夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

氏素性の解らぬ作品 倣漳州窯(明末呉州赤絵) 花鳥図三足変形鉢

2024-02-25 00:01:00 | 陶磁器
ときおり思い出したように入手している呉州赤絵の作品ですが、本日紹介する作品は中国のものなのか日本のものなのかちょっと判別しづらい作品のように思えます。

氏素性の解らぬ作品 倣漳州窯(明末呉州赤絵) 花鳥図三足変形鉢
持手破損 誂箱
最大幅176*最大奥行96*最大高66



虫喰や砂付きが少ないことから中国のものだとしても、このような手は清朝に入ってからの作品かと思われます。



日本からの注文でいろんな用途や形状の作品が作られたようですが、このような形は珍しい(ない?)と思います。



端部には手持ちのような把手が付いていたような痕跡がありますね。



絵は闊達でいい出来ですね。



おそらくは日本で明末赤絵を模倣して作られた可能性が高いのでしょう。実際に多くの作品が明末赤絵を真似て(贋作ということではなく)、日本で作られているようです。

さて何に使おうかな? スープ用の器でも面白そうですね。























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