だらだら日記goo編

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

クラシックの勧め

2014-10-12 21:15:37 | インポート
タワーレコードに週一回くらい行く。
何より、タワーレコードは、クラシックでは、もう廃盤になって、Amazonなどで高く売られているCDを、復刻したり、タワレコだけで発売する、世界初CD化、なんて作るからたまらない。
僕が、クラシックにはまりだしたのは、大学二年生の時だ。
その時は、CD一枚、3500円した。
廉価盤もあったが、BMGビクターが、蝶々の絵柄で、2500円で出していた。
今でも中古屋に行けばあるが、ミュンシュがボストンを指揮した、チャイコフスキーの悲愴交響曲とかを買ったのを覚えている。
しかし、CDやレコードも不況で、BMGビクターはソニーと合併し、東芝EMIはワーナーパイオニアと一緒になった。
最早、CD一枚3500円、などでは売れないから、一枚1000円だったり、500円なんていうのもある。
いや、高いCDもあるが、高音質を唄い、専用のプレイヤーでなければ聴けない、という奇妙なもので、高音質にこだわる人もいるかもしれないが、わざわざ専用のプレイヤーを求める酔狂も少ないから、すぐ生産中止になった。
でもって、今は、タワレコにはBOXものの輸入盤、50枚で一万円とかいうのが溢れている。
カラヤン、60年代交響曲全集とか、フルトヴェングラーEMI録音とかいうのだ。
しかし、50枚も購入しても、聴いている時間がないから、売れるのだろうか?
クラシック初心者は、あまりに、同じ曲で、違う演奏家のCDが並んでいるから、どれがお勧めですか?なんて店員に聞いたりする。
しかし、当たり前だが、世間的に評判の高い演奏が、その人に合うかどうかはわからない。試行錯誤しながら、自分の好みを作っていくしかない。
僕の場合は、先に挙げた、ミュンシュと、そのあとを受けて、ボストンの音楽監督になった、ラインスドルフの2人の影響が大きい。
二人とも男性的な演奏をするが、ミュンシュは情熱的、ラインスドルフは理知的だ。
タワレコは、音楽だけではなく、対象商品を買うと、国立新美術館でまだやっているオルセー美術館展の音声ガイド利用券をプレゼントするとかいう洒落た企画もやる。
まあ、タワレコに行けば、どのCDを買おうか迷って迷って、一時間くらいは簡単に潰れる。
音楽もネット配信か何か知らないが、やはり、CDを買って、プレイヤーで聴いて、のんびり過ごすのが自分にはあっている。
明日は台風、音楽三昧だな。


2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
エーリッヒ・ラインスドルフのファンなんていまし... (pfaelzerwein)
2014-10-13 00:43:36
エーリッヒ・ラインスドルフのファンなんていましたか。晩年にマンハイムに客演したのを語学学校の学生券で体験しました。最初で最後に聞いたのですが、屈指のブルックナーの八番でした。普段は荒っぽく好い加減な座付き管弦楽団があれほどまともに演奏していたのを知りません。昔のヴィーンなどの雰囲気を伝える立派な名指揮者でした。
僕はラインスドルフのベートーヴェン第九に驚いた... (oki)
2014-10-14 21:14:12
僕はラインスドルフのベートーヴェン第九に驚いたんです。
弾けるようなリズム、強打されるティンパニー、第九のこういう解釈もあるのかと。
ラインスドルフは徹底したしごきで有名ですね。
ミュンシュは晩年のボストンでは、好きな曲だけを気ままに指揮していたと言いますが、たるんだ楽団員に喝を入れたのがラインスドルフでした。まさに職人指揮者ですね。