金剛(壊)
今話題の「艦隊これくしょん」のSSを紹介します。
内容は『金剛に現実から憑依』してしまう憑依ネタSSであり、
無表情無感情な感情表現しかできないため色々勘違いされる勘違いネタも含みます。
・他者視点
…―けれど。【彼女】は、どうだろうか。
外面こそ金剛という艦娘のものだが。
その在り様は、まるで違う。
そこに、よく知られている金剛という艦娘の姿は無い。
快活で溌剌。
積極性と行動力に長け、周囲の雰囲気を高揚させる抜群のムードーメーカー。
そんな、金剛という種の艦娘の共通特徴が-
【彼女】にはまるで無い。
表情を変えず、言葉を喋らず。
底知れない不気味さ。
得体の知れない、計り難さ。
…けれど、そんなことは。
この第六駆逐隊と彼女達の提督にとっては何ら問題では無いのだ。
彼らは知っている。
【彼女】が、その機械のような瞳の下にどれだけの思いを秘めているのか。
無表情な顔の下にどれだけの温もりを持っているのか。
その強さに。その優しさに。
今まで、どれだけ救われてきたことだろうか。
…彼らにとって、【彼女】は。
出会ってからずっと共に戦ってきた、何よりも頼りになる「仲間」なのだ。
「(あの時からだった、な。俺達の流れが変わったのは-)」
通信を介して戦場と繋がっている鎮守府に身を置きながら。
青年提督は、過去に思いを馳せる。
少しずつ追い詰められていた自分達が新たな道に踏み出すことができた、そのきっかけとなった、あの日。
【彼女】と、出会った日のことを思い起こす-・・・・・
・中の人
ど う し て こ う な っ た 。
いや、確かに艦これには嵌ってたし。
金剛ちゃん来ないかな~とは思ってたけど。
だからと言ってこれはないだろ。
胸が湧き踊り、心が熱くなるような幻想。
それは、二次元の世界だからこそいいのであって。
現実は、平凡平穏が一番なのだ。
そんな俺にとっては、今、身を置いてる状況は非常によろしくない。
何が悲しくて、化け物-深海棲艦と命を懸けて張り合わねばならんのだ。
とっとと逃げ出すに限る…と行きたいが、残念ながらそれもできない。
後ろに視線を向ければ自分の船体の後ろ。
整然と列を形作って続いている駆逐艦と、その分身として顕現してる艦娘達。
第六駆逐隊の面々である。
懸命なその姿と、可愛さ全開な外見は正に至宝。
彼女達と出会えたことはこの世界に来て得た、数少ない幸福の1つだね。
もちろん、あくまで眺めるだけであり。彼女達の嫌がることはしない。
理由をつけて無理やり触るとか言語道断だ。
YESロリータ、NOタッチだ。
…それでも目がにやけちゃうのは止められない。
元の世界の元の外見で晒してたら通報ものだろうなってツラを晒すとこだけど。
今の、無表情金剛フェイスは微塵も動かないので、内心を悟られる心配は全く無い。
自分で見ても不気味な、機械みたいな目だけど。
こういう面でみれば感謝感謝だな。
いくら内心で鼻息荒くハァハァしててもバレないよ!やったね!
と、まあこんな感じです。
戦闘シーンの描写も一人一人のキャラクターの内心を掘り下げているため、
緻密なものとなっており、見ごたえがあります。
ぜひ見てください
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内容は『金剛に現実から憑依』してしまう憑依ネタSSであり、
無表情無感情な感情表現しかできないため色々勘違いされる勘違いネタも含みます。
・他者視点
…―けれど。【彼女】は、どうだろうか。
外面こそ金剛という艦娘のものだが。
その在り様は、まるで違う。
そこに、よく知られている金剛という艦娘の姿は無い。
快活で溌剌。
積極性と行動力に長け、周囲の雰囲気を高揚させる抜群のムードーメーカー。
そんな、金剛という種の艦娘の共通特徴が-
【彼女】にはまるで無い。
表情を変えず、言葉を喋らず。
底知れない不気味さ。
得体の知れない、計り難さ。
…けれど、そんなことは。
この第六駆逐隊と彼女達の提督にとっては何ら問題では無いのだ。
彼らは知っている。
【彼女】が、その機械のような瞳の下にどれだけの思いを秘めているのか。
無表情な顔の下にどれだけの温もりを持っているのか。
その強さに。その優しさに。
今まで、どれだけ救われてきたことだろうか。
…彼らにとって、【彼女】は。
出会ってからずっと共に戦ってきた、何よりも頼りになる「仲間」なのだ。
「(あの時からだった、な。俺達の流れが変わったのは-)」
通信を介して戦場と繋がっている鎮守府に身を置きながら。
青年提督は、過去に思いを馳せる。
少しずつ追い詰められていた自分達が新たな道に踏み出すことができた、そのきっかけとなった、あの日。
【彼女】と、出会った日のことを思い起こす-・・・・・
・中の人
ど う し て こ う な っ た 。
いや、確かに艦これには嵌ってたし。
金剛ちゃん来ないかな~とは思ってたけど。
だからと言ってこれはないだろ。
胸が湧き踊り、心が熱くなるような幻想。
それは、二次元の世界だからこそいいのであって。
現実は、平凡平穏が一番なのだ。
そんな俺にとっては、今、身を置いてる状況は非常によろしくない。
何が悲しくて、化け物-深海棲艦と命を懸けて張り合わねばならんのだ。
とっとと逃げ出すに限る…と行きたいが、残念ながらそれもできない。
後ろに視線を向ければ自分の船体の後ろ。
整然と列を形作って続いている駆逐艦と、その分身として顕現してる艦娘達。
第六駆逐隊の面々である。
懸命なその姿と、可愛さ全開な外見は正に至宝。
彼女達と出会えたことはこの世界に来て得た、数少ない幸福の1つだね。
もちろん、あくまで眺めるだけであり。彼女達の嫌がることはしない。
理由をつけて無理やり触るとか言語道断だ。
YESロリータ、NOタッチだ。
…それでも目がにやけちゃうのは止められない。
元の世界の元の外見で晒してたら通報ものだろうなってツラを晒すとこだけど。
今の、無表情金剛フェイスは微塵も動かないので、内心を悟られる心配は全く無い。
自分で見ても不気味な、機械みたいな目だけど。
こういう面でみれば感謝感謝だな。
いくら内心で鼻息荒くハァハァしててもバレないよ!やったね!
と、まあこんな感じです。
戦闘シーンの描写も一人一人のキャラクターの内心を掘り下げているため、
緻密なものとなっており、見ごたえがあります。
ぜひ見てください
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