フラメンコ超緩色系

月刊パセオフラメンコの社長ブログ

しゃちょ日記バックナンバー/2017年03月①

2017年03月01日 | しゃちょ日記

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2017年3月13日(月)その2784◆炎

私を愛してるのか 捨てるのか
それとも私があなたを忘れないといけないの? 
私の気持ちは分かっているのに
遊びならばもうあなたとは別れるわ 
あなたの気まぐれにはうんざり 本当のことが知りたい 
私は愛人なの それともただの友達?
今まであなたは私に真心をくれたのかどうか
はっきりして欲しい
偽りの気持ちで私を抱いていたのなら
あなたの気まぐれに死ぬほど嫉妬する
浮気なあなたはもう私のことなんてどうでもいいのね
後悔したり移り気に振り回されたり信じてみたり
私はなんて惨めで馬鹿なのでしょう
はっきりしてくれないと幸せになんかなれない
あなたを忘れられるように どれだけ思って過ごしたか
これが熱い思いなのか馬鹿げたことか
分からないともう続けられない
あなたに求めても もう何も始まらない
諦めるか わたし一人のものになるかはっきりして
もう私に飽きたのなら あなたとの遊びは終わらせるわ 
Ay lo lailo la ay lo lailo la
       (『O me quieres o me dejas』より)

往く先の視えぬ恋に揺れ惑う切ない真情。
ルンバフラメンカにはストレートな共感がある。
歌い踊るは女王チャチャ手塚。
ソロライヴの主役・ギタリスト鈴木尚のたっての希望でゲスト出演する。
http://www.paseo-flamenco.com/daily/2017/03/1_1.php#005970


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鈴木尚(ギター)大儀見元(パーカッション)と、
チャチャ手塚(ルンベーラ)がラストに歌い踊るのは『Moriré de pena』。

あなたのキス あなたの愛なしで過ごすのは、
なんと辛いことでしょう!
夜明けの暗がりで恋しいあなたを思い
離れていると思い出しては死ぬほど苦しい
秋に花が枯れるように私も枯れて 静寂が私の心を燃やす
テ・キエロ
いつ帰って来てもいいようにドアーは開けたままにして
心細い思いであなたの帰りを待っている
だってあなたの目は遥か遠くを見つめている
テ・キエロ

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2017年3月13日(月)その2783◆突き抜けた!

どーよ、この突き抜けた表情!!!

3/9容昌フラメンコパーカッション・ソロライヴ。
世界初の試み。
確かな実力と愛される人間性がひとつになった熱狂ライヴ。
(撮影:パセオ/小倉泉弥)

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2017年3月12日(日)その2782◆そうは問屋が

きのう土曜、ジェーが少し具合を悪くした。
今朝起きると元気になっていたのでひと安心。
一年半ほど前に生死の境をさまよった彼なので、
ベーシックな覚悟は出来てるつもりだが、
いざとなりゃそんな強がりなんぞアテにならないことも分かっている。

私たち人間にとって死は大問題だが、犬自身にはそうした認識はない。
行く瞬間でさえ、明日もまた共に暮らす家族と会えることを疑うことすらないだろう。
人間もそんなふうにシンプルに行けたらいいと想ったりもするが、
良かれ悪しかれ誰しもいろんなことを抱えているから、そうは問屋が卸さない。
そういう複雑な起伏こそが人生の醍醐味だったりするから、
犬をうらやむのもお門違いとわかる。
ただ、人間なりのシンプルな行き方というのはどこかにありそうな気もする。

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2017年3月9日(木)その2781◆誰やねんっ!?

夕方からは高円寺エスペランサ。
容昌の世界初!フラメンコパーカッション・ソロライヴの設営。
20時開演、本番で初めて判明するナゾの協演者とは、いったい誰やねんっ!?

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2017年3月8日(水)その2780◆しゅわっち!

超早朝出勤でそろそろエネルギー切れの時間だ。
こころのカラータイマーが鳴り響く。
ガソリン補給は急務とみた。
急げ、やきとり大吉はすぐそこだ。
しゅわっち!

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2017年3月7日(火)その2779◆容昌のメッセージ

おそらくは世界初となるフラメンコパーカション・ソロライヴ。
いよいよ今週木曜晩は人気者容昌のパセオライヴ。
http://www.paseo-flamenco.com/daily/2017/03/per1.php#005971
例によって、当日配布プログラムの断片をフライング紹介するが、
協演者の面々はシークレットのままで、なんと私も知らない。
以下は容昌のメッセージ。

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 本日は、おそらく世界初の!?フラメンコ・パーカッション・ソロライヴにようこそお越し頂きました。
 こんなシュールでディープ(になるのではと予想します)な世界を、お時間かけて来て頂ける皆様に深くお礼申し上げます。
 フラメンコに出会ってちょうど10年になりました。
 これもタイミングなんでしょうか、今年、月刊パセオフラメンコさんにこのライヴのお声がけを頂き、自分なりのフラメンコ道の新たな一歩とするべく決心致しました。
 果たしてどのようなライブになるのか、全く予測出来ません。しかし、この「予測できない」という事実を、自分も、そしてお客様にも楽しんで頂けたらと思っております。短い時間ではありますが、心を込めてお送り致します。(容昌)
               
1,Solea por Buleria
2,Guajira
3,Tangos
4,Siguiriya
5,Juego
6,Ida y vuelta (Solea por Buleria)

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2017年3月5日(日)その2778◆いざ失えば

ふだんは当たり前に享受していて、
いざ失えば真っ先に困るのは酸素や水だが、
その次に困るものたちが何であるのか、
常に自覚しておく必要は大いにありそうだと、
もの想ふ日曜夕暮れ。

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2017年3月3日(金)その2777◆ソリスタの気合い

五月に迫る本間静香ソロライヴ。
きのう予約受付をスタートした。
http://www.paseo-flamenco.com/daily/2017/03/3.php#005975

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今朝PCメールを開くと、そのフライヤー画像が送られている。
ほんとうはこちらで手配すべきところなんだが、
現状は企画全体のフライヤー制作で手一杯。
なので気分はやや複雑だが、
ライヴに懸けるソリスタの気合いはシンプルにうれしい。
それにしてもこの写真(阿部和史氏撮影)、これまでの静香のベストショットかも。

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2017年3月2日(木)その2776◆相棒

難曲中の難曲、シャコンヌを楽々と弾いている。
抜群の音程と技術で弾けもしないヴァイオリンを弾いている。
会心のおバカ笑いを浮かべながら、小躍りするかのように。

おそらくは今朝未明に観た夢。
心の片隅にまだこんなスーパーな欲求が潜んでいたとはねえ。

どこまでも得体の知れない潜在意識だけれども、
年齢とともに大まかに整理を進めてきたつもりだった。
無意識と意識とを一本化したほうが、
本音と建前のギャップが小さくなって何かと楽に動けるから。

だがやはり、いつまでたっても無意識という奴は
逸脱と爆笑の宝庫であり、切っても切れぬ心の相棒なのだろう。
てことはつまり、無意識のほうでも同じように苦笑しているのかもしれない。
   
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2017年3月1日(水)その2775◆割れた茶碗に

「梅原猛はけっこういいぞ」

二十歳のころ、四つ上の兄に云われた。
十八で家を出て我がまま放題な暮らしを続けていた私への、
せめてものアドバイスだったかと今にして想う。
身内の助言は案外的を得ているものだ。

茶の間のちっちゃな本棚に入れてある文庫に時おり目を通す。
小一時間読んで、わかっちゃいるけどねえと、毎度苦笑しながら棚に戻す。
粉々に割れた茶碗をご飯つぶで貼っつける程の効果はあると思いたい。

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