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「おかえり」と迎える

2017-01-21 22:37:16 | 日記
前々から書いているように、罪を犯した人も必ず社会に帰ってくる。
その時、前科者だからと排除してしまったらその人は救われない。 また罪を犯すだろう。
前科者は、犯罪歴があるから、就職出来ないという。
すれば、金に困ったら、刑務所の方がいいとなる。
刑務所は、作業さえしていれば、三食、光熱費、皆タダで、作業報酬金まで出る。
なぜ、「刑罰」を与えるに、お金を出すのか知らないが、で、刑期が終わったら、嫌でも外へ出ていかないといけない。
しかし、外では、お金が入らない。で、何回も刑務所へ行く人がいる。多い。
どうしたら良いか?分からない。分からないけど、考えないといけない。
2月25日、早稲田大学で、「罪を犯した人の社会復帰を考える」という講演会がある。
要は、私たちー私は除外するとしてもーが、罪を犯した人を「おかえり」と迎えることができるかだと思う。
犯罪など自分と関係ない。と思っている人も多い。
しかし、親鸞も言うように、全ては宿縁のなせる技とも言える。
要は、なんかの縁があれば、私も貴方も殺人犯ということ。
法律家は、人が人を裁く以上「行為責任」の立場に立たざるを得ない。
要は、恵まれない境遇とかは、一般情状として考慮されても、それを重視して裁くことは出来ない。それは、法律家の役割ではない。
かくして、法律家が「プロ」として裁いた結果が、3割の再犯者が、全犯罪の6割を占め、犯罪者の高齢化がどんどん進むという事態を招いた。
今日の毎日新聞には、要介護の犯罪者の為の留置施設が、都内にオープンするという記事が出ているが、ちょっと考えれば、異様なことだ。
異様を異様と思わず、犯罪を犯したんだから、刑務所に行くのが当然と考える皆様、では、貴方は、罪を犯した人がもう二度と罪を犯さないようになる為に何が必要か、言えますか?