日中国交正常化40周年を記念した合作映画「スイートハート・チョコレート」の撮影が北海道で始まり、27日には出演者やスタッフらが北海道庁に高橋はるみ知事を表敬訪問した。
高橋知事は「この映画をきっかけに、中国と北海道の交流がますます図られることを期待します」と一行を歓迎した。
この映画は、上海の映画プロデューサー、米子(ミシェル・ミー)さんが、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭に参加したときに市民の映画への情熱に接して感動、どうしても北海道夕張市で映画を撮りたいと企画した。
「月とキャベツ」などの篠原哲雄監督のメガホンで、映画「レッドクリフ」や日本のテレビドラマ「月の恋人~Moon
Lovers~」などに出演している台湾出身の林志玲(リン・チーリン)が主役を演じる。
3月15日に夕張市でクランクインし、28日で北海道ロケを終了。
その後も夏前まで撮影を行い、今年末に中国での上映を予定している。
この日は米プロデューサー、篠原監督、林のほか、共演者の池内博之、福地祐介、陳廷嘉(チェン・ティンジャ)らが道庁を訪問した。
高橋知事と歓談後、製作発表記者会見に臨んだ林は流暢な日本語で「この映画を通じて北海道や夕張の魅力を紹介したいと思っています。
この映画で描いているのは、愛を信じてくださいということです」とあいさつ。
篠原監督も「チョコレートを通して人の真心の通じ合いを描いた映画で、日中国交40周年にふさわしい作品だと思う。
中国や日本だけでなくアジア、世界に羽ばたいていくような映画に仕上げていきたい」と力を込めていた。
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