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日々雑感。誰にでも必ず鬼は住んでいる。

やさしい哲学

2013年12月16日 | 参加
   「進行役が提案するテーマについて参加者が問いや意見を出し合い、議論する」という
   哲学カフェに参加した。

   ちょっと難しいかも・・・。
   でも違った。楽しかった。

   ・発言してみる
   ・発言の中に含まれる主張や意見を確認する
   ・出された意見に対して意見を述べる
   ・自分の意見に対する意見を聴いて、どう思うか確認する
   ・意見の前提を問い返す
   ・議論を振り返る

   進行役(主催者)は42歳の男性。
   今日12/14のテーマは「人はなぜ失敗するのか?」
   “失敗の定義”からはじまり“ヒューマンエラー”など、かなりの項目を指導してくれた。

   その中でも
   “責任追及と原因究明を分ける”という項目にひかれた。

   -------

   ・日本の社会では、失敗の「原因究明」と「責任追及」を分けて考えようとしない風潮がある。

   ・日本のように「責任追及」と「原因究明」を同時に行うシステムでは、失敗を起こした
    当事者が刑事責任を避けるため、原因を意図的にねじ曲げて報告するようなことも十分に
    起こり得る。

   ・日本人は、失敗が起こると、その原因を探って事実関係を明らかにする前に、失敗の当事者を
    責め立てて溜飲を下げているようなところがある。
    そして、当事者の処分が決まると問題が解決したかのように思って、もう、失敗のことは
    考えない。
    だから、この国では失敗が繰り返される。

   ・当事者の責任追及をすることも必要だが、それだけでは次の失敗は防げず、むしろ再生産を
    するおそれがある。
    大切なのは、失敗がなぜ起きたのかという原因究明と、二度と失敗を起こさないようにする
    ためには何をすべきかという具体的な対策を立てることである。

   -------

   猪瀬都知事のことを考えながら・・・うなずく。

   毎日のニュース報道は観るに耐えない。
   ここぞとばかりに、引きずり落とそうとしている。
   つまり、引きずり落とすことが目的なのである。

   田中角栄が立派な政治家で・・・
   そういう部分もあれば、違う部分もある。
   まったく、権力とは恐ろしい。国民はうまく踊らされている。

   道元だったか・・・「権力と欲望のかたまりが人間である」といったそうだが全くその通り
   だと思う。

   大したリーダーシップもないくせに、烏合の衆は「叩く」ことで溜飲を下げている。
   マスコミの記者も(いや、記者は正当な取材をしているが)上司が握りつぶすのか?
   何かが、見え見えである。



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2 コメント

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たまには! (ORAN)
2013-12-16 21:26:09
たまには辛口の酒を飲もうか!と言って少し飲みすぎたかな?
シンタローはまずまずのそれなりの男。後継者の猪瀬何某を知事に戴いたのは都民がアホ!
こんなこと、まともに考えるより、喜多嶋隆を読んで、研ナオコでも聞いていりゃ好いんだ。今バックで名画座が鳴っている。tyoiといいよ(ちょっと古すぎるかもしれないけれど、好きなんだもん!)。次は六本木レイン。
昨夜はわがロマンの夜。
Good night! See you again!
Unknown (onibaaba)
2013-12-31 14:41:54
ORANさん
今年は良い年だったようですね。笑
来年もどうぞ、よろしくお願い致します。

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