筆者は頭身が低い方なので(イメージ的には6頭身ぐらい)、アッガイにはとても親近感を覚えます。今回はそのアッガイの頭身をさらに低く見えるようにする試みです。さて、どうなりますやら…。
まだ組み立てていなかったバックパックを組みました。バックパックの裏側にもちゃんとモールドが入っています。設計者のアッガイに対する愛情を…(以下、同文)。
とりあえず本体の完成です。胴体の底に小さいブロックが付いたので、前回の状態よりも脚が短く見えます。
このキット、説明書の表紙の写真を見ると「ひょっとして旧キット(わりと頭身が高い)とあまり頭身バランスは変わらないのでは?」と思いますが、ポーズの取らせ方によってはかなり化けます。カトキ氏によるキット開発用画稿を参考にポーズを取らせてみると頭が大きく見えます。
1.アゴは引いておく
2.脚は接地の限界までガバッと開く
3.手を軽く前に突き出す
4.見るアングルは上の方から…
以上の条件で撮った写真が上の画像です。
それでもなんとなく頭が小さく見えるので、軽くプロポーション改修することにしました。
これは全塗装可能な場合の改修プランですが、ヨダレ掛け(?)のパーツの裏側にパテを裏打ちしてグリーンの線で示した部分を斜めに削って整形します。この後、首のジャバラ状パーツを1段切り詰めてやると首が浮いた感じがかなりマシになると思います。
無塗装の場合でも可能なプロポーション改修は、肩幅を詰めることです。肩幅を狭くすると頭が大きく見えるという目の錯覚を利用するわけです。
まず肩関節の付け根パーツ(D16・17)の裏側の突起物(水色の線で示した部分)をニッパーやデザインナイフで切り落とし、ヤスリで削ってパーツの裏側を完全に平らにします。
写真の右側が加工後です。胴体パーツの内部に肩関節付け根パーツが密着するようになります。片側約1.5ミリの短縮です。この時点ではまだ接着しません。
上腕に被せる半球状の肩カバーのパーツが奥まで入り込むように、胴体内部の仕切り板の切り欠きを削って広げます。3つ上の写真とよく見比べてくださいね。
半球状肩カバーは胴体表面・肩付け根の穴よりもやや大きく、奥まで入らないことが分かりました。そこで胴体の穴を広げます。
道具には肩カバーのパーツに荒めの耐水ペーパーを両面テープで巻き付けて貼ったモノを使います。これを胴体の穴にはめ込んでグリグリと回して削っていくんです。
削る際には削れ方が片寄らないように肩カバーヤスリの向きを変えながらグリグリ回すと良いです。胴体内部の干渉する部分も同時に削れてくれますよ!
写真右側(左肩)が加工後です。腕の可動範囲は若干狭くなったかもしれませんが、これで良しとします(汗)。両側を加工すると合計約3ミリ肩幅が狭くなります。その分、頭が大きく見えるはずです。両肩の加工が終わったら、胴体内部に肩関節付け根パーツを接着します。
ヨダレ掛け(?)裏側に6枚並ぶ板状の部分の外側2枚が、胴体内部で肩カバーと干渉するようなので削りました(写真右)。写真のグリーンで塗った部分も干渉するようなので削ります。あまり削り過ぎるとパーツに穴が開いてしまいますので、ほどほどに…。
肩幅を詰める加工が終わったアッガイ。肩カバーのポジションによっても肩幅の広さが違ってきますので、いろいろポジションを工夫してみると良いと思います。
前回撮った写真(左)との比較。ポーズの取らせ方とカメラアングル、肩の幅詰めによってかなり印象が変わったのではないかと思います。無塗装でもできることは、この辺までが限界でしょうか? でも個人的にはこれで充分満足です。
やっぱりアッガイは可愛いなぁ…(笑)。
まだ組み立てていなかったバックパックを組みました。バックパックの裏側にもちゃんとモールドが入っています。設計者のアッガイに対する愛情を…(以下、同文)。
とりあえず本体の完成です。胴体の底に小さいブロックが付いたので、前回の状態よりも脚が短く見えます。
このキット、説明書の表紙の写真を見ると「ひょっとして旧キット(わりと頭身が高い)とあまり頭身バランスは変わらないのでは?」と思いますが、ポーズの取らせ方によってはかなり化けます。カトキ氏によるキット開発用画稿を参考にポーズを取らせてみると頭が大きく見えます。
1.アゴは引いておく
2.脚は接地の限界までガバッと開く
3.手を軽く前に突き出す
4.見るアングルは上の方から…
以上の条件で撮った写真が上の画像です。
それでもなんとなく頭が小さく見えるので、軽くプロポーション改修することにしました。
これは全塗装可能な場合の改修プランですが、ヨダレ掛け(?)のパーツの裏側にパテを裏打ちしてグリーンの線で示した部分を斜めに削って整形します。この後、首のジャバラ状パーツを1段切り詰めてやると首が浮いた感じがかなりマシになると思います。
無塗装の場合でも可能なプロポーション改修は、肩幅を詰めることです。肩幅を狭くすると頭が大きく見えるという目の錯覚を利用するわけです。
まず肩関節の付け根パーツ(D16・17)の裏側の突起物(水色の線で示した部分)をニッパーやデザインナイフで切り落とし、ヤスリで削ってパーツの裏側を完全に平らにします。
写真の右側が加工後です。胴体パーツの内部に肩関節付け根パーツが密着するようになります。片側約1.5ミリの短縮です。この時点ではまだ接着しません。
上腕に被せる半球状の肩カバーのパーツが奥まで入り込むように、胴体内部の仕切り板の切り欠きを削って広げます。3つ上の写真とよく見比べてくださいね。
半球状肩カバーは胴体表面・肩付け根の穴よりもやや大きく、奥まで入らないことが分かりました。そこで胴体の穴を広げます。
道具には肩カバーのパーツに荒めの耐水ペーパーを両面テープで巻き付けて貼ったモノを使います。これを胴体の穴にはめ込んでグリグリと回して削っていくんです。
削る際には削れ方が片寄らないように肩カバーヤスリの向きを変えながらグリグリ回すと良いです。胴体内部の干渉する部分も同時に削れてくれますよ!
写真右側(左肩)が加工後です。腕の可動範囲は若干狭くなったかもしれませんが、これで良しとします(汗)。両側を加工すると合計約3ミリ肩幅が狭くなります。その分、頭が大きく見えるはずです。両肩の加工が終わったら、胴体内部に肩関節付け根パーツを接着します。
ヨダレ掛け(?)裏側に6枚並ぶ板状の部分の外側2枚が、胴体内部で肩カバーと干渉するようなので削りました(写真右)。写真のグリーンで塗った部分も干渉するようなので削ります。あまり削り過ぎるとパーツに穴が開いてしまいますので、ほどほどに…。
肩幅を詰める加工が終わったアッガイ。肩カバーのポジションによっても肩幅の広さが違ってきますので、いろいろポジションを工夫してみると良いと思います。
前回撮った写真(左)との比較。ポーズの取らせ方とカメラアングル、肩の幅詰めによってかなり印象が変わったのではないかと思います。無塗装でもできることは、この辺までが限界でしょうか? でも個人的にはこれで充分満足です。
やっぱりアッガイは可愛いなぁ…(笑)。