大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

タブロイドギャラリー オープニングパーティに出席して

2011-02-21 14:47:33 | 美術

会田誠
紐育空爆之図(戦争画RETURNS), 1996
襖、蝶番、日本経済新聞、ホログラムペーパーにプリント・アウトしたCGを白黒コピー、チャコールペン、水彩絵具、アクリル絵具、油性マーカー、事務用修正ホワイト、鉛筆、その他(六曲一隻屏風)

 2月18日、高橋龍太郎先生のコレクションを拝見しに、タブロイドギャラリーにお邪魔しました。当日は『高橋コレクション 日の出』のオープニングレセプションという歴史的な記念日になり、約300名の来場者があったとのことです。とても盛況で結構顔見知りの方が大勢いて、いろいろ見聞する事ができ学ぶことの多いパーティでした。特に長年の盟友でありいい意味で宿敵でもある、僕の師匠三潴末雄さんとはお互いに腹の探り合いというか、大人の付き合いをさせていただきました。いずれゆっくりと三潴末雄さんの人物像と僕との大人同士の『お遊び』については時期を改めて詳述させていただきたいと思います。ということで、高橋龍太郎コレクションの重要な作品のほんの一端を今回拝見できてとても幸運でしたが、一番目を引いた作品はやはり、会田誠君の『ニューヨーク空爆の図』の屏風でした。彼が襖に日本の新聞とアメリカの新聞を交互に貼付けてその上から絵具を塗り付けているところがコンセプチュアルアートの極北という感じがしました。まぁ、いろんな絵画に対する見方、解釈の仕方はありますから…タブロイドギャラリーのオープンというのは日本の現代美術の新たな動き、静かな幕開けを感じる予感がします。タブロイドギャラリーの誕生によって日本のアートシーンも大きく風向きが変わるのではないでしょうか。
 帰りがけ、三潴さんと僕、女性スタッフ2名の計4名で新橋の有薫酒蔵でお酒を飲みながら軽く食事をしました。三潴さんとは20年近くおつき合いさせていただいてますが、生まれてはじめてご馳走になりました。

 
右の作品はタッチの差で高橋先生に負けました。

    
僕の師匠です。ここ2年間散々いじめられました。

     
紐育空爆之図の襖の裏は破けていました。


個人的にはこの作品が一番テイストです。


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