想像できる。

実際に、
なじんでいるように
見えるものの、
性的な意味とか、
執着心に近い使い方の
イメージの方が強くて、
意味も偏っている気がする。

たとえば、欧米で、
I love you.
と頻繁に使われる様子から
考えると、

性的なものや執着心よりも、
「あなたに関心があるよ」
「あなたを大切に思うよ」
という意味レベルに感じられます。

そういう重すぎる印象を与えない、
本当の関心を向けられている時、
人は、心に勇気を得て、
やる気が湧いてくるのではないのでしょうか。

人を育てる、
本当の愛を持ちたいもんですね。

ほめられて 嫌な気持ちになる人はいないから・・・

2014年06月25日 | 気になる言葉
「ほめる力」を身につければ、
自己肯定感が強くなるだけでなく、
ほめられて
嫌な気持ちになる人はいないから、
人間関係が円滑にいく。
つまり、人生そのもののクオリティを
高めることができるのだ。

(ほめる力、齋藤孝)


自分が言ってもらいたい
「ほめ言葉」は待っているくせに、

相手が待っている「ほめ言葉」を
言わないでいることは多いものです。

損得を考えていたり、
過去にこだわっていたり、
自分のことで精いっぱいだったり…

そんな時、
場合によっては
他人がほめられている風景に
嫉妬を感じたりもします。

ほめてもらいたい、
認めてもらいたい、
自分の居場所を見つけたい。

そんなことに
心が埋め尽くされて、

他人のいいところに
目が向かないばかりか、

自分の「素」でいい部分にも
気づかなくなってしまう。

ほめるっていうのは、
相手のためでなく自分のためでもある。
忘れがちになるポイントじゃないでしょうか。

買い物の値段は たいそうむずかしい。

高いのか安いのか、 それとも妥当なのか。 買い物の値段は たいそうむずかしい。 それどころか 人生の永遠の課題でもある。 (野蛮な読書、平松洋子) お正月には、 ほとんどの売り場に、 「福袋」が並んでいます。 かなり以前には、 その中身は買ってからの楽しみ、 ということが多かったように思うが、 今は、最初から 分かっていることの方が多い。 福袋っていうより、 ふつうの買い物であり、 問題は、その値段で お得かそうじゃないか、 ってことになっている。 何を、いくらで買うか、 いくらだったから買わないのか、 っていうのは、生き様に通じる。 何かを買う、 っていうのは、 お金と交換するばかりでなく、 それに付き合う時間を作る、 っていうことも含めて 決めていることになりますからね。 逆に買わない、っていうのは、 今持っているものと付き合う時間の方を 大切にするってことだろうし。 お金が流通するようになってから、 買い物は、生きることと同じくらい、 大切なことになっちゃっている。 てきとうにやることもできないし、 逃げることも、 まかせっぱなしも、 できないことだろうなぁ~^^