避難生活の現状理解 「福島復興大学」で県内外の学生
県内外の大学生が福島県や東北地方の未来について話し合う「福島復興大学」は23日、福島市のフロンティアで開かれ、健康調査、避難生活など本県の現状に理解を深めた。
福島医大の災害支援サークル「Fukushima WILL」と日米学生会議復興RT(ラウンドテーブル)の主催。福島医大や福島大、昨年8月に米国内で開かれた日米学生会議に参加した首都圏の大学生ら合わせて約40人が参加した。
日米学生会議復興分科会の報告があった後、福島医大と福島大の大学生が県内での災害支援ボランティアの活動を紹介した。農業や医療、教育、マスコミなどの専門家は本県の現状や復興の在り方などを述べた。
学生らは6グループに分かれてグループディスカッションを行い、専門家の意見を参考に復興のために自分たちに何ができるかなどを話し合った。
24日は川内村を訪れ、再開した企業やサポートセンターなどを視察するほか、仮設住宅で住民と懇談する。
福島市出身で日米学生会議に参加した野地洋平さん(一橋大大学院)は「県内外のそれぞれの視点を基に情報を共有し、復興に向けた行動を起こすきっかけづくりの場にしたい」と話した。
2013/02/24 09:04 福島民報
県内外の大学生が福島県や東北地方の未来について話し合う「福島復興大学」は23日、福島市のフロンティアで開かれ、健康調査、避難生活など本県の現状に理解を深めた。
福島医大の災害支援サークル「Fukushima WILL」と日米学生会議復興RT(ラウンドテーブル)の主催。福島医大や福島大、昨年8月に米国内で開かれた日米学生会議に参加した首都圏の大学生ら合わせて約40人が参加した。
日米学生会議復興分科会の報告があった後、福島医大と福島大の大学生が県内での災害支援ボランティアの活動を紹介した。農業や医療、教育、マスコミなどの専門家は本県の現状や復興の在り方などを述べた。
学生らは6グループに分かれてグループディスカッションを行い、専門家の意見を参考に復興のために自分たちに何ができるかなどを話し合った。
24日は川内村を訪れ、再開した企業やサポートセンターなどを視察するほか、仮設住宅で住民と懇談する。
福島市出身で日米学生会議に参加した野地洋平さん(一橋大大学院)は「県内外のそれぞれの視点を基に情報を共有し、復興に向けた行動を起こすきっかけづくりの場にしたい」と話した。
2013/02/24 09:04 福島民報