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二次元が好きだ!!

SSなどの二次創作作品の連載、気に入ったSSの紹介をします。
現在ストパン憑依物「ヴァルハラの乙女」を連載中。

おススメSS 消滅国家のウィキパディア

2018-05-22 00:00:40 | おススメSS


消滅国家のウィキパディア

SSではありません。
ウィキペディア風に架空の国家を描いた作品です。
それだけでも各世界観をしっかりと描写しており十分楽しめます。

何せ日本が徳川幕府と大日本帝国で分裂した話や、
メキシコ帝国が2049年まで存在する話などなかなか刺激的な設定が数多くありす。

ぜひ見てください。


徳川幕府の近代史

・はじまり
徳川幕府は江戸時代末期の黒船来航とその後の尊王攘夷運動によって日本全土の統一を幕府は失い
日本は天皇による新政府方と幕府方に分かれる事になった。1868年にこの状態は完全に常態化し両陣営は新たな国名を名乗った。
関東地方を分断するように南側を支配し京都を暫定首都とした新政府方が大日本帝国を建国。

北側は幕府を会津に移した徳川幕府が支配する日本共和国が正式に樹立された。
両国は互いの正当性を主張し対立しそれは現代まで続く結果となった。
日本共和国はフランス・オランダ・ロシアと協力関係を構築し
大日本帝国もアメリカ・イギリス・ポルトガル等の国々と協力関係を構築した。
日本共和国と大日本帝国は互いに軍拡を行い両国の軍事力は20世紀に入る頃には列強と肩を並べる存在となった。

・身分解放の御触書
両国が分断された当初、幕府は国家の近代化に務めていた。
そこで打ち出されたのが身分の解放だった。
ただし完全な身分の解放は武士の存在意義を大きく失う事であった為、

幕府はまずを廃止する事にした。
一部では反発もあったがこの政策は問題なく実行され国民の身分を名目上は武士・町民・百姓の三つのみに分けた。
この体制は1985年まで続いたが、地方の発展と人口増加に伴い町民や百姓の区別が曖昧になった事から
その後はさらに改革が進められ最終的には武士と町民の二つとなった。

・日日清戦争による朝鮮半島支配
1894年7月25日から1896年3月にかけて主に朝鮮半島をめぐり大日本帝国と日本共和国と大清国の間で戦争が行われた。
当初は朝鮮半島を巡って大日本帝国と清との間での戦争であったが朝鮮半島が大日本帝国によって支配される事を警戒した日本共和国が
大日本帝国に奇襲攻撃をしかけ参戦し幕府海軍は朝鮮半島の間にあった対馬を攻撃占領、
そこを起点に大日本帝国による朝鮮半島の海上輸送網を寸断した。
幕府陸軍も朝鮮半島へと侵攻し1896年、幕府は朝鮮半島を事実上支配下に置いた。一方、大日本帝国は台湾を取得した。

・第一次日幕戦争
1898年、大日本帝国は一連の幕府による攻撃や挑発に対してついに痺れを切らし日本共和国へと侵攻。
大日本帝国軍は陸路と太平洋側から軍艦8隻を派遣し侵攻を開始。
その結果、幕府軍は関東平野にて敗走し幕府が実効支配を続けていた江戸の南南西地域(関東の平野地帯)を失う事になった。
しかし、それでも山間部の戦いは幕府が征し幕府は山梨県と長野県の一部地域を占領した。

・第一次世界大戦
1924年、幕府は大日本帝国と第一次世界大戦に連合国陣営として参戦した。
この戦争によって日本共和国は国連から南洋諸島の委任統治領を取得した。一方、大日本帝国は南タンガニーカを取得した。

・ナチスドイツとの協力
幕府はナチス政権下のドイツと協力関係をとった。
幕府軍はこれまでフランス式の軍隊の形式がとられていたが当時、
ドイツを訪問していた大老や外国奉行によってドイツの急速な軍拡を垣間見た幕府は
ドイツ式の軍隊を作り上げる事で軍隊のさらなる強化ができると考え軍の制服や戦車を含めて技術供与や軍事顧問団の受け入れなどを受けた。

・日本海海戦(2,26事件)
大日本帝国海軍の艦隊が日本海において偶発的に幕府海軍と衝突し発展した海戦で幕府海軍が勝利を収めた。
なお、この戦争は世界で始めて航空母艦が本格的に使用された事で知られており世界初の本格的な航空母艦である江戸級航空母艦『江戸』
『会津』『武蔵』が使用され大日本帝国海軍との戦いにおいて猛威をふるいその後、世界中で空母の開発競争が巻き起こった。
これらの空母は当時の幕府の将軍である徳川鷹春が第一次世界大戦中に使用された航空機を見て周囲の反対を押し切り建造させていた。






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おススメSS パーシングの末裔・ベトナムの巨龍

2018-05-15 22:17:02 | おススメSS

パーシングの末裔・ベトナムの巨龍

第二次世界大戦後に日本が北海道の南北で分断される。
という架空戦記「征途」の二次創作です。

その中で具体的な描写はありませんが、
ベトナム戦争で頼りになる戦車として活躍した、
61式戦車について思考実験も兼ねて当時の状況などを考察する話です。




2.北海道戦争とT-54ショック

我が国が太平洋戦争末期以降、常にソ連製装甲戦闘車両の驚異にさらされてきたことは、大前提ゆえに割愛する。
61式をあそこまで恐竜化させた直接の原因は、北海道戦争末期に北日本が投入したT-54戦車の存在である。
実戦に投入されたのは戦争末期故に直接の戦闘回数はさほどでもない。

しかしそれまで絶大な信頼を得ていたパーシングを正面から撃破した56口径100ミリ高初速砲。
最大200ミリの重装甲を有する避弾経始に優れた砲塔、水冷ディーゼルとトーションバーによる高い機動性。
これだけの要素を36トンに収めたかの戦車はアイアン・フィスト作戦末期において、多大な衝撃を各国に与えた。

今後ソ連軍と北日本軍と地続きで向き合わねばならない日本国自衛隊。その同盟国米軍など最たるものである。
嘗てのIS-3ショックはパレードの中で起きたものだが、今回は実戦で性能を証明。

量産性にも十分配慮した設計も拍車をかけた。
北海道戦争の優勢を覆さずとも、長きに渡る共産陣営との大戦略に甚大な影響を与えた兵器の一つである。

かの戦争を直接経験した軍隊、
その中で日米の機甲開発の方針は。
特に日本側において大きく変更された。

パーシングの優位は今や危うく、既定路線であった35トン級戦車では発達余裕を含めて話にもならない。
敵戦車に勝利できない戦車に価値はない、事ここに至りも大火力重装甲を実現した戦車を彼らは求めた。





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【予告】弓塚さつきの奮闘記~MELTY BLOOD編 ACT.13「決戦前夜」

2018-05-15 01:20:10 | 弓塚さつきの奮闘記~月姫編

「というより・・・兄さんの手癖の悪さには半分諦めていますから」

いや、手癖が悪いって・・・秋葉。

「ふん、兄さんが既にアルクェイドさんと男女の関係になっている、
 という事実をこの私が知らない――――――なんて思っているのかしら?」

眼をすっと細めそう我が家の鬼妹は宣った。

う、アルクェイドとはその、なんだ。
まあ、勢いで据え膳食わぬは何とやらでやっちまった・・・じゃなく!?

「ご、誤解だ秋葉!?
 俺とアルクェイドとは高校生として健全なお付き合いをっ・・・!?」

「・・・シエル先輩、それと弓塚さんが教えてくれたのですが」

なんとか誤魔化そうとした時。
秋葉が静かに語りかけるように言葉を綴る。
とても美しい響きを伴った音声であるが・・・米神に青筋さえ浮いていなければなお良かった。

「魔術時の魔力が枯渇した時は体液交換、手っ取り早く臥所でまぐあうだとか」

ニコニコと笑みを湛えたまま秋葉は続ける。
コワイ!

「そして魔術的な繋がりが構築されたことで、
 相手の深層意識が夢と言う形で見ることがあるそうです」

一体何が言いたいのか分からない。
しかし、途方もなく嫌な予感がする。

む、繋がり。
魔術的な繋がり・・・いや、待て。
最近昔の夢、それもシキや秋葉達と遊んでいた小さい時の思い出をよく夢に見るけど、まさか。

「気づいたみたいね。
 私と兄さんは「式神行使」の力で結ばれています。
 魔術とは違い魔が持つ異能の力ですが原理原則は同じ。
 繋がりさえあれば無意識の中で相手の意識を覗き込むことは可能」

ましてや、と一拍。
 
「ロアとの戦で元からあった繋がりを兄さんと・・・。
 その、あの・・・キスを交わしたのを契機に繋がりが強化されたのですから」

と、手をモジモジさせながら秋葉は言った。
しかもこちらを伺うように上目遣いで。

なんだこの可愛い生き物?
今日は黒鍵でも降るのか!?






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